2007年06月13日

台湾へ#6 台湾最後の夜

※ 沖縄、台湾旅行の回顧録をちょっとずつアップしています。

台湾へ#6 台湾最後の夜














台湾でのんびり過ごすのも今日で最後。
台湾に来て初めて電車に乗り、古都『台南』を目指す。

温泉とか山岳地も行きたかったけど、ずっとイレギュラーな旅を続けてきたので、
ここはメジャーなところに行くべきだろうと思ったのだ。

どうしても熱帯の暑さに弱いオイラたち。
今日は早朝に出発してお昼に休んで夜遊ぶ作戦にする。

とりあえずサンドイッチを買って駅に向かう。
数日前、ATMを求めてさまよった駅がどこか懐かしい。
券売機は非常に分かりにくい。料金と時刻を確認し、とりあえず片道を窓口で購入。

台湾へ#6 台湾最後の夜










自強号(特急)で107元。やってきた列車は日本の新幹線のような車内。
指定席で足下も窓も広い。これでこの距離で400円弱とは安すぎる。おそるべし台湾の鉄道。

気分は『世界の車窓から』ルンルン気分でサンドイッチを食べながら景色を楽しむ。
高雄を抜け、住宅地を通り、景色がグングン変わっていく。

30分で台南に到着。まずは駅付近を散策。赤嵌楼は入館料50元ということで、入るのを止める。
みんな金銭感覚は同じ。

賑やかな音が聞こえてきたので路地を進むと、男性が演舞をやっていた。

台湾へ#6 台湾最後の夜










台南名物の担仔麺を食べに行く。
開店ギリギリに行くと、お店のおばちゃんが何か行ってきた。
『10時開店と書いてあるけど、10時半開店よ~』・・・と言ってるらしい。ナンじゃそりゃ。
座りたかったので 『待』 と書いておばちゃんに見せると通じた。

サンドイッチを食べたばかりで苦しかったけど、担仔麺は本当に旨かった(画像)
オイラはビーフンに、他のふたりは違う麺でそれぞれいただく。
とにかくスープが旨い。パクチも美味しかった。

一同大満足でお次は安平に移動することにする。
近距離なのでタクシーにするか思案していたら、あっさりバスがやってきたので乗車。
前入金制のバスに、18元を手のひらに乗せて、「OK?」と聞いたら、10元だけで良いらしい。
えーと37円。安っ。

バスの通り道はなかなか面白い。市場や商店がゴチャゴチャしていて、歩くだけで楽しそうだ。
貸し切り状態のまま、およそ20分ほどで安平に到着。ホントにいいんかい?

安平古ホは入館料50元。バス代安かったし、ここは入館。
50元を1000元で支払ってたら、隣のお姉さんに『日本人?』と聞かれる。お姉さんはツアーガイドで、
『おつりちゃんと数えた方がいいよ』と親切に言ってくれた。

職員のおじちゃんは以前神奈川に住んでいたらしく、流ちょうな日本語で説明してくれた。
新幹線工事の際、日本語通訳もしていたらしい。
「君が代」歌える、「いろはにほへと」が言える、日本人より日本人らしい人だ。

それにしてもオイラ、あまりに歴史を知らない。鄭成功も台湾の歴史も会話についていけない。
今度旅するときは、その土地の歴史を勉強しないといけないな。

煉瓦に日本瓦の造りが不思議な感じ。
クーラーが効いていて、3人にはそっちの方がありがたかった。
建物の中と庭を見て、出ようとしたら、おっちゃんが記念のカードをタダで作ってくれるという。

この入館証明カード、銀行のカードのようになっていて写真付き。
今日から1週間の保険も付いているというではないか。すげえ!!
写真入りで即発行。それにしてもおっちゃん、よく喋る喋る。

台湾へ#6 台湾最後の夜










続いて安平散策。コンビニで休憩しながら、出店が連なっているところを散策。
やっぱり楽しい。魅惑の出店を買い食いしながら進む。ここは蝦が名物らしい。

ひとくちもらった西瓜ジュースは、飲んだ瞬間日本の夏の香りがした。
ちょっと歩いてテラスでアイスクリームを食べながら小休止。

台湾へ#6 台湾最後の夜










ここでもアクセサリーを購入。600円弱なので、もう1個買えば良かったかな~と後で思った。

なんだか今日は食欲が全快らしく、本日?度目の食事。
この旅初めてのちゃんとしたお店。でも安い。

牡蠣、蝦、炒飯、めっっっっっちゃ旨い。これでひとり250円くらい。
再び魅惑の出店を縁日気分でプラプラ歩き、バス停へ。今度は来るのが遅い。

台湾へ#6 台湾最後の夜













帰りのバスは、かなり遠いところまでまわり台南に帰るというコースらしく、
37円で1時間の乗車時間になっていた。

鄭成功のお母さんにちなんだ建物を見ようと思ったら、閉館前。
仕方なく広場を散策。台湾はどこに行ってもお祭りモードだ。

帰りは特急ではなく普通列車で。だけどやっぱり指定席で快適。
1時間かけて高雄に到着。

最後の夜はやっぱり夜市・・・と思いきや、スコールみたいな雨。
『止むから、スコール見物しながら待ってよう』という金ちゃんの言葉通り、本当に雨は止んだ。
牡蠣が食べたくて食べたくて、牡蠣オムレツの屋台へ。

超ーーーやる気のなさげなお兄ちゃんの店で、牡蠣オムレツと炒飯を頼むと、
『ちっ、注文しやがって』みたいな顔つきで、やる気なく作り始めたのだが、出てきた料理は絶品。
『兄ちゃん、やるときゃやるんだね』と言いながら食べる。

台湾へ#6 台湾最後の夜










ビールを買って、胡椒餅を食べ、お楽しみのマッサージへ。

台湾へ#6 台湾最後の夜










1,000円チョイという価格が申し分けなく思えるくらいちゃんとやってくれる。
初日のマッサージとは比べ物にならないくらい痛気持ちいい。
隣の金ちゃんは気絶しかかる痛さだったらしい。

結局ほとんど買い物できなかったので、せめてホテル近くの日用雑貨に寄る。
今回食べられなかった牛肉麺の袋を買ってみる。
ホテルに帰って荷造り。空調が効きまくっているので、室内でも洗濯物が良く乾く。

台湾最後の夜は名残惜しく過ぎていく。


【今日の家計簿】

電車(特急) 高雄→台南 約395円
電車 台南→高雄 約307円
バス 約37円 約37円

【朝】サンドイッチ 約74円 担仔麺 約185円
【昼】牡蠣オムレツ、蝦炒飯、蝦 約259円
【夕】牡蠣オムレツ、蝦炒飯 約148円
  胡椒餅 約111円 飲茶 約55円

アイスクリーム 約111円
豆乳 約74円
キャラメルマキアート 約92円
ビール 約111円 約92円

入館料 約185円
足裏マッサージ 約1110円

袋ラーメン(土産用) 約92円
お守り(ばあちゃんの土産) 約259円
アクセサリー 約555円

【泊】 新源大旅館(シングル) 約1665円


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Posted by マホチン at 03:11│Comments(0)台湾の旅
 
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