2016年12月10日
周防大島1泊2日の旅
めっきり書くのが億劫になってしまいましたが、たまには残しておきましょうかね~、
という事で、今回の旅は近場の山口でございます。
行ってきたのは曾祖母が住んでいた 周防大島 。
昔昔、周防大橋がまだ有料だった頃、
退屈なロングドライブを経て親に無理やり連れて来られていた思い出の周防大島(遠い目・・・)。
近年は移住者誘致にも力を入れ、オサレなお店や施設なんかもどんどん増えているようで、
離島への定期航路を利用した「スナメリ鑑賞ツアー」なんかもあったり、
あれ、こんな観光で行くような島だったっけ(続きはウェブで→周防大島ドットコム)
「瀬戸内のハワイ」なんて、全国どこにでもある「〇〇の小京都」的安易なネーミングだなぁと思いつつ、
島内を車で走っていると、沖縄の離島でもしまなみ海道でも感じた事のない空気と景観に、
”あの山はダイヤモンドヘットかしら”(←行ったコトない)という気分になり、
「あーなんかハワイっぽーい。行ったコトないけど」と、何度も呟く私。
ここなら老後暮らせるな、とまで思ったり。土地あるし(←親戚の)。
元々は去年尾道の別荘に泊まった仲良し4人でまたコテージに泊まりたいなぁと思ったのがきっかけで、
周防大島は広島からのアクセスも良く、早速夏の間にオーシャンビューのコテージを予約。
当日9時に広島市内のスーパーで集合し、朝から酒やら食材やらを買出し。
チーズフォンデュの素とか島のスーパーに無さそうだし・・・。
そして車を走らせる事1時間半。
はい、みかん畑~。
↑ わーいミカンだミカンだ。
1週間前に4~5軒の農家に電話をして、やっと営業を確認できたのが松田農園さん。
人生初のみかん狩りは、おひとり様たった500円で楽しめるアミューズメントパークでした!!
↑ ミカン畑ごしの瀬戸内海。どちらも良い眺め。
入り口でハサミを受け取り、
仮設トイレでドキドキしながら用を足し(←人生初のイチゴ狩りで、携帯をボットンに落とした前科アリ)、
みかん畑ビューにコーフンしながらお味見。まーいーうー。
大きいミカン、小さいミカン、甘いミカン、すっぱいミカン、
お気に入りのミカンの木を見つけて食べまくる事数十分。たぶん8個食べた。
私以外は詰め放題で900円の袋を買って、必死にミカンを詰めまくってました。
↑ 夜のコテージで運動会の玉入れ方式で詰め放題のミカンを数える図。
続いてGoogleMapで発見した展望台へ。
ここ凄い絶景だった。
飯の山展望台
↑ 360度遮るものがないわよ。
↑ ポールが劣化しているというスリルも味わえるわよ。
↑ 人がゴミのようだ~(byムスカ)といつも言いたくなる。
ここ、ネットでもほとんと情報がないせいか、トイレ付の立派な展望台なのに全く人が来ず。
景色も凄いけど、ここまでの道のりが離合が恐怖過ぎる山道なので注意!
(あ、ちなみに「離合」って方言らしいよ。私最近知って驚愕したアルヨ)。
先ほどのミカン8個は瞬く間に消化され、
夕方も近いのでお昼は島名物の「いりこラーメン」を食しに、事前に検索したお店へ。
たちばなや食堂
市内のチェーンのラーメン屋に慣れた我々には刺激的な店構え。
年季の入った出前のおかもちとか漫画でしか見た事なかったわ。
↑ 魚の優しさ染みるあっさりラーメン。かなり好き。
地元で愛されるラーメン屋と思いきや、
来る客来る客のオドオドぶりに、あーあの人もこの人も食べログなんだなと推測。また来よっと。
続いて「しあわせ祈岩」のひとつとされる「巌門」へ。
「巌門」
波の浸食でくり抜かれた奇岩までちょっとした山道を歩く事数分。
写真で見るよりもずっと大きい独特の岩肌が登場。
↑ 足場がいっぱいあるので、ボルダリングできそう。
ちょうど干潮だったので、くり抜かれた岩場へ歩いてみた。
流れ込む海水のチャポチャポ言う音を聞いてると、お腹の中に帰ってきた気がするのは自分だけかしら。
↑ 夕日もキレイだろうな。
干潮の時だけ歩いて渡れる島なんていうスポットもあったのだけど、
Aコープで買った氷の溶けが気になってしゃーないので、キャンプ場にチェックイン。
片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場
お布団も調理器具もバストイレもすべて揃ったコテージを予約。
唯一無くて困ったのはグラスな(人生初、味噌汁のお椀で赤ワインを飲むの巻)。
ホットプレートを持参し、夜はチーズフォンデュにステーキに刺身で宴会。
仲間のひとりが「5年前のヤツだけど・・・」と持参した花火を持って、夜の浜辺へ。
なにせ5年前の花火セット。
火柱が上がった時は「着いたー!!着いたー!!」とキレイうんぬんよりも、着火した喜びに沸く我々。
コテージに戻ってお風呂に入ったり、
誕生日の祝いをしたり(島のケーキ屋さんが腱鞘炎でケーキが作れないというハプニングあり)、
仲間の一人が食べ過ぎてマーライオンしたり、真冬の海もいいわね。
翌日は天気予報通りガッツリ雨だったので、私ひとり張り切っていたハイキングは早々に諦め、
チェックアウトギリギリまでのんびり滞在(12時アウトありがたい!)。
道の駅に立ち寄った後は、
こーゆー機会じゃなきゃ行かないジャン!!と我が地元岩国が誇るテーマーパークへ。
地底王国・美川ムーバレー
地元だけど行ったコトがなかったムーンバレー。
B級感を楽しもうと思って行ったら、いやいやフツーにA面のヤツでした、はい。
(じゃらんより)
鉱山跡を利用したテーマパーク。旧坑内は、古代伝説の地・ムー大陸をイメージした神殿や神秘の湖など15のゾーンが迷路で結ばれていて、夏も涼しい。 屋外では砂金取りも楽しめます。
フツーにライトアップされた旧坑内を歩くだけでも楽しいんだけど、
ライト付きのペンと冒険ブックを持って、ミッションをクリアしていくというのがこの施設の楽しみ方。
世界中に残る超古代文明のオブジェがいっぱいあって、ミッションを解きながら世界の謎にワクワクしたり、
まさに雨の日には持ってこいな施設。
鉱山跡なので真夏でも極寒かと思いきや、空調が入ってて寒さはまったく感じなかった。
↑ ちょっとクスっとする売店コーナーの看板
ちょうど山賊も近いので、帰りは10年ぶりに寄っちゃいました。
山賊
中国地方の人以外はご存じないかもしれませんが、
山口県のド山中にド派手な店構えを持つテーマパークのような飲食店。
広島の若者は免許を取ると意気揚々と浮かれポンチでやってくるのが山賊なのです。
↑ ド山中なのに深夜まで営業
ひっさしぶりに来たけど、自分の記憶よりさらにド派手だったわ山賊。
屋外のコタツ席で山賊むすびをイタダキマス。
というわけで2日目はずーっと雨だったけど、
美川ムーンバレー&山賊という新コースを開拓した我々でした。アリやな。
↑ ライトアップされた紅葉もキレイ