2011年02月07日
引続き、世界の車窓から
1月27日(木)

世界の車窓から。
今日もタイのバンコクからマレーシアのバタワースを走る列車からお届けします。
バンコクからバタワースまでは約24時間。
目が覚めると午前5時。
オイラには野望があった。
朝食は絶対、食堂車で食べたい。
『食堂車』いい響きだよね、憧れるよね。
日本ではもっぱら飛行機かバス移動で特急列車なんて使わないし、
どんなに高くても不味くても食堂車でガタンゴトン揺られながらゴハンを食べたい。
座席が4人掛けシートの場合、
テーブルをセッティングしてもらって食堂車のメニューを自分の席で食べられるのだが、
昨夜は下段のオバちゃんのせいで早々とベッドに変えられてしまい、
食堂車も満席で夕食を食べ損なったオイラ、もちろんお腹ペコペコ。
が、問題は 国境 。
時刻表を見ると国境駅には7時半頃到着なのだが、
それまでに優雅な朝食を済ませなくてはいけない。
食堂車って何時から開いてるんだろう、
そもそも時刻表の時間ってタイ時間?マレーシア時間?(両国の時差は1時間)
やがて7時をまわった頃だったか、朝食を運ぶスタッフを見て”今だ!”と食堂車へ。

お客はオイラだけ。
A、B、Cの3種類のセットメニューから、サンドイッチセットをチョイス。
まー、こういうのは気分だし味は期待してないよ、と思ったけど期待以下だったかな・・・。
内容はサンドイッチ、
ジュース、珈琲または紅茶、フルーツ、ポテトで約300円。

サンドイッチのパンは焼いたのが食べたかったなぁ・・・。
あと、ポテトが冷たい上に油でベッチョリ。塩もきいてない。
しかも食べ始めたらスタッフが、『あと10分』とやってきて、
後で分かったのだが、国境到着前の駅で食堂車が切り離されるらしい。
結局急かされながら美味しくないポテトを食べきり、再び自分の座席へ。
とはいえ、このとき食事をしておいて良かった。
半日ぶりのまともな食事だし、
この後マレーシア入りしてバタワースに到着するまで、まったく売り子が来ず、
下手したら24時間食べそびれるトコだった。
国境駅手前では、食堂車をはじめ車両がいくつか切り離された。

↑ ビフォアー&アフター。車両が切り離され、新たな車両がくっついた。
ちなみに列車の扉は手動式で、走行中も自分で扉を開けられる。
いかにもアジアの旅って感じ。
そして8時半頃、ついに国境駅に到着。
まずはタイ側で出国審査を済ませ、続いてマレーシア側で入国手続き。
マレーシアって入出国カードがいらないんだっけ?
あっさり入国スタンプもらえたからビックリした。
入国審査ののち、手荷物検査。
日本人だからか、他の乗客の誰よりも早く終わった。
というワケで無事、マレーシアに入国!!
約1年ぶり、3回目となるマレーシア。
最初の9泊11日旅行のときにマレー半島はほぼ堪能した感はあったので、
今回は過去2回の旅で行けなかったペナン島に行くことに。
国境駅からさらに走ること4、5時間。
列車はバタワースに到着。
ここから隣接のフェリーターミナルへ移動し、フェリーでペナン島へ入島する。
思えば11月末にタイ入りして以来の島。やっぱり旅の締めくくりは島旅でしょう。
バタワースからペナン島へは約15分で到着。

それにしても、改めてやっぱマレーシア好きだな。
このゴチャゴチャ感がいい。
モスリム、華人、インド人、あらゆる人種がゴッチャゴチャで、食も言語も文化も様々。
フィリピン同様に英語が広く使われてるし、人々はフレンドリー。
自分にとってのアジアってまさにこんな感じ。
タイでは看板すべて意味不明なタイ語だったけれど、
ここペナン島ではアルファベット&漢字のダブル表記で分かりやすい。
世界遺産にも登録されているジョージタウンを歩くと、
チャイナ・タウンにリトル・インディアもあれば、イギリス統治時代の名残を伝える建物もあったり、
ここが一体どこだか分からなくなる。
さっそく宿探し。が、マレーシアの宿は高い。
アウトバス、エアコンなしの部屋が1,000円前後もするなんて。
何軒か飛びこんだ末、結局ドミトリーの部屋にしちゃったい。
でもここ、安いだけじゃなくてエアコン付きだし日当たりが良かったんだもん。
さて、とにかくマレーシアに来たら、インドカレーを食べようと思っていたオイラ。
早速インド料理屋に入るも、例によって注文で失敗。
ガチのチキンカレーが出てきてしまった。

その大きさ、握りこぶし3個分。
や、あの、こんなガチのカレーじゃなくて、
日本のインドカレー屋みたいなのが食べたかったのだが・・・。
ええ、もちろん食べましたよ。
手がベッタベタになりながら、巨大な鶏の塊を胃袋に収めました。わはは。
マレーシアの残念なところはビールが高いのよねぇ。
自国生産してないから全部輸入ビールで、ほぼ日本価格。
中国、ベトナム、ラオス、カンボジアから考えるとほぼ4倍っすよ、4倍。
その後もふらりとジョージタウンを散策するも、やっぱり迷子で辺りは真っ暗。
夜になるとあちこちから屋台が出現するのだが、
遅いランチでガチのカレーを食べてしまったため食欲がわかず、マンゴージュースだけテイクアウト。
いつものように宿でゴロゴロネットして就寝の巻。
【今日の家計簿】単位:リンギット(日本円は×30)
食堂車朝食 100バーツ
水 2.6
インドカレー 8
パン 1.4
船 1.2
宿(ジョージタウン)×2 36

