2018年03月29日
広島から上海、そして上海動物園へ

↑ 空港ではない。上海虹橋駅。まだまだ奥に広い。
さて、迎えた中国旅当日。
広島空港から中国に飛ぶのは初めてなのだけど(香港エクスプレスには3度搭乗)、
中国東方航空の上海便は何といっても時間帯が素晴らしい。
広島を9:15分に出て上海に着くのが11:00。帰りは17:40に上海を出て20:40に広島に着くので、
貴重な休みを最大限に活かせるのはありがたいわぁ。
ちなみに「中国の飛行機かぁ。日系がいいなー」と言っていた母。
残念ながら広島空港の国際線でJALもANAも飛んでませんから。
そんな母宅から広島空港への移動となると朝が早過ぎるため、母は我家に前泊。
何となく昨日買ってしまったケーキが朝ごはんという、既に非日常が始まっている感。ああ、旅が始まる。
しかし私、地元の駅でなぜかホームを間違え、さらに改装後の広島駅で出口を間違え、
発車しかけていたリムジンバスに滑り込みセーフ。すみませーん、乗りますー!!

↑ 無駄に晴れている広島空港
今回は久々のレガシーキャリアという事で荷物を預けようとしたら、
チェックインカウンターの列がまー進まない進まない。並んでいる間にあっという間に30分が経過。
予約方法が1人ずつバラバラだったのだけど、事前に座席を指定していたので母親とは隣同士に。
一方、後ろの席ではツアー客と思しきオバさんがまったく関係ない隣の席のオジさんに、
「お友達と席が離れ離れになるなんて!聞いてない!プンプン!」とブーブー文句言いまくりーの、
結果的に隣のおじさんと無理やり座席チェンジ。
旅行会社も説明不足だったのかなぁと思うけど、そこでワーワー言うオバさんもなぁ。たった2時間よ。
この広島⇔上海便、旅行会社のツアーを利用した搭乗客も多いようで、
上海に着いたら着いたでバゲージクレームで、
「現地の人がいない!!荷物が出てこない!!」と騒ぎ始めるオバさん方が居たりして、
いやアンタ、バゲージクレームに誰でも入ってこれたらダメでしょ。
全員必死の形相でターンテーブルを見守る姿にちょっと笑いそうになった。あの、いつか出てきますから。
さて、久々のレガシーキャリアという事で、機内食が出てくるフライトも久しぶり。


午前のフライトという事で内容は軽め。
想像の上でも下でもないラインナップに、これまた見た目通りのお味。
それでも上海に着く前から早速「青島ビール」が飲めるのが嬉しい。
すっきりめのビールなので朝飲んでも影響なし。
離陸してビール飲んで機内食を食べていたらあっという間に着陸体制のアナウンス。え、早くね?
ナント予定の45分前に上海空港に着陸、

・・・と思いきや、駐機場からターミナルまでの移動が長い長い。そういう事かー。
あまりにも長いターミナルまでの移動中に無事ネットも開通。
心配していたGoogleもLINEも香港SIMのローミングのおかげで問題なく使えて安心。

↑ 一向に荷物が出てこなかったバゲージクレーム。騒ぐオバさんたちの気持ちも分かるけどね。
ようやっとターミナルに入り、バゲージクレームで母に荷物を任せ、ひとりATM探しに。
しかしATMがまったく見つからない。
諦めて荷物を受け取り、イミグレを抜けて到着口で改めて探すも見つからず。
ようやっと発見したATMは国際クレカの受付不可。私、1万円しか持ってきてないんですけどー!(少なっ)
仕方なくいったん母親の20,000円を1,063元に両替。
ATMが見つからなさ過ぎて気が動転してたけど、1元18.8円?!たたた高過ぎる!!
しかしこれで虹橋行きのバスに乗れるわ・・・。ふぅ。
実は我々がいる浦東国際空港はかなり郊外にある空港で、
新幹線の駅がある虹橋駅までバスで1~1.5時間という、広島空港以上に不便な空港。
早速窓口のお姉さんにガン無視されつつ(ねぇ。絶対、私見えてるよね)、まずは虹橋行きのバス探し。
あー、ってか「虹橋」ってなんて読むんだっけ?!(ホンチャオです)。
そんなこんなでようやっとバスに乗車。
虹橋行きのアクセス方法はいろいろあるけれど、乗り換えナシで座れるバスを迷わず選択。


