2018年11月12日
ワインワイン!甲州フルーツマラソン①

そういえば10月某日、久々にマラソン遠征してきました。
今年の春に地元で「江田島市かきカキマラソン大会」に参加して早半年。
この時は地元だし、3㎞(20分足らずで終わった)だったので、
遠出して10㎞の距離を走るのは昨秋の「西ノ島ハーフマラソン」以来1年ぶり。
今回も西ノ島で一緒に走り、食の好みが正反対な元同僚と参加。
(私→コーヒー派、朝はパン派。元同僚→紅茶派、朝は米派)。
彼女がピックアップしてくれたマラソン情報の中から最終的に選んだ大会がこちら。
甲州フルーツマラソン
美味しい山梨の旬のフルーツが食べられそう(←実際なかったけど、それはまたおいおい)なのと、
何といっても会場が 勝沼! ワインの産地!きゃほー!
なかなか甲信方面に行くこともないので、走って温泉とワインと富士山を楽しもう!
一応言っておくと、このところ年1ペースで何かしらマラソンには参加しているものの、
普段はまったく走らない完全なる運動不足の我々(ってか、ちゃんとしたウェアも持っていねえや)。
毎度マラソンが近づくと、”あ~、ちょっとは走らないとな~”と思いつつ、
結局ほぼ練習ナシで当日を迎えているのですが、
今回の私、
マラソン1ヵ月前に日常生活でフル活用していた自転車がブっ壊れた事をきっかけに、
片道3.5㎞の徒歩通勤を開始(通勤ランではない)。
ただ歩いているだけでも最初は筋肉痛になるほどの運動不足だったのだけど、
”水の都”と呼ばれる広島市内の河川敷は通勤で歩くのに大変気持ちよく、奇跡的に続いた。
マラソン前の1、2週間は徒歩通勤中に時々数100m走ったりもしてみたけど、やっぱりダメね。
走るとなるとしんどい。通勤ランはムリだったけど、マラソン前の準備運動くらいにはなったと思う。
マラソンのための準備はそんなトコロで、旅の準備としては初の 勝沼 。
新宿からバスで1時間40分ですか。あはは、いいわね近くて。
試しに広島から新富士までGoogleで検索すると、新幹線片道17,000円?!たっか!!
LCCなら5,000円で沖縄や海外に行ける時代に、地上移動たけーよ!(泣)
マイルは十分貯まっているので、1度広島空港から羽田に飛ぶことも考えたのだけど、
広島市内→広島空港→羽田空港→新宿→勝沼って、これはこれで時間も金もかかる。
よし分かった!今回は久しぶりに新幹線に乗ろう!
新幹線で4時間以上の移動なんて、子どもの頃名古屋に住んでいた時以来だわ。
ネットでも旅行会社の知り合いに聞いても広島⇔新富士のお得なセット運賃はなかったので、
最終的にエクスプレス予約ができるEXカードを作り、片道15,010円までコスト削減。
年会費として1,080円かかるけど、2人分で4,000円近く節約できたし、
好きな座席選べて出発まで何度も時間変更ができるので(実際変更した)そこは便利だった。
とはいえ、そんなに長距離でJRに乗る機会もないし、1年後経ったら解約するだろうな。
JRの予約、飛行機の予約に慣れているアタシですらサイトが分かりづらいんだよぅ。
・・・と前置きが長くなりましたが、いざ出発。
まずは「のぞみ」に乗って広島→名古屋へ移動。
行楽シーズンのためか、ガッツリ満席。
すべての座席を車両端っこで予約していたので、座席裏にキャリーが置けたのは楽だった。
早速セブンイレブンで買った卵サンドをイタダキマス。
私の中で旅初日の朝メシの定番が卵サンドになりつつある。
名古屋からは「こだま」に乗り換え。
この移動だけ指定席の予約ができなかったのだけど、ガラガラの自由席に問題なく座れた。
そんな車内で山中湖周辺のランチを検索していたら元同僚が、
「ねえ、午後から天気が崩れそうだよ。山中湖は最終日にせん?」と提案。
元々新富士駅前でレンタカーを借りて勝沼まで北上する予定で、
天気に合わせて富士山を時計回りで北上するか反時計まわりで北上するか考えようと言ってたのだ。
事前の天気予報だと問題なさそうだったので、最初に山中湖側から行こうと話していたのだけど、
最新のお天気を見ると確かに午後からアブない・・・。
「そうだね、じゃあ最終日に行く予定だった身延山を今日にすっか」と予定変更。
トラブルで20分ほど新幹線の遅れがあったものの、無事新富士に到着。
7時半頃の新幹線に乗ったので、ここまで約4時間。
早速レンタカーを借りて出発。
「ねえ、今すっごいお腹空いてるんだけど」
「うん。もう身延山じゃなくて、近くで食べようや」
・・・と、着くなりゲロペコ~な我々。
気分は魚系だったので、とりあえず助手席の元同僚に検索してもらいながら運転。
するとなぜかGoogle Mapに導かれるまま道の駅へ。
道の駅 富士川楽座
ああ、検索した魚のお店って、ここのフードコートの事だったのかぁ!
とはいえここ、週末なのに混んでなくてファミリーも少なめで、
普段は敬遠しがちなフードコートと違って騒々しくなくて川ビューでいい感じ。
悩んで悩んで、やっぱり食べたかったお魚にする事に。