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世界の車窓から。
今日もタイのバンコクからマレーシアのバタワースを走る列車からお届けします。
バンコクからバタワースまでは約24時間。
目が覚めると午前5時。
オイラには野望があった。
朝食は絶対、食堂車で食べたい。
『食堂車』いい響きだよね、憧れるよね。
日本ではもっぱら飛行機かバス移動で特急列車なんて使わないし、
どんなに高くても不味くても食堂車でガタンゴトン揺られながらゴハンを食べたい。
座席が4人掛けシートの場合、
テーブルをセッティングしてもらって食堂車のメニューを自分の席で食べられるのだが、
昨夜は下段のオバちゃんのせいで早々とベッドに変えられてしまい、
食堂車も満席で夕食を食べ損なったオイラ、もちろんお腹ペコペコ。
が、問題は 国境 。
時刻表を見ると国境駅には7時半頃到着なのだが、
それまでに優雅な朝食を済ませなくてはいけない。
食堂車って何時から開いてるんだろう、
そもそも時刻表の時間ってタイ時間?マレーシア時間?(両国の時差は1時間)
やがて7時をまわった頃だったか、朝食を運ぶスタッフを見て”今だ!”と食堂車へ。

お客はオイラだけ。
A、B、Cの3種類のセットメニューから、サンドイッチセットをチョイス。
まー、こういうのは気分だし味は期待してないよ、と思ったけど期待以下だったかな・・・。
内容はサンドイッチ、
ジュース、珈琲または紅茶、フルーツ、ポテトで約300円。

サンドイッチのパンは焼いたのが食べたかったなぁ・・・。
あと、ポテトが冷たい上に油でベッチョリ。塩もきいてない。
しかも食べ始めたらスタッフが、『あと10分』とやってきて、
後で分かったのだが、国境到着前の駅で食堂車が切り離されるらしい。
結局急かされながら美味しくないポテトを食べきり、再び自分の座席へ。
とはいえ、このとき食事をしておいて良かった。
半日ぶりのまともな食事だし、
この後マレーシア入りしてバタワースに到着するまで、まったく売り子が来ず、
下手したら24時間食べそびれるトコだった。
国境駅手前では、食堂車をはじめ車両がいくつか切り離された。


↑ ビフォアー&アフター。車両が切り離され、新たな車両がくっついた。
ちなみに列車の扉は手動式で、走行中も自分で扉を開けられる。
いかにもアジアの旅って感じ。
そして8時半頃、ついに国境駅に到着。
まずはタイ側で出国審査を済ませ、続いてマレーシア側で入国手続き。
マレーシアって入出国カードがいらないんだっけ?
あっさり入国スタンプもらえたからビックリした。
入国審査ののち、手荷物検査。
日本人だからか、他の乗客の誰よりも早く終わった。
というワケで無事、マレーシアに入国!!
約1年ぶり、3回目となるマレーシア。
最初の9泊11日旅行のときにマレー半島はほぼ堪能した感はあったので、
今回は過去2回の旅で行けなかったペナン島に行くことに。
国境駅からさらに走ること4、5時間。
列車はバタワースに到着。
ここから隣接のフェリーターミナルへ移動し、フェリーでペナン島へ入島する。
思えば11月末にタイ入りして以来の島。やっぱり旅の締めくくりは島旅でしょう。
バタワースからペナン島へは約15分で到着。

それにしても、改めてやっぱマレーシア好きだな。
このゴチャゴチャ感がいい。
モスリム、華人、インド人、あらゆる人種がゴッチャゴチャで、食も言語も文化も様々。
フィリピン同様に英語が広く使われてるし、人々はフレンドリー。
自分にとってのアジアってまさにこんな感じ。
タイでは看板すべて意味不明なタイ語だったけれど、
ここペナン島ではアルファベット&漢字のダブル表記で分かりやすい。
世界遺産にも登録されているジョージタウンを歩くと、
チャイナ・タウンにリトル・インディアもあれば、イギリス統治時代の名残を伝える建物もあったり、
ここが一体どこだか分からなくなる。
さっそく宿探し。が、マレーシアの宿は高い。
アウトバス、エアコンなしの部屋が1,000円前後もするなんて。
何軒か飛びこんだ末、結局ドミトリーの部屋にしちゃったい。
でもここ、安いだけじゃなくてエアコン付きだし日当たりが良かったんだもん。
さて、とにかくマレーシアに来たら、インドカレーを食べようと思っていたオイラ。
早速インド料理屋に入るも、例によって注文で失敗。
ガチのチキンカレーが出てきてしまった。

その大きさ、握りこぶし3個分。
や、あの、こんなガチのカレーじゃなくて、
日本のインドカレー屋みたいなのが食べたかったのだが・・・。
ええ、もちろん食べましたよ。
手がベッタベタになりながら、巨大な鶏の塊を胃袋に収めました。わはは。
マレーシアの残念なところはビールが高いのよねぇ。
自国生産してないから全部輸入ビールで、ほぼ日本価格。
中国、ベトナム、ラオス、カンボジアから考えるとほぼ4倍っすよ、4倍。
その後もふらりとジョージタウンを散策するも、やっぱり迷子で辺りは真っ暗。
夜になるとあちこちから屋台が出現するのだが、
遅いランチでガチのカレーを食べてしまったため食欲がわかず、マンゴージュースだけテイクアウト。
いつものように宿でゴロゴロネットして就寝の巻。
【今日の家計簿】単位:リンギット(日本円は×30)
食堂車朝食 100バーツ
水 2.6
インドカレー 8
パン 1.4
船 1.2
宿(ジョージタウン)×2 36

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Posted by マホチン at 12:00│Comments(0)
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