7、8年前に乗った時の長距離バスと違って、車内にゴミが落ちてないし大音量でカラオケ流れてないし、
何度も急ブレーキやクラクション鳴らさないし、あれ全然快適。空港バスだから?時代が変わった?
さて、ようやっと上海虹橋駅に到着。ああ、もう13時過ぎかよ!
「広島⇔上海、2時間かぁ。ちかーい」と思ってたけど、結局時間かかるわ。どっちも空港が郊外だしな。
上海虹橋駅で早速ATM探し。
空港ばりに巨大な駅の中を人ごみをかき分けながらグルグル探しまわる。駅も巨大だけど人も多い。
事前にネットで見てはいたけど、中国ではとにかく駅の巨大さに驚かされた。
ようやっとATMを発見し、無事2,000元を出金。
こちらは1元16.8元。ちょっと思ってた以上に空港レート悪過ぎたな。
続いて予約していた新幹線のチケットを受け取るため窓口に並びます。
30分くらい並ぶ事も覚悟していたけど、ちょうど人が少なくCtripの予約画面を見せてすぐ発券。
ネットが使えなくなった時のために画面のキャプチャと紙のバウチャーも用意してたけど、不要だったな。
携帯で事足りることも多いけど、万が一に備えて紙のバウチャーも基本用意してます。そこは慎重派。


ひと安心したところで母親が「わーなにアレ!買って買って~」と言うのでヨーグルトをお買い上げ。
飲むヨーグルトではなく、普通のヨーグルトをストローで飲む感じ。あ、ちょっと生き返った。


↑ 美味しいけど冷えてない
続いてこれから動物園に行くため、いったん荷物をロッカーに預ける事に。
近年日本でもロッカーが電子式になっていて戸惑うけど、こちらも画面をタッチするタイプでちょっと迷った。

↑ 使い方が分かると大丈夫。全然違うところからお金を投入しようとしたけど
さぁ、身軽になったところでようやっと観光タイム。
毎度母親との旅には欠かせない 動物園 に向かいます。
動物園がとにかく大好きな母。これまでも一緒にドイツやアメリカの動物園に行っているのだけど、
今回はこの後18時の黄山行きの新幹線に乗らなくてはならないので弾丸で行きますよ。
しかしとにかく広すぎる上海虹橋駅。
動物園駅までメトロで3駅、タクシーでも10㎞未満という好立地ながら、なかなか駅から出られない。
迷って迷ってタクシーの運転手に「イーパイ(100元)」と吹っ掛けられ(たった10㎞でありえん)、
何度もセキュリティチェックをくぐり、隣接する虹橋空港に迷い込み、最終的にメトロに乗車。
ようやっと着いた動物園の窓口が無人の自動券売機で(おそらく現地のIDを持っている人しか買えない)、
またグルグル迷ってチケット売り場を発見!(メトロ出口すぐだったのに気づかなかった)。
すると窓口でスタッフが母親を指さして何か言っている。ん?
あー!ひょっとするとシニア割引的な?
実は2ヵ月前に60歳の誕生日を迎えたばかりの母。
すぐさま「パスポート出して!早く!」と促し、無事「老人」と書かれた入場券をゲット。
「嫌だ~」と腑に落ちない母だったけど、この老人チケットをこの旅で何度も手にする事になる。
さあ、動物園だ動物園だー(つづく)

*旅の家計簿*
事前に日本で購入
・SIM Card 1,290円
・広島⇔上海往復 35,360円 41,660円(別々に手配したので料金が異なる)
両替
・キャッシュ 20,000円→1,063元(1元約18.8円)
・カード 33,733円→2,000元(1元約16.8円)
・浦東→虹橋火車站 空港シャトルバス「机场一线」 30元×2人
・地下鉄(虹橋⇔動物園) 3元×2人
・ロッカー 小10元 大20元
・ヨーグルト 15元
・上海動物園 一般40元 シニア36元
Posted by マホチン at 22:23│Comments(0)
│中国(黄山・蘇州)の旅