2019年11月15日

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる

沖縄で出会って10年来の友人たちとの再会を果たし、いざ夜の牧志へ。

今回今帰仁に直行せず那覇に泊まったのは、ただただここの餃子を食べたかったから。

べんり屋 玉玲瓏

10年以上前に金ちゃん、ひろみちゃんと訪れた餃子屋さん。

当時は人気のない真っ暗で迷路のようなシャッター通りをクネクネと進んだ先にポツンと灯りがあって、
”ええ?!ここが店?!”と驚きつつ、隣の酒屋から酒を調達して道端のテーブルと椅子に座ると、
そこに運ばれてきた餃子が本当に旨かった。

私、無人島に持っていくなら納豆、チョコレート、そして餃子と決めているのですが、
ラーメン店で出てくるような羽根つき薄皮、野菜ザクザクの餃子はあまり好きではなく、
台湾式のむっちり肉汁ジュワァァな餃子が大好きで、この時食べた餃子がまさにソレ。

真っ暗なシャッター通りの道端で感動したあの餃子の思い出からあっという間に10年以上が経過。
昨今は香港や台湾で点心を食べる機会も増えて、ますます過熱する私の餃子ゴコロ。

改めて「べんりや」の餃子が食べたい!というワケで、今回の那覇泊が実現したワケです。

ちなみに12年前に「べんりや」に来た時の記事がこちら↓








ってか、NAHAマラソンに出た時か!!(リタイアバスのお世話になりましたけど何か?)

ウワサによると「べんりや」は私らが訪れた後、テレビや雑誌にも取り上げられた事から人気店になり、
人気店になった事で保健所からの指導も入ってお店はリニューアル。

金ちゃんによると、あの時酒を調達したお隣の酒屋さんは現在閉店。
かつての混雑ぶりは今は落ち着いているとか。ふむ。

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる

さて、そんな思い出の餃子ちゃんとの再会を果たすべく、栄町市場に到着。
記憶の中では真っ暗で迷路のようなシャッター通りの思い出だったけど、あれあれあれ?こんなだっけ???

クネクネ迷路のような路地には飲み屋さんがいっぱい。えー!サイコウじゃん!
昔ながらのこの路地一帯がまるで映画のセットのよう。ハシゴ酒もできるねぇ。

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる
↑ 那覇で働いて仕事終わりに呑みに来たい

飲み屋を探して歩くだけでも楽しくてワクワク。
まずはお目当ての「べんりや」へ。

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる

ん?
リニューアルしたと聞いていたけど、え?どのへんかしら?

混んでいたらどうしようと思ったけど、我々の前に待っていたのは1組のカップルのみ。
まずはオーダーシートを渡され、店の前に書かれたメニューを見ながら食べたいものをオーダー。

うーん。おつまみの類も絶対旨いんだろうけど、今回はもう点心攻めで!

オーダーを渡すと、「こちらどうぞー」と何故か路地の角を曲がったところへご案内。
ナントここがイートインスペース。

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる
↑ 雰囲気「友だちんちの台所」

ドリンクは自分で冷蔵庫から取って会計時に申告するという台湾の熱炒のようなスタイル。
あれ、ここ日本ですよね?

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる

というワケで早速冷蔵庫からビールを取り出し、乾杯。

え、なにこの空間。家呑み?すごい落ち着くんですけどー。

で、まず届いたのがコレ。

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる

12年前にも食べた豚のげんこつ、その名も「げんこつチュウチュウ」

八角が効いて身がホロホロのお肉ちゃんも美味しいけど、何といっても凄いのは、

ストローですする「骨髄」!

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる
↑ 今帰仁スイカTシャツで骨髄をチュウチュウするオレ

ストローで吸い込むと、豚の脂と旨みがをギュッと詰まった液がドゥルン!と口に入ってきて、
一瞬脳が”うわぁ、なんだコリャ”って混乱する。

4人で代わりばんこでげんこつをチュウチュウするナゾの図に、

隣のカップル「それ・・・、何ですか?」「あ、これ骨髄をチュウチュウするんですよ~。美味しいですよ~」

という絡みもありつつ、続いて小籠包登場!

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる

すみません・・・。私あれだけ「餃子!餃子!」と騒いで皆を巻き込んでいながら、
今夏の台湾旅行以来すっかり小籠包にハマってしまい、2籠頼んでしまいました。

こー、これがウマー!!

私が無人島に持っていく3つのもの、餃子から小籠包になってしまうかもしれない・・・。

家でも小籠包が食べたくて暇な土日に皮からせっせと作ってみるも、やっぱりお店のは全然違う。
箸で持ち上げると、中のスープの重みで小籠包の底が沈むのがまたいいよね。あーたまらん。

続いてきました!蒸し餃子!エビ蒸し餃子!

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる
↑ エビ蒸し餃子

蒸し餃子、お口の中で肉汁ブッシャァァァ。あーコレ、食べたかったのコレー。

エビ蒸し餃子は例のドゥルンとした食感の半透明な皮に包まれたヤツで、エビちゃんがブリンとして旨い。
台湾や香港ではよく食べるけど、こんな本格的な点心が沖縄で食べられるなんて。

最後に焼き餃子。

10月の沖縄令和編④12年ぶりにあの餃子を食べる

家で小籠包を作るようになって最近は餃子も焼くより蒸す事が多いけど、いやいや。
カリッと焼かれた皮、やっぱサイコウ!!

あー!もう大満足。

思い出が美化し過ぎて、”あれ、思ったよりアレだな”となるかと思いきや、もう大満足ですよ奥さん。
まだまだ点心以外のメニューも食べたいし、今後も「べんりや」に来るため那覇に泊まらなきゃだな。

12年ぶりの那覇の夜。ここから2軒目、3軒目へ突入します。


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