2019年07月30日

18きっぷで行く小倉競馬の旅

18きっぷで行く小倉競馬の旅

ああ、世間はもう夏休みですか。

大人になって夏休みからはすっかり遠ざかって早ウン十年。
しかし、私たちにはコレがある!

そう、青春18きっぷ

というワケで、アラフォーおばさん、西へ行ってきたよの巻。

以前、旅友なかむに誘われて行った東京競馬場で思った以上にエンジョイした私。

その後大阪旅行のついでに京都競馬場にも寄り道した事もあり、
よーし!ここは小倉競馬場にも行っちゃうか!というノリ。

といっても競馬自体にハマったワケではなく、
競馬場でお馬さん見ながら昼ビール呑むぜ!といういつものヤツです、ハイ。

広島から小倉は新幹線では1時間足らずですが、在来線となると所要時間4時間!ヒィィィ!
とはいえ、新幹線で往復1万円以上する移動が、18きっぷだとどれだけ乗っても1日2,370円!
うむ。ここは1日をフルに使ってゆっくり移動するとしよう。明日は日曜だし。

フルに遊ぶため、出発は始発。

というワケで、一緒に小倉に行く友人は我が家に前泊。
「前夜祭じゃー!」と言うて、自家製燻製料理(←まだ飽きてない)をつまみに呑んだくれたら、
翌朝まさかのグロッキー。あ、アカン。まだ酒残っとる・・・。

それでもどうにか始発列車に乗り込み(思ったより人多し)、
岩国で1度乗り換えて下関に到着する頃には体力も食欲もどうにか回復。

さて、九州に入る前に朝ごはん。というワケで、下関駅でバスに乗り換えて向かったのはこちら。

唐戸市場

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言わずもがな週末は多くの観光客で賑わう下関をきっての観光地。

18きっぷで行く小倉競馬の旅

実は過去2、3回訪れたものの、営業時間前だったり平日だったりで空振り続きだった私。
よ・・・ようやっと魚が食えるヨー!!

18きっぷで行く小倉競馬の旅

土日は観光客を相手に握り寿司や海鮮丼が各店舗ズラリ並び、どのお店も呼び込みが凄まじい。

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↑ 握り寿司選び放題

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どのお店も呼び込みが凄かったけど、やはり混んでいる店はネタも良さげ。
悩みながらネタを選び、

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ハイ、朝ごはん完成。ビールもあったけど、昨日の酒が残っていて、呑む気になれず・・・。

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↑ 1個1個ネタ大きめ

ウマー!!

いや、普通に美味しいですけど、私ら始発で4時間かけて広島から来てますからね。より旨いわそら。

というワケで唐戸市場の雰囲気を味わってお腹も満たし、
調子に乗って唐戸市場近くにオープンしたてのお店でタピオカミルクティーを買って一気飲み。

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↑ ねぇ、なんで今さら流行ってるの?なんで???

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↑ 「うちらがタピオカミルクティーとかウケる~!」と友人と爆笑

再び列車に乗ってようやっと小倉に到着した頃にはもう正午。

小倉駅から競馬場まではモノレールで移動。
ああ!あの小倉に来るたび気になってたモノレール、ついに乗っちゃいます!

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↑ 念願のモノレール♪ICOCAも使えます

車内は競馬新聞を手にしたオジサマもチラホラ。わくわく。
小倉駅からわずか10分程度で競馬場に到着。こんな街中にあるのか、小倉競馬場。

小倉競馬場

18きっぷで行く小倉競馬の旅

この日はあまりの猛暑だったため、まずは屋内で体を冷やし、
落ち着いたところで第7レースに参加。

私は馬や騎手のことはサパーリなので、
東京競馬場のビギナーズセミナーで教えてもらったパドックでの馬の見方を参考に馬をチョイス。

18きっぷで行く小倉競馬の旅
↑ 競馬新聞もネット情報も見ない。見るのはパドックだけの私

というワケでパドックで見て、
コイツええなと思った2頭にそれぞれ複勝で100円ずつ賭け(←素人丸出し)、いざスタート。

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たった100円とはいえ、自分が賭けた馬が抜いたり抜かされたりするのはドキドキ。
最後は目の前を馬たちが凄い勢いでゴール。ワー!アタシのお馬キタヨー!

結果的には掛け金の200円が490円になり、その次の第8レースも的中。
が、掛け金がショボ過ぎる上、大した予想ではないため利益と呼べるほどではなく。
うーん。万馬券当てるってホント凄いことなのね・・・。

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当初の目的は「競馬場で馬を見ながらビールを呑みたい!」だったけど、昨日の酒が消化中のため、
女性限定のカフェエリア「UMAJO SPOT」で大人しくアイスコーヒーを飲むのであった。

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↑ そういえば武豊さんもいた

ちまちま当ててもつまんないなーと、最後はやや大穴狙いで賭けてみたものの、ここはカスりもせず。
トータル+200円くらいの利益だったけど、タダで遊べたと思えばヨシ。

さて、ようやく酒が飲める体になってきたので呑みに行くどー。

競馬場をあとにして、小倉駅手前の駅で下車。
昭和レトロな商店街があるという事でちょっと寄ってみたのだけど、思った以上にディープで面白かった!

