2018年04月01日
上海動物園&中国版新幹線レポート

はい、というワケで中国旅初日の続きです。
上海動物園にやってきた私たち。
毎回母親と海外旅行をすると動物園をリクエストされるのですが、
ここ上海動物園は新幹線駅や空港から目と鼻の先という非常に便利な立地の都市型動物園。

↑ 空港の滑走路があるため、車だとやや迂回をさせられる模様
土曜日の午後という事もあり、家族連れが多かったですね。

↑ 有人のチケット売場。自動券売機もあるけれど、IDがない我々はこちらで
ワクワクで中に入ると、迎えてくれたのはカラフルな風車&お花。


↑ インスタ映え~
このカラフルなアーチを抜けると、現れたのは園内を走る電動カート。

いかんせん滞在時間が2、3時間しかない我々、ここは迷わず乗っちゃいまーす。

↑ 歩くとまーまー距離があるのよ
有料ですがこちらのカート、人気のようで列に並んでからの乗車となりました。
せっかくなので私、運転席の隣に乗ってみたよ。

↑ 運転席の足元に食べかけのパンが捨てられているところが中国
このカート、電動式のため発車時も走行時も無音。
そのため常に「ブブブブブ」とクラクションを鳴らしながら園内を走行していきます。ああ、うるせー。

限られた滞在時間の我々としては、少しでも園内の移動時間が稼げるのは助かる!
隣に空港や新幹線駅があるとは思えないくらい自然があってのんびりした雰囲気の動物園。
園内にゴミが落ちていないし、お花の植込みも手入れされてるし、変なキャラクターもいないし、
ツッコミどころが見当たらないわ~(笑)
1/3周したあたりで、運転手が「パンダ!パンダ!」と教えてくれたのでとりあえず下車。
パンダの手前にクマのエリアがあったので、先にクマを見る事に。これが凄かった。

↑ クマ、近っ!!。画像じゃ分からんけど、本当に近い
クマとの距離の近さもさる事ながら、彼らの取る行動にも驚かされた。
我々人間に向かって座り込み、アンニュイな眼差しを向ける彼ら。
その周りには客が投げ込んだと思われる食べ物の残骸。
あぁ、そうやってお客からの食べ物を待っているのだねぇ。日本じゃ考えられないわ。

いきなりのクマに度肝を抜かれつつ、続いてパンダ。
よく動物園って、動物が全然動いていなくてガッカリする事があると思うのですが、ここのパンダは違った。

↑ オスがメスのいる台に上がり、

↑ またがります!!

↑ 台から転がり落ちる2頭。さらにメスを追い詰めるオス
・・・とまぁ、彼らの攻防が凄過ぎて、かなり声を上げまくっていた自分。
あれ、動物園てこんなに楽しかったっけ。
2、3時間の滞在だから勿体ないなーと思ったけど、
電動カートでの移動を楽しんで、衝撃的近さのクマを眺めて、アクティブなパンダを見たら既に大満足。
いやー、来てよかった。それにしても、上海動物園のパンダはなんであんなに茶色いのかしら・・・。
園内にレストランと呼べるところはなかったけど、軽食を扱う売店がチョコチョコあり、
ピクニック感覚で歩き回れるのも良いわね。
時間が無さ過ぎて昼食を食べ損ねた我々、ソーセージをイタダキマス。


一口食べると、あれ?甘い。
シナモン香る甘めでパリっと感のないフニャっとしたソーセージ。
しかし食べ進めると、
段々「あれ、これ嫌いじゃないかも」と思えてくるフシギな味。このソーセージは中国でよく見かけた。
その後も歩いたり電動カートに再び乗ったりしつつ園内を散策。

↑ 耳がフシギなネコ科の動物。意外と動物の中国語名を見るのも面白かった


↑ 「今年は戌年」という事で、企画展はイヌ科!

