2018年01月21日
香港弾丸36時間の旅*モバイル搭乗券を使ってみた*

香港国際空港到着は21時。
通常なら飛行機を降りて、預け荷物を取って、両替して、SIMカードを買って、
1時間かけて市内まで移動(空港⇔市内が遠い)し、日付が変わる前にホテルにチェックイン、
・・・という行程になるのだけど、いかんせん私たちには時間がない。
可能な限り調べられる事は事前に調べ、やりたい事を盛り込み、事前にメモを作成。
初日のメモはざっとこんな感じ。
・空港に行く前にウェブチェックインを済ませる(出発の48時間前から可能)
・紙のBoading Passもプリントしておく(念のため)
・KLOOKでケーブルカーのチケットを買う(広島空港行きのバスの車内で完了)
・行きの機内でパイナップルパイとチャーシューパイを食べる(事前予約済み)
・香港に着いたら即機内で香港SIMをアクティべートする
・空港のATMで1,500HKドルを出金する
・空港の「何洪記粥面専家」で蝦雲吞麺を食べる
・帰りに買って帰る「奇華餅家(kee wah bakery)」のクッキーをチェックする
さて、今回は預け荷物一切ナシのご近所スタイルのため、
初めて香港エクスプレスのモバイルチケットを利用した搭乗を試みてみました。

↑ こちらがモバイルチケット
事前にアプリをインストールすると、48時間前からモバイルチェックインが可能。
預け荷物がなければ直接保安検査場へGOという便利なシステム。
何といっても、広島空港でチェックインカウンターに立ち寄る必要がないのは便利。
時間を気にしなくて良いから、離陸までの滞在時間が短くて済むわぁ。
とはいえ、「紙の搭乗券との差し替えが必要」とのネット情報や、
空港で「ぎゃー!携帯の電源が入らないっ」なんてトラブルも心配(ないと思うけど)で、
念のため紙の搭乗券もプリントアウトして持参。
保安検査場で携帯の画面を見せると、
「航空会社のデータと照合するのでお待ち下さい」との事。
その場でスタッフがチェックインカウンターに電話をかけ、私たちの予約が入っているか確認し、
「確認が取れましたので、どうぞ」という流れで保安検査場を無事通過。
その後、搭乗口に居ると
「HKエクスプレスからお客様のお呼び出しをいたします」・・・と、初のお呼び出し。
わーなんだ、と行ってみると、
「パスポートの確認をします」とパスポートをチェック。
「搭乗券を発行しますので、こちらを使って搭乗下さい」との事。あ、そうなんだー。
「お客様、お席別々に取られてますけど、空きがあれば並びの席に変更しましょうか」
「えー。本当ですか。お願いしますー」
わざわざ追加料金払って座席指定しなくてもいいかなぁと思ってそのままにしてたけど、何とありがたい。
さすがグランドスタッフは天下のANA様、神対応。
というわけで、携帯電話を使って搭乗というよりはいろいろアナログだったけど、
預け荷物ナシ&モバイル搭乗券で気軽に旅立てるのは良いなぁと思った。
まとめとして日本出国時は、
・チェックインカウンターに立ち寄る必要はナシ
・保安検査場でスタッフによる照合(カウンターと電話のやり取り)あり
・搭乗口で航空券の発券とパスポートチェックあり
だったのだけど、帰りの香港では
・保安検査場はQRコードの読み取りで通過(電話確認より早い)
・搭乗口でパスポートチェック後、端末のQRコードを使って搭乗
・・・と、香港出国時の方が格段にスムーズでした。
いちいち携帯電話を立ち上げるのにワタワタしたけどね。
さあ搭乗。
例によって日本人客は少なく、搭乗した瞬間からそこは香港。
帰国組が多いせいか、毎回行きの便では荷物入れの棚ががいっぱいで困るの巻。
機上では事前予約をしていたパイをイタダキマス。

