沖縄好きな元広島演劇人の西オーストラリアその後日記

瀬戸内海が一望できる岡山のローカル遊園地「鷲羽山ハイランド」におばさん２人でやってきました。



さびれた昭和の遊園地を想像していたけど、地元の中学生や２０代のカップルで大賑わい。

Ｂ級感を期待していたら絶叫マシンもフツーにガチなやつばかりで、
気が付けば乗り物で涙を流しながら絶叫し、動物ふれあいコーナーでイグアナやモモンガに癒され、
いやあんなに楽しいと思わなかった。

入場料は入園＋フリーパス料金が3,800円というメジャーな遊園地と比較すると不安になるほど破格。
我々は事前にクラブオフの割引チケットを買っていたので、1人1,750円。そりゃ期待しないでしょ。

園内に入ると、まず現れたのはお年寄りや体の不自由な方々にまったく優しくない長い長い階段。
この辺が昭和感。



実は正式名称は「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」という事で、
2006年よりブラジリアンパークとしてリニューアルされたこちら。園内がやたらカラフル。

そこそこ入場者はいるものの、敷地内が広いため人との距離感も広く、
３連休でもほとんどの乗り物が待ち時間ナシで乗れるよう。

せっかくなのでチャレンジするかと思ったら、そういえばこの友人と遊園地に来るのは初めてなので、
絶叫系どこまでＯＫか知らないジャン！と気づくの巻。

聞くと絶叫系は得意ではなく、特に垂直直下のヤツは絶対ムリ。回転系は大丈夫との事。
「乗りたいのあったら、乗ってきていいよー」と言われたものの、自分も1人では無理なんだよなぁ。

そんな中、友人が「あれはイケるかも！」と言ったのが、後ろ向きに走るジェットコースター。

バックナンジャー（岡山弁）
日本初！宇宙初！ループ付逆走コースター後ろ向きのまま進むジェットコースター


↑　後ろ向きに走ります

後ろ向きって・・・逆にコワイんじゃ・・・と思いつつ、気が変わらないうちに乗せることに。
絶叫マシンは久しぶり過ぎて、あまりドキドキもないまま出発。

後ろ向きにゆっくり勾配が上がっていき、頂上に。


↑　ピンクのレールがくだんのコースター

うおー！！景色最高！！と思った瞬間からの、突然のバックドロップ！！ぎゃー！！
いつの間にか後ろ向きに１回転→立て続けのバッグドロップ！！ぎえー！！

ここ数年出した事のない声を出しまくり、放心状態でスタート地点に到着。
足は生まれたての小鹿のごとくガクガク・・・。

あああ、怖かったよ・・・と涙を拭いつつも、何だろうこの爽快感、味わった事のないスッキリ感は。

絶叫的が苦手な友人も「いや、コレもう１回乗ってもいいよね」「そう！クセになる！」と意見が一致。

当初は「まー、入場料安いし、別に乗り物乗らなくてもいいよね」くらいの感覚だったけど、
結局ガッツリ乗り物を堪能。


↑　絶叫系は大丈夫だけど、グルグル系は若干な自分。でも気持ちよかった

さすがにこういう系はムリだったけど。



１番面白かったのがやっぱり有名なコレ。



スカイサイクル
地上高16m（4階建てビル）の上空で自転車をこぐ。世界一のスリルと展望が楽しめます。

瀬戸内海ビューの絶景を眺めながら自転車をキコキコ漕ぐのですが、
”え？これ落ちない？大丈夫？”といろんな意味でコワイ。


↑　怖すぎて手が汗ばむ

コースは結構長め。



しかしレールの先は絶景。


↑　こあいー！けど絶景

観覧車から見た多島美も素晴らしく、鷲羽山ハイランド全然アリじゃん！という結論に。




↑　ブラジリアンパークという事で、売店メニューもそれっぽいヤツ

とにかく景色がバツグンに良いので、
園内のテーブルでピクニック（持ち込み可能！）をするのもアリ。



バンジーなんて飛ぶ人いるのかなと思ったけど、バンバン飛んでるし、
暗いニュースばかりの３月中旬、ここはなんだか平和でちょっと元気になった。

園内には動物とのふれあいコーナーもあり、ここも想定外に楽しかった。
中でもコレ。



イグアナー！！いきなり目の前に居たのでビックリ！！え、放置？！
しかも、



抱っこさせてもらっちゃったー！！
そしてこのフクロモモンガがいつまでも見ていられる可愛さ。



ジャンプが得意なこの子は次々お客さんからお客さんへと飛び移る大サービスぶり。たまらん。
自由な雰囲気で子どもを差し置いてメチャクチャ楽しんでしまった。

他にも鷲羽山ハイランドではサンバのショーを始め１日中ステージでショーをやっていたり、


↑　ナゾのノリで進行していくビンゴ大会

シジューのおばさん２人が思いがけず本気で楽しんでしまった。
みんな混雑したネズミーランドとかＵＳＪばっかじゃなくて、ローカルな遊園地にももっと行こうよ！
たった3,800円（ネット上に各種割引情報アリ）でノー行列で乗り物乗り放題なのに。

さて、ひと通り堪能したし、１度再入場スタンプをもらって、温泉に行きます。