↑ こちらは爬虫類館。ワニの横にソーセージの串が落ちている

↑ 陸ガメの歩く姿がたまらん。いつまででも見ていられる

↑ 魚もいるよ
・・・というワケで、今まで見た動物園の中で、
ここが一番動物がアクティブで距離が近かった気がする上海動物園。
実は上海にはもう1つ「上海野生动物园」というのがあって、
ここはさらに凄そうなので機会があれば是非行ってみたい。なんたって「野生」が入ってるし。
さぁ!新幹線の時間も迫ってきたので、駅に戻りましょうかね。
・・・と動物園を出ると、「ねえ、あそこ気にならない?」と母。
見えたのは餃子の看板と、夕方16時にも関わらず賑わう店内の様子。
わわ、ここ旨いよきっと。時間ないけど、ソッコー食べよう!・・・と思わず入店。
わー、いろんな人がいろんな旨そうなモン食ってるけど、メニューが多過ぎてなーやーむー。


↑ 吸い寄せられたお店&多過ぎる漢字のメニュー攻撃
悩んで悩んで、とりあえず「水餃子」と壁の写真を見て「肉炒木耳」を記入。
水餃子はさらに「どの餃子だ。ビーフ?ポーク?」と聞かれ、

↑ ひー!!餃子だけでもこんなに種類あるんですかーーー!
とりあえず牛ナンタラ餃子にしました。
ここのご主人、わずかながら英語を交えてくれるので注文しやすかった。
基本はどこにいってもオール中国語ですからね。
ここは注文時にお支払いをするシステムのようで、
支払い後に「あー、ビール頼むの忘れた!」と再びお会計。

↑ プラスチックのコップが柔らかいのなんの。ビールは旨い
さあ出てきたよ、水餃子。

きた!!このトゥルトゥルした感じの水餃子!!
これもザ・中国なお味でシナモンがよく効いてるわ。美味し~。
餃子はやっぱ「焼き」だよね~って思ってるけど、ここ数年「水餃子」も捨てがたい自分がいる。

キクラゲもキターーー!!お肉とキクラゲ、いいいい。
日本でこんな大量のキクラゲが入った料理を食べる事がないから嬉しい。キクラゲ主役いい!!
あー美味しかった。お腹イパーイ。しかし2人だと2、3皿がせいぜいか・・・。
もっとちょこっとずついろんな物を食べたい。ここにクニ(弟)がいれば・・・。
さて、マジで時間がなくなったので急ぎましょう。
急ぐほどでもないけれど、絶対また巨大な駅で迷うので余裕が欲しい。

↑ 上海動物園駅から上海虹橋駅まではわずか2駅
案の定、上海虹橋駅構内でかなりの距離を歩かされ、ようやっとロッカーで荷物を受取り。
さあ、今回初乗車となる中国版の新幹線(バックパッカー時代はバス移動がメインでした・・・)。
まず駅に入る時は荷物のセキュリティチェック&ボディチェックがあるところから日本とは異なります。
さらに乗車と到着のホームは完全に分かれており、ホームへ降りられるのは発車の直前。


各列車番号が掛かれたゲートに並び、
時間になると改札を通ってホームに降りられるという何から何まで異なるシステム。
仮に事前にチケットをゲットしていたとしても、
セキュリティチェックの待ち時間やホームによってはかなり歩かされる(少なくとも約30ホームがあった)ため、
30分前でも初心者は怖いわ。
私たちの列車は10分前に改札となり、ワクワクでホームへ。

↑ 顔はこんな感じ
さて、日本でもグリーン車に乗ったことのない私。
今回は中国だし4時間だし少しでも快適に過ごしたくて1等車を選びました。2等だと3列になるしね。
(ちなみに1等は約5,200円、1等は8,600円)。


さっそくアテンドのお兄さんにチケットを確認され、ドリンクとスナックを頂きました。
これは嬉しい。

↑ ちょっとずついろんなスナックが箱に入っている
さすが1等車。シートピッチ広い!
後ろに倒しても気にならない!もちろんコンセントがあって充電し放題。


ちなみに中国版新幹線にはシートがフルフラットになるビジネスクラスがあるのですが、
こちらは約16,000円とお高いので今回はパス。高いけど座席数が少ないので、早々に完売するよう。
あー、1等で良かった。静かに移動できるわ~と思いきや、
例によってデカい声で延々しゃべり続ける乗客多し。え、ここ1等だよね。
あとみんな、フツーの音量で動画見てるんだけど、基本みんなイヤホンしないよね。
この国、イヤホンないの?
そんなこんなで22時15分黄山北駅に到着です。車内やかまし過ぎて疲れた・・・。
Posted by マホチン at 02:15│Comments(0)
│中国(黄山・蘇州)の旅