2018年04月21日

蘇州、かけ足観光からの帰国

蘇州、かけ足観光からの帰国

中国旅最終日。
本日のフライトは上海17時40分発。

夕方の便に乗って、21時前に広島着だから最大限観光できる~と当初は思ったけど、
蘇州から空港までの移動と手続きを考えると、意外と時間が足りない事が判明。

それでもどうにか午前中の時間をフルに使って蘇州観光をするべく5時半起床で荷造り。
朝食タイムの7時ピッタリに朝食を食べに行くと、貸し切り状態。

蘇州、かけ足観光からの帰国

この宿、朝食もすごく良かった!!

蘇州、かけ足観光からの帰国 蘇州、かけ足観光からの帰国

正直、黄山山頂で食べたビュッフェは、”山の上だからしょうがないよねー”という感じだたtけど、
ここはコンチネンタルからローカルフードまでラインナップもお味もえかった!

レストランだといつも2、3皿しか食べられなかったもんなぁ。
特に野菜!野菜をモリモリ食べられるのが嬉しい~。
庭園ビューで頂くココナッツタルト&コーヒーがまた旨い。昨日夕食を無理して食べなくて正解だったな。

蘇州、かけ足観光からの帰国
↑ 私のトラウマ飯発見。20歳の時、人生初の海外旅行で間違って注文した鶏足てんこ盛り

途中から欧米人ファミリーもやってきて、珍しく自分たちがアウェイじゃない空間。
そういえば中国に来てから、日本人はおろか外国人をほとんど見ていない。
行きの機内にいたツアーの人たち、みんなどこ行ってんのかしら。

蘇州、かけ足観光からの帰国
↑ 今日ももちろん雨

さて、今日も傘を指して帰国前の最後の観光。

昨夜行くところをいろいろ考えていたのだけど、1日券を買った観光バスは本数が限られていて、
午前中だけであれこれ見ようと思うと難しい事が判明。がーん。

蘇州、かけ足観光からの帰国

蘇州は9つの古典庭園がユネスコ世界遺産に登録されていますが、
その中の1つが宿から比較的近いため、まずはここを目指す事に。

「留園」
明時代の万歴年間に建てられ、清時代の同治年間に再建された中国四大庭園の一つ。
庭園と邸宅が一体化し庭園内のそれぞれの建築物によってスペースが区分けされている。
くねくねと複雑な配置で「園中に園あり、景外に景あり」と謳われる庭園芸術傑作を作り出した。
蘇州古典庭園の中でも独自の一派を成す。(観光局のHPより)


蘇州、かけ足観光からの帰国

60歳ホヤホヤの母はここでも半額の老人チケットで入場。
入場時間の8時を過ぎたばかりというのに、朝っぱらから人が多い。

蘇州、かけ足観光からの帰国

迷路のような独特の造りを持つ芸術的な邸宅あり、
世界をここにギュッと集約してしまったような美しいお庭あり、
緑が生い茂る参道エリアあり、見どころ多し。

蘇州、かけ足観光からの帰国

蘇州、かけ足観光からの帰国
↑ ジャンプ写真を撮ろうと何度もトライする元気なオバハン。まったく地面から足が離れていない。

蘇州、かけ足観光からの帰国

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この立派な盆栽が並ぶエリアも面白かったけど、

蘇州、かけ足観光からの帰国

まさかの黄山発見!立派~。

蘇州、かけ足観光からの帰国

ちょっと駆け足だったのが勿体なかったけど、いいモン見れました。
蘇州って何か思い出しそうだと思ったけど、アレだ諸星大二郎の漫画の世界。

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↑ オタク母曰く「諸星大二郎の漫画に出てきた門」らしい

さて、続いて向かうのは「刺繍研究所」

この旅初の路線バスにトライ。
どうやら北側と南側とで巡回バスが走っているらしく、乗車は1回1元(約17円)と格安。
Google Mapを見ながらだったので何とかなると思いきや、反対方向のバスだった!んぎゃ!

蘇州、かけ足観光からの帰国

思わぬ時間ロスをしつつ、ようやっと「刺繍研究所」に到着。
珍しく面倒見の良い警備員さんに案内され、敷地内へ。あれ、誰もいない。

研究所と言いながら、ツアーなんかで連れてこられるような販売所でしょと思っていたら、
なぜか窓口で入場料をお支払い。あれ、なんかおかしい。

・・・と思ったら私、また別の庭園に入場しちゃってるし!!何で?!

