2010年12月04日

ワーホリ生活を振りかえるファイナル*I love Australia*

※ この記事はAUS出国前に書きためたものです

ワーホリ生活を振りかえるファイナル*I love Australia*

ブルームで過ごした5ヶ月。

たった1年しかないワーホリ生活の半分近くを過ごした街。
この街に住めば住むほどブルームが好きになっていた。

人口たった15000人のちっぽけな街。
特別刺激的な何かがあるワケでもない。
都会が好きな人は、退屈すぎてソッコー逃げたくなるような街。

だけどここは、自分にとって最高の場所。

毎日見ても見飽きない、クリームソーダ色の『タウンビーチ』
息を飲むほど海に落ちていく夕日が美しい『ケーブルビーチ』

恐竜の足跡が残り、赤土と奇岩がゴロゴロ点在する火星みたいな場所『ガンシュームポイント』、

世界最古の映画館、『サンピクチャー』、
約100年前、真珠産業を支えるダイバーとして活躍した日本人が眠る『日本人墓地』、

緑の芝生と青空のコントラストが美しい街の広場、

かつての日本人の足跡が残るストリートの名前、建物の名前、
アーティストの多いこの街で行われる週末マーケットにワクワク、
街の中心部にある飛行場を飛行機が通るたび、何度も自転車を止めて空を見上げた。

夜勤でたびたび見上げた南十字星輝く星空、
地平線から伸びていく天の川は本当にキレイだった。

そして冬の時期、1ヶ月に3日間だけ訪れる月の階段。
海から真っ赤な月が昇り、干潮の砂浜にできる月への階段は、本当に神秘的だった。

そして、

自分を受入れてくれたお世話になった家族と、職場の同僚や入居者たち。
結局日本人の友だちはほとんどいなかったけど、いいんだー♪

特別なことは何もしていない。
ってか、仕事とネットしかしてない(笑)

もともとアジアの喧騒が好きで、
『オーストラリア、平和すぎ』って前のファームでAUSの悪口ばっか言ってたくせに、
いつの間にか『ブルーム・タイム』と呼ばれるこの街独自の時間に体が順応してしまっていた。

旅は、自分にとっていつも『修行』だと思う。

自分の旅が、友だちとワイワイ楽しくステキなホテルに滞在してお買物して、
・・・というスタイルだったら修行じゃないけれど、

自分の旅はいつも知らない場所にひとりで飛び込んで、
インクの染みのように、ジワジワ自分の存在を埋めていく作業。

1年間のビザの期限が迫り、ひとつの修行が終わろうとしていた。

『修行』って言うと、何か大きなものを得てないといけない気がするけど、
別になーにもありません

英語は相変わらずヘタクソだし、人間大きくなった実感なんて1ミリもない。
まあファームと介護の仕事で、汚いものが平気になったくらいかしら。おほほ。

たまたま29歳から30歳の歳を日本ではなく、海外で過ごしただけ。
本当に、ただそれだけ。

それも滞在したのは西AUSのみ。
コアラを抱っこすることもなく、エアーズロックを拝むこともなく、オーストラリア生活も終了。

ワーホリ経験者からしたら、
”もったいなーい!”って声が聞こえてきそうだけど、自分はこれで十分。

ひとつの場所でじっくり腰をすえて、住んでるフリをしながら旅をする。
それが自分のワーホリ生活。

そういえば日本を出るときは、

『オフィスワーク以外できるのかなぁ』・・・と心配していたのに今は、
『オフィスワークに戻れるのかなぁ』と心配(笑)

アタシをここに居させてくれてありがとう、オーストラリア!!
(悪口ばっか言ってゴメンよ)

というワケで、オーストラリアでワーホリ、やってみたら?

もし自分がもう1回ワーホリできるとしたら・・・、

今度は東海岸へ、そしてアウトバックで旅行・・・、
いやいや、やっぱ西で働きまくるだろうなぁ(笑)

ワーホリ生活を振りかえるファイナル*I love Australia*



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Posted by マホチン at 12:00│Comments(0)オーストラリア
 
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