2020年02月13日
親連れて高雄に行ってきたよ⑨お久しぶり台南

高雄4日目。今回は中日が3日という事で、内1日は足を延ばして台南に行くことに。
台南の観光地ならソコソコ人も多いだろうと考え、台南行きを月曜日のこの日に残しておりました。
さて、台南。前回行ったのはいつだっけ?と思い起こせば、んぎゃ!13年前!
寝起きにゴロゴロお布団で台南へのルートを確認。
自強号(特急)の指定席を買うのが面倒で、今回は悠遊カードでそのまま乗車できる普通車に乗ることに。
問題はその本数。30分に1本という事で、できれば待ち時間は少なくしたい。
あらかじめ乗る列車を決めて、MTRと乗り換え駅を確認して準備OK!と思いきや、
例によってオトウトと父のシャワータイムでホテルを出るのが遅くなり、時間ギリギリ。
時間節約のため、先にひとりで駅に向かいATMで2000TWDを降ろして、
全員分の悠遊カードのチャージを済ませて家族を待つも、結局目の前でMTRを逃し、
乗車予定だった台鉄には乗れないことが確定。
あー30分駅で待つか・・・と思いつつ、ふとMTRの車内にある路線図を見ると、
この先の橋頭火車駅も台鉄に接続されているらしい。
ひょっとして橋頭火車駅で乗り換えたら、元々乗る予定だった列車に追いつけるかもしれない。
しめしめ。期待を胸に家族に「ルート変える。このまま終点の手前まで行くから」と指示。
このMTRのレッドライン、昨日訪れた製糖工場のあるエリアと同じ路線で、2日連続で同じ景色を見る事に。
はてさて、無事に乗る予定だった台鉄の普通列車に追いつけるか調べてみると、ビンゴ!しかし、
の・・・、乗り換え時間1分?!
MTRから1度改札を出て駅を移動し、今度は台鉄の改札を通って乗車・・・。
ハイ、オワター。
これを逃すと次の列車は30分後。
一応努力だけはしようと乗り換え時間が1分であることを伝え、、ドアオープンとともに駅をダッシュ!
MTR側の改札を抜け、台鉄の文字を探すとすぐに発見。近い!!これならイケる!!
同じ悠遊カードをタッチして改札を抜け、十分余裕でホームに到着。
ま、まさか本当に間に合うとは思わなかった。MTRの駅と台鉄の駅が予想外に近かったのが良かった。
しかしここで母親が台鉄側の改札で悠遊カードをタッチせず改札をスルーしていたことが判明。うぉい!!
結局台南の駅で多めに乗車運賃を支払うハメになってしまった(多分高雄駅からの運賃)。
さて、無事に台南に着いたところで市内観光。
昨夜検索していて、台南はUber非対応であることが判明。
駅前には巡回観光バスの受付もあったけど、本数少ないし割高だしで結局路線バスを利用する事に。
Google Mapとバスの到着時間が分かる台湾バスアプリと悠遊カードをがあればどうにかなる事は
前回の台中旅行で実証済み。早速Googleセンセに言われるがまま、指定された番号のバスに乗車。


↑ 車内から見た台南庁舎。休館日のため行けなかったけど、ステキな外観だった
車窓から見る台南、何だろう。初めて台湾に来た時と印象が全然変わらない気がする。
前から知っている台湾の景色のまま。10年くらいじゃそんなに変わらないとは思うけど、
広島駅周辺だって10年でかなりガラっと変わったよ。この変わらなさはちょっとホッとする。
まず向かったのは、Google Mapで画像を見て気になったこちら。
德記洋行 (台灣開拓史料蠟像館)