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旦過市場

昭和レトロな商店街といっても、昭和レトロをウリにした観光客向けの通りなんデショーと思いきや、
いやいやいや、歩いてる人地元民多し。

金沢の近江町市場みたいなのを想像していたのだけど、
通りの狭さとかローカル感とかいい意味で思っていたのと全然違う。

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カゴに盛られた野菜とかフルーツとか、呼び込みのオジサンとか、
漬物屋、天ぷら屋、おでん屋といった専門店の数々とか、まるで映画のセットのよう。
え、今イオンとかイトーヨーカドーの時代ですよね?

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↑ 映画でしか見た事ない世界

果物屋のオヤジと地元のジイさんとの、
「すももはいらん?」「すももは要らん」という会話とか、いちいち新鮮で面白い。

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いやあ、令和の時代にまだこんな生きてる商店街なんてあるんだなぁ、とオドロキ。
さて、Google Mapで見てみると、この商店街の中に角打ちの酒屋さんがあるらしい。

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↑ 上の酒樽の看板が立派

赤壁酒店あかかべ

恐る恐る暖簾の向こうを覗くと、角打ちスペースを確認。ヨシっ。
冷蔵庫の中にはアサヒ、キリン、サッポロ等々の瓶ビールがズラリ。うわぁ、何しよう。

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↑ 結局サッポロに決定

角打ちなので自分でビールを取ってレジで支払い、グラスをもらっていざイタダキマス。
つまみは乾き物の他にも冷蔵庫の中に卵焼きとかいろいろあったけど、ここはノーつまみでいきます。

くっはー!!うっめーーーー!!

店内はかつての時代を彷彿とさせるポスター満載で、時計がまたクラシックでいい。

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2人で瓶ビールをキュっと飲み、10分でサクっと退場。いいな、また来たいな、ここ。

その後も商店街の天ぷら屋が気になり、

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こちらのケンミンショーで紹介されたと言われるカナッペを買い食い。
これがまた外サックサクで旨い旨い。

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昭和にタイムスリップしたような旦過市場を抜け、現代の飲み屋街に入り、
ちょうど16時になったところで2年前に訪れた居酒屋さんのオープンタイム。

餃子のたっちゃん

毎日やってるハッピーアワーが人気なのか、16時の開店とともにほぼ満席。

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ここはビールではなく前回も飲んだレモンフィズ(190円)で乾杯。
餃子がウリなんでしょうけど、前回食べて美味しかった鶏の半身揚げが食べたかった。

旅先で前に訪れたお店にまた来るって面白い。
「前座ったのあの席じゃない?」「レモンって前もっと入ってなかった?」とか、そんな会話が楽しい。

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鶏の半身揚げは2人だとなかなかのボリュームだけど、周りはカラっと揚がって身がジューシィで旨い。
綱とタケノコのナムルも美味しかった。レモンフィズ呑みながらチビチビ食える。

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ただ、前回食べた時も思ったけど、餃子が・・・好みじゃないんだよな。
ハッピーアワーで140円だから一応頼むんだけど。

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続いて2軒目。

Google Mapで検索した際に、「角打ち 焼き鳥」で気になっていたお店。
なんと、たっちゃんの2軒お隣でした。

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焼鳥角打ちバル Gill&co

このお店もハッピーアワーをやっていたけど、店内の100円ビールマシンが気になりトライ。
100円を投入してグラスをセットすると、自動でビールを入れる機械。なかなかオモロー。

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↑ けっこう楽しい

とはいえ、150mlくらいのグラスなのでソッコー飲みほし、2杯目からはフツーにオーダー。

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串は1本から注文できるらしく、ハツとレバーをオーダー。
ハツとレバーって、わりと最近まで食わず嫌いだったのだけど、急に食べてみたくなったのだ。

これがクリーンヒット!え、レバーってこんなに美味しい?
これ、昔の自分なら絶対ムリなやつだけど、今の自分ならこんなに美味しい。ああ、大人になってヨカッタ!

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↑ ごま油の香り、塩気、レバーのクリーミィさが絶妙で旨い

フラリと入りやすくて立ち飲みカウンターで気軽に呑みたい串やおつまみを頼めて、ここもまた来たい。

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↑ アボカドの天ぷらも旨かった

というワケで、本日中に鈍行列車で広島に帰るという宿命故に19時にお店をあとにし、
本日のミッションすべて終了。

わざわざ高い新幹線代を払ってまで~、わざわざ泊まってまで~、という場所の場合、
土日のどちらかを使って鈍行旅をするには18きっぷアリだと思います。満足度高し。

とはいえ、結局往復10時間近く電車に乗っていたわけで、付き合ってくれた友人には感謝感謝だす。


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