沖縄好きな元広島演劇人の西オーストラリアその後日記

支笏湖の老舗温泉旅館で盛りだくさんな夢から目覚めた朝。
人の気配を感じるせいか、誰かと旅行をすると毎回盛りだくさんな夢を見る。

朝食前にひとっ風呂。

極寒の渡り廊下を下り、たどり着いたのは昨日入った展望風呂とは離れた天然露天風呂。

こちらは全国でも約２０か所しかないといわれる、足元湧出湯の天然露天風呂で、
温泉の水位は支笏湖の水位と同じとなるため季節によって上下する究極の天然温泉。

冬のこの時期はひざ下まで水位が下がるため、腕立て伏せのような体制で入湯。
加水も加温もしていないためお湯に浸かっていても寒かったけど、
時折足元からポコポコ気泡が浮き上がり、「ワー！ここ温泉出てるよ！」と発見したりして面白かった。

そして何といっても素晴らし過ぎるロケーション。

昨日は日没後で真っ暗な中の入浴だったけど、支笏湖ビューを眺めながらの入浴は非日常感満載。


↑　男性側の露天風呂（公式サイトより拝借）

湖畔の向こうには富士山のようなキレイな形の山がすそ野を広げ、静かな時間が流れていく。
１度上がって再び渡り廊下を歩き、もう１つの展望風呂で再び温まり直し。
あーコレ、いつまででも入れるな。ええお湯だった。

朝食はビュッフェスタイル。



昨晩布団を敷きにした仲居さんが「コロナの影響で観光客が～」なんて話をしていたけど、
氷濤まつり開催中の週末というせいか、朝食会場は宿泊客でいっぱい。



早朝通りかかった時、”ん？なんかパン焼いてる匂いする？”って思ったけど、ここで焼いてるのかしら。
基本は和テイストだけど、パンあり、カレーあり、プチケーキありで良かった。

食後ダラダラした後、１０時２０分の送迎シャトルバス「名湯ライナー」にて札幌へ移動。
５００円で札幌駅前⇔支笏湖を送迎してくれるので大変ありがたかった。



約１時間ちょっとで札幌駅前に到着。時間は１１時半。

朝食ビュッフェを食べ過ぎてまったくお腹はしていないものの、
回転寿司のお持ち帰りを注文しに昨年に引き続き根室花まるへ。



美味しいという評判と待ち時間がエグイというのが評判の回転寿司。
昨年お持ち帰りし、送迎バスの車内で食べたら瞳孔がグワっと開くほど旨かったので再訪。

整理券をもらっても時間が読めないところがあるので、ここは潔く諦め時間指定のテイクアウトでいきます。



さてさて、メニューの端から端まで慎重に吟味。
去年べらぼうに旨かった生ホタテとあん肝は２貫ずつ頼もう！と話していたのに、ガーン。どっちもない・・・。

店員さんを捕まえて確認すると、今日は生のホタテはなく、冷凍との事。がーんがーん。
そして楽しみにしていた あん肝もないとは、残念過ぎる・・・。

気を取り直して高めのお皿から選りすぐって１０種類の皿をセレクト。
受取り時間を１５時に指定し、ミッション完了。

少し時間があったので、ネット情報を頼りに寿司が食べられそうな公共のスペースを偵察。
赤れんがの休憩スペースはオサレで開放的な造りで良かったのだけど、
勉強する学生が多過ぎて席はなさそう。


↑　自習禁止と書かれているけど、おかいまいなしに勉強する学生だらけ

ついでに北海道庁旧本庁舎もチョロリ見学。



は～。美しい。１月の台湾旅で見た高雄歴史博物館のようなステキな外観。
工事のため現在閉館中との事で、中には入れ～ず。



１４時にサッポロビール博物館のツアーを予約していたので、それまでの時間どうしようと思い、
そうだ！北海道といえばパフェ食べよう！と１３時オープンのお店へ。



「大人パフェ」で検索して気になったお店。



インスタ映えする上にしっかり美味しいパフェが頂け、お酒もおつまみもある大人の空間。
夜は行列ができるらしいけど、昼は比較的空いているとか。え、逆じゃね？

１３時きっかりに来店したものの、既に数組が入店。


↑　カウンターもあり

ここ数年、パフェ食べたいとか１ミリも思わなくてもう何年も食べてないけど、
うはー！塩キャラメルとピスタチオのパフェうっまそー！！


↑　先に届いた珈琲も美味しい＆器が可愛い

待つこと２０分。パフェきたヨー。



ぎゃー！！美しい！！ほんで１つ１つがいちいち美味しい。
塩キャラメルとピスタチオのアイス、それぞれ旨いけどその上の岩塩がいい仕事しててウメェ。

そこにカシスムースの酸味が効いて素晴しいマリアージュ。
量が多くないのもいい。パフェって最後溶けるし、消化試合になっちゃうのよねぇ。

パフェ、最後に食べたの思い出せないくらい久しぶりに食べたけど、ハァ旨かった。