アンコールワットのタプロームを思い出す、ガジュマルの木が侵食した写真が気になり、今回訪れることに。
まずは入り口で入場料をお支払いしようとすると、
台南の指定された5つの観光施設のうち4つまで入場できるジョイントチケットがあるらしい。
あまりよく考えず4人分のチケットを買ってしまったけど、そういえば父はシニア割引で半額だったし、
”疲れたからもう帰ろう”というパターンも考えると先にジョイントチケットを買ったのは失敗したかもしれない。
気を取り直して入場。
こちらの建物、元はイギリスの貿易商の建物で、現在は資料館として観光客が訪れる施設。
お目当ては敷地内にあるガジュマルの樹。
持参のコンデジではとても迫力ある画は撮れそうにないけど、実際にどんなものか見てみたった。

ガジュマルというのは相当生命力が強い木らしく、朽ちた倉庫のレンガの隙間を埋めるように枝が入り込み、
完全に建物を侵食している。うおぉ!これはスゴイ!!

こちらは元々倉庫として使われていた建物らしい。木々は倉庫の天井までびっしり枝を伸ばしている。
そうそう!これを見たかったんだよ!!昨日の工場跡といい、こういうのツボだなぁ。

見学用に作られた足場があるので、この独特の光景をいろいろな位置から見ることができる。
敷地内にあるカフェやスーベニアショップもオシャレでいい感じだった。

子ども向けのスタンプラリーか何かなのか、
ナゾのキャラクターたちが雰囲気をぶち壊しているのは否めないが・・・。

↑ 廃墟×ナゾのキャラクター
「しょぼい」とか「わざわざ行くほどではない」というクチコミもあったけど、かなり自分の好みのジャンルで、
博物館含め1時間半もここで時間を費やしてしまった。あー、ハラヘター。
ここから有名な観光地「安平古堡」までは徒歩10分。
テクテク歩いていると、通りすがりのスイーツショップで母の足が止まり、仕方なく入店。

こちらは「芋圓(うえん)」という里芋やタロイモから作られる伝統的な台湾のスイーツらしい。
モチモチの芋餅に豆のペースト、タピオカ、アイスクリームも入っていたような。
あまり自分から好んで食べたいとは思わない系だけど、歩き疲れた体に甘さが染みて旨かった。
さて、元気を取り戻したところで、先ほど購入したジョイントチケットを使って「安平古堡」に入場。
安平古堡

ここは13年前の初台湾旅の時に当時一緒に行動していたメンツと来ているハズなのだけど、
こんな感じでしたっけ。全然覚えてねえや。

オランダ統治時代の17世紀に建てられた台湾最古の城塞らしい。

青空に映える真っ赤なレンガが印象的ですが、ここにもガジュマルの樹が侵食。
長い歴史を感じる。

長い階段にひるみつつ、何とか登り切って城の上から下界を一望。
平日というのに団体客や遠足の子どもたちも多かった。さすが有名観光地。
バスで移動する前に「安平老街」もチョロ見。
歩いているといろいろなお店から名物のエビせんべいの試食をもらった。ビールのつまみにえさげ。
このあたりの路地裏も、雰囲気があっていい感じだ。


ここでは台湾バスのアプリが活躍。
乗りたい路線を表示させると、あと何分でどのバス停に到着するかが分かるようになっている。
そろそろバス来るなと思ったタイミングでバス停に移動し、無事に乗車。
続いて目指すのはこちらも台南の有名な観光地「赤崁樓」。
バス停が降りたところでお昼時を過ぎていたので、先に台南名物の「担仔麺」を頂こう。
台南度小月担仔面

場所が「赤崁樓」のお隣なので、観光コースにちょうどいい。
本当はビールがある別のお店に行きたかったのだけど、お昼の営業時間を過ぎたためこちらの店に。
それぞれ汁なし、汁あり、米粉、飯をオーダー。
台湾はつい食べ過ぎてしまうので、麺がこれくらい少量なのは嬉しい。
台南市内にたくさん店舗を持つお店らしいけど、オープンエアで入りやすい雰囲気。
観光地なので日本人も珍しくないのだろう。ごちそうさま。
Posted by マホチン at 12:00│Comments(0)
│両親と行く1月の高雄旅