↑ パイナップルデニッシュ&オリエントスタイルのチャーシューパフ
このパイ、機内のメニューではHKD45(約650円)と書かれているのだけど、
2、3か月前に事前予約した時は何故か70円。
後日料金が修正されていたので、たぶんアップデート時にゼロ1つ間違っちゃったパターンと思われる。
(そんな事あるんかーい)。
うむ。機内メシにしては旨い。予想通りすげーボロボロこぼれるけどな。
機内でSIMカードの差し替えも完了。
たったの30時間の滞在だけど、効率良く動くためにGoogleセンセイは必要なのだよ。
今までは空港でSim Cardを買って、その場でスタッフに設定を丸投げしてたけど、
カウンターを探す手間とか接続されるまでにわりと時間が掛かるので、今回はアマゾンで購入。
飛行機を降りる頃には早くもネットが繋がり、大変便利でした。
預け荷物もないので、バゲージクレームもスルー。
いやあ、荷物ないって本当に楽だ。
現金は空港のATMでクレカから引き出し。
ほとんどの場所でクレカが使えるけど、香港版イコカ「オクトパスカード」の購入&チャージ用と、
ジェニーベーカリーのクッキー(現金のみ)用に多く見積もって1,500ドル(約21,000円)にしてみた。
続いて帰国日に買い物をするクッキー屋さんを下見。

↑ 「奇華餅家(kee wah bakery)」。23時まで営業。
街中いたる所に店舗があるけど、早朝から深夜まで営業している空港店で帰国時に買うのが楽。
定番のパンダクッキーとか、安易すぎて全然旨そうじゃないけど意外とここのクッキーどれも美味しいのよ。
さて、深夜ですけどお腹ペコペコなので空港で香港メシをイタダキマス。
入ったのは第1ターミナルの便利な場所にある「何洪記粥面専家」。

まずはビールを注文し、有名な海老雲吞麺は絶対食べるとして、気になるものをいろいろ注文。
空港ということもあって、英語も通じて日本語メニューもあってスムーズ。
サービスは香港式のため、なぜかデザートが最初にやってくるの巻。

↑ 日本語メニューによると「小豆入りモクセイ風味中華風プリン」。どんなプリンだ。
おお、いきなりデザート旨い。ちょっと日本人には馴染みのない味だけど、我々にはヒット。
さらに想像を超えたのが、「干えび卵炒め腸粉」

わーなんだこれ。ライスロールの卵とじ的な。いや、旨いよ。
海老雲吞は海老がプリプリ~、大好物の海老餃子も美味しくて、
本当香港来る楽しみってメシだよなぁと実感。
街に着く頃には日付が変わってしまう時間帯なので、
空港価格とはいえ、到着してすぐミシュラン1つ星を獲得している老舗の味が楽しめるのは嬉しい。

さて、ようやっと空港を出ていつものようにバスで市街地へ。
深夜でもバスがバンバン走っているので、本当に便利な街だわ香港。
今回は滞在時間が短すぎるため、いつもの定宿から数軒隣の姉妹ホテルにしてみました。
深夜にチェックインして寝るだけだし、朝は5時に出るし、と思ってグレードを下げてみたけど、
あー冷蔵庫ないんだ、
あー金庫ないんだ、
ってか洗面台、ちょー使い辛れぇ!!
とか、ちょこちょこ小さな不便があって、寝るだけとはいえグレード下げちゃいかんな、と後悔。
場所は油麻地の駅から徒歩1分で便利なんだけどね。
さて、寝る前に充電充電。ってぎゃー!!変換プラグ間違えてるし!!
慌ててフロントで借り、何とか事なきを得るの巻。いや、もうホント生命線ですからね。
朝6時に目覚ましをかけて就寝でございます。
*旅の家計簿1日目(円換算)*2人分
広島→香港の航空券(2人分) 3,520円
オクトパスカード2枚 2,883円
Casa Hotel(2泊分) 17,382円
機内食(パイナップルデニッシュ&オリエントスタイルのチャーシューパフ) 140円
何洪記粥面専家 5,086円
ATM出金手数料 216円
Posted by マホチン at 20:46│Comments(0)
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