↑ 大好きなマグロづくしは1,500円
食後は滅多に来ない甲信越の道の駅の売店を散策。
早くも自分用に堅あげポテトの”桜えびのかき揚げ味”を買ってしまう。はい、絶対旨い。
この売店で売られている寿司がメチャクチャ旨そうで、
さっき食べたばかりなのに2人してショーケースに張り付き、”美味しそ~とヨダレを垂らしそうになった。
さて、お腹も満たされたところで身延山に向けて出発。
身延山久遠寺
こちらは元同僚の希望で。

↑ 写真でよく見る階段。上から見下ろすと角度がヤバ過ぎる。
日蓮宗の総本山、との事ですが寺社仏閣めぐりに積極的ではない私。
”身延山のロープーウェイ楽しみ~”と子どもさながらそっちにはしゃいでおりました。


とはいえ、教科書で習った日蓮さんが過ごした場所と思うと感慨深く、
無料で開放している広々としたお堂も見ごたえありますわね。
すると「写経体験」の張り紙を発見。
「へー、いいじゃん。やろうよ」と矢印に沿ってお堂の階段を降りると、なぜか広がるロビー的な空間。
ええ、ここ構造どうなってんの。
「あのー、写経したいんですけどぉ」
「はい、宝物館に入場された方はそちらでできますよ」と言われて見ると、
パテーション前に折り畳み机とパイプ椅子が1列に並べられ、壁に向かって書くスタイル。
書くのは筆ペンで、印刷された文字をなぞるらしい。
あれ、おかしいな。イメージと違うなと思いつつ、せっかくなので入場料300円をお支払い。
武田信玄直筆の書等なかなかレアなものを見学し、いよいよ写経体験。
最初に手にした筆ペンはカッスカスだったので交換し、文字をなぞり続ける事約10分。
写経のイメージと違い過ぎて笑えてきたけど、あくまで宝物館のおまけと考えればカジュアルで良いかも。
調べると1泊2日3食付きの写経会とか本格的な体験プログラムもあるらしいよ。
お堂を出て空を見ると、天気予報の通りの雲がかった空模様。
富士山ビューは望めなさそうだけど、せっかくなのでロープーウェイ乗り場に向かいます。
「天気悪い~。誰かさんのせいで~」と、アタシのスーパー雨女ぶりをよく知っている元同僚に、
「え、全然天気悪くないじゃん。こんなの悪いうちに入らないよ」とアタシ。
今年は香港で土砂降りの中ロープーウェイに乗ったり、中国で土砂降りの中登山したりしているので、
こんなのアタシからしたら快晴!むしろ2泊3日中雨マークがないなんて、バチが当たりそうだぜ!

そんなドヨーンとしたお天気の中、「晴れていたらあちらの方角に富士山が見られますが・・・」
というアナウンスを悲しく聞きつつ、山頂に到着。

さっぶ!!
展望台からの景色はことごとく雲に覆われていたけど、まあ来て良かったよ。
展望台だけでトンボ帰りするにはちと高いロープーウェイ料金だけどな(往復1,400円)。

↑ 雲が重たい
長くなったので続きます。