2020年03月03日
暖冬の北海道支笏湖&ニセコ旅⑥ニセコバブルはホントウだった

ニセコの別荘エリアで目覚めた朝。

バルコニーから望む景色は雪雪雪!!ハァ、静かだ。
昨夜は寝る直前に水をガブ呑みしたのが幸いしたのか、呑んだ割に酒が残っていなかったので良かった。

↑ ずっとここでダラダラしたい
昨夜の甘えびの殻で取ったお出汁のスープと筋子&ゴハンの朝食をいただき、
名残惜しく荷造り。あー、もう何日かココで生活したい。

以前「月曜から夜更かし」でも取り上げられていたけど、今やニセコは空前のバブルが到来。
外国人が土地を買い占めるため、地価は高騰。給料もものすごくいいけど、
街のスーパーではウン万円のお肉やらフォアグラやらが並んでいたり、とにかく生活費も高いらしい。
というワケで、1杯3,000円のラーメンを冷やかしに、車ですぐのスキー場に立ち寄り。

↑ ニセコに来てスキーもスノボーもしないって、何しに来てんだオレ
いや、本当に欧米人の多いこと多いこと。日本人どこにいるのよ。
残念ながら朝早いせいか3,000円のラーメンは確認できなかったけど、併設のレストランがいい感じ。


スキーもスノボもしないけど、スキー場でカレーだのおでんだの食べながら呑むの憧れなんだよねぇ。
続いて目指すのは秘境の温泉。
途中に通過したニセコのメインストリートはもはや外国。

段々山道に入り、どこからどこまでが道路なのかかよく分からない道をガシガシ登り、ようやっと到着。

いやいや!自力じゃ120%ムーリー。
駐車場から既に硫黄臭がスゴイ。
「こっちに源泉があるんよ」と言われた眼下には雪の中こんこんと沸く源泉が。

↑ この雄大な自然!!
「泥温泉があってねー、自分の毛穴から硫黄の匂いがするよ~」との事で、
ロケーションもバツグンだし、これは期待大。
入浴前にパッと見えた山ビューの休憩所もいい感じ。
日帰り入浴においてこの休憩所も大事なんだよねぇ。
平日の午前中という事で、女子風呂は最初から最後まで貸し切り状態。
「いつもスキー場の帰りにしか来ないけど、こんなに人おらんの初めて」と元同僚。
まずは内湯で軽く温まって露天風呂へゴー!
大自然の中のパノラマビュー!!
露天風呂だけでも女湯はいくつも浴槽があり、近場の浴槽に浸かって温まったところで泥風呂へ。

↑ 公式サイトより拝借
泥風呂、別府以来かしら。硫黄臭がスゴイ。
顔や腕にガシガシ塗り込み、目の前には一面の雪景色。なんだサイコウじゃないか。
突然”バーン!!”という爆音がして、何だ?!発砲事件か?!と思ったら、雪が屋根から落ちる音だったり、
山の斜面を下って行くスキーヤーに素っ裸で手を振ったり、やー楽しかった。
お風呂も良かったけど、休憩室も最高だった。
雪景色の中、風呂上がりの瓶ビールをイタダキマス。

こんなところ、絶対自分じゃ来れないので、連れてきてもらえて本当に感謝感謝。
続いて腹が減ってきたのでランチタイム。
いろいろ選択肢を用意してくれたけど、そういえば大好きなスープカレー食べてねぇや、って事でこちらへ。

こちらも漏れなく欧米人率80%(自分調べ)。
支笏湖で食べたベーコンが非常に美味しかったので、ベーコンのカレーをオーダーしたら、
どデカいベーコンがやってきたよ。

巨大なベーコンをギコギコ切りながらイタダキマス。ウメェ。
予約した空港行きスキーバスの時間まで余裕があったので、腹ごなしを兼ねてニセコのメインストリートを散策。
なんかもう外国だね、ニセコ。

↑ オサレ過ぎる珈琲屋さん
カフェやバーなんかメチャクチャオシャレだし、ドラッグストアで40万もするワインがフツーに売られていたり、
完全に異国でしたニセコ。

↑ キッチンカーもいろいろ(高い)
時間になったので空港行きのバス乗り場に移動し、いい思いをさせてくれた元同僚とお別れ。
ああ、楽しかった。
バス到着のアナウンスが英語で危うく逃しそうになりつつ、欧米人率90%(自分調べ)のバスでいざ空港へ。
寒波と強風警報のため、かなりヨユーを持たせていたけど、幸い10分遅れ程度で空港に到着。
新千歳空港と言えば、グルメに温泉に買物等、充実した施設が楽しみな空港。
さすがに今回は温泉に入る時間はないので、とりあえず空港ラーメンをイタダキマス。
えびそば 一幻の新千歳空港店。昨年すすきのの方に行った時は人多過ぎて断念したのでリベンジ。
10分くらい並んでカウンター席へ。

ラーメン屋って旅先でしか訪れる機会ないのだけど、ここ数年は完全魚介出汁推しな私。
「えびしお」「えびしょうゆ」「えびみそ」の中から迷わず「えびしお」を選択。
待ってる間にビールをチビチビ。本当は餃子も食べたかったけど、たぶんムリだろうな・・・。
ほい、キター!

ひと口スープをすすると、エビの旨みがブワワワ~。ひゃー!噂に違わず美味し~い。
あと、麺が太いのも自分好み。
広島だと、いつでもお客が外で待ってる某博多ラーメン屋が人気だけど、自分はやっぱり細麺より太麺派。
いい感じにスープと絡まって、ハァ旨かった。
続いて向かったのはロイズ チョコレートワールド。

広めの専有面積を持つこの一帯、北海道物産展でお馴染みの商品以外にも豊富な商品、
ガラス越しに見学できるチョコレート工場やパンコーナーなんかもあったりして楽しい。

定番から初めて見る商品までパパパとカゴに放り込み、買い物タイム終了。
あまり時間がなかったけど、最後はラウンジでアイスコーヒーをイタダキマス。


機体ビューの開放的なラウンジで、有料だけどアルコールもアリ。
ANAから天候不良のお知らせがきていて、
万が一飛ばなかったら空港温泉に泊まろうと温泉の割引券をもらったけど、幸い無事飛びました。
というワケで2泊3日の北海道旅終了。
この旅行記をチンタラ書いてる間に世の中はコロナウイルスの影響ですっかり様変わり。
我々が訪れた時に「北海道で初の感染者」というニュースが流れていたのが、
今や北海道で訪れた場所がことごとく閉鎖し、患者も増え続ける一方。
え、たった2週間でこんなに変わる?
一刻も早く事態が収束して、また呑気な旅ができますように・・・。
Posted by マホチン at 20:06│Comments(0)
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