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↑ 本日2度目の庭園

刺繍博物館はどこ?ねえ。
入場料も払ったし、仕方ないので本日2度目の庭園観光。時間ないのにー。

いや、ここも1発目で来たら”うわ~すご~い”ってなったのでしょうけど、
先にユネスコ登録クラスを見ちゃったもんだから、ついかけ足でまわってしまう。

蘇州、かけ足観光からの帰国
↑ 人が少なくて穴場ではある

サッと見学を済ませ、改めて警備員さんに「刺繍研究所」を聞き、
敷地内に併設された建物の扉を開けると、一斉に振り向く会議中の女性たち。
あわわ、スミマセンと扉を閉めると、先ほどの会議中の1人が日本語で声を掛けてくれた。

よく日本人だと分かったわね、と思いつつ「刺繍研究所」の入り口を聞いてようやく到着。

蘇州、かけ足観光からの帰国
↑ がらーん。誰かー誰かいませんかー

刺繍アートのようなものを見れるかと思ったけど、間違ってきたような残念感。
ツアーでも組まれる場所のようだったので、もうちょっと見るものあるかと思ったのだけど。

何となく不発で終わったものの、続いてダッシュで向かったのは「蘇州戯曲博物館」。
母親が「二胡が見たい」とずっと言い続けていたので、昨夜検索して発見したのだけど、
タクシーの運ちゃんに降ろされた場所が地図と何となく違う。あー、ここ「蘇州博物館」やんけ!

「蘇州戯曲博物館」、今検索してもあまり情報がないくらい実はマイナー?
結局自分でGoogle Mapを見ながら歩いたわよ。
博物館近くにも歴史的町並地区があってステキだったけど、残念ながらチラ見。

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↑ 母の魚眼カメラ

途中で携帯の電源が何度も落ちるというトラブルがありつつ(雨に濡れたせい?)、
ようやっと「蘇州戯曲博物館」に到着。って、もう見学時間ほとんどないやんけ!
・・・というワケでこちらもチラ見。

蘇州、かけ足観光からの帰国 蘇州、かけ足観光からの帰国

急いでタクシーを捕まえ、宿に戻ってスーツケースをピックアップ。
ホントは昨日から行列が気になっていた小包屋さんに行きたかったのだが、時間ナッシング!

タクシーで蘇州駅へ到着。

バスターミナルのチケット売り場で当たり前のように割り込まれながら、ようやく空港行きチケットをゲット。
浦東空港までは約3時間。時間はかかるけど、乗り換えないし座れるしバスが賢明と判断。

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渋滞を考慮して早めのバスに乗ったので、離陸3時間前に浦東空港に到着。
カウンター空いてる~と思ったら国内線の便で、結局国際線でまーまー並ぶことに。
まーやっぱり、空港は時間に余裕を見て正解よね。

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無事荷物を預けたところで腹ごしらえ。
空港メシなのでメニューもオーダーもスムーズと思いきや、出てきた料理がいろいろ想定外だった。

蘇州、かけ足観光からの帰国

マッシュルームはキノコの形をしたパン、
焼きそばを想像したドライ・ベジタブル・ヌードルは野菜が別皿に乗ったラーメンだった。
(しかしこの野菜が旨かった。山椒がいい仕事してる)

蘇州、かけ足観光からの帰国 蘇州、かけ足観光からの帰国

あーお腹イパーイ・・・と搭乗券を見ると、搭乗はフライトの45分前。ええ、早くね?!
結局「黄山焼餅」以外の土産が買えないまま搭乗口へ到着。バス移動で10分前には搭乗完了。
ああ、何度飛行機に乗っても毎回ギリギリになるなぁ。

蘇州、かけ足観光からの帰国

そんな帰りの機内食。お腹いっぱいだったのもあるけど、なかなかのマズさでした。
(アタシがマズイって思うって、よっぽどよ)。

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さて気になる4泊5日の今回の旅費、すべてお1人様で換算すると、

食事代 6,682 円
レジャー代(入山料、入園料、ケーブルカー等) 8,653円
現地移動費(新幹線、高速バス、タクシー等) 24,783 円
航空券(広島⇔上海) 38,510円
ホテル代 21,230円
お土産代 903円
その他(Sim、ロッカー他) 1,084円

合計約102,000円でした~。
関西や関東圏ならLCCでナンボでも安く行く事ができるんでしょうけど、仕方ないよねー。
あと、新幹線代がデカいね。上海⇔黄山は飛行機の方が安いのだけど、時間が合わなかった。

意外とかかっていないのが食事代。
移動で食いっぱぐれたり、変な時間に食べてお腹いっぱいで食べられない事も多かったな。
また中国に行く事があるとすれば、もうちょっと中国語(単語だけでも)を覚えようと思いました。ホント。


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