2011年01月29日
チェンマイ、警察の世話になる
1月18日(火)
今日は我が母の誕生日。おめでとー。
そしてAUS時代の同僚で、今日チェンマイで再会するユーキ氏もお誕生日。
そんなめでたい日の早朝、オイラは愕然としていた。
金を盗られた・・・。
ラオスのバスでは日本から持ってきたショールを忘れ、
カンボジアのバスではAUSから持ってきた思い出の詰まったウクレレを忘れ、
もう絶対忘れものしない!と心に誓ったのも束の間、
今度はタイのバスで現金を盗まれた。
バンコクからチェンマイ行きの夜行バスに乗車したのは昨夜。
23時に1度休憩をはさみ、バスは早朝6時にチェンマイに到着。
バスの車内に預けていたバックパックを受取り、
ソンテオと呼ばれる乗合いタクシーに乗り、街の中心部にあるツーリストオフィスへ移動。
ここで日が明るくなるのを待ちながら珈琲を飲み、
バックパックからメモ帳代わりに使っている携帯電話を取り出そうとしたときだった。
いつものようにカバンに付けているカギのダイヤルロックを解除し開けようとすると、
あれれ既にカギが開いている。
あれ?カギ掛け忘れた?と思いながらバックパックを開け、荷物を出そうとすると、
あれ?何でこんなところで充電池が?あれ?なんか入れたときと違う。
ああ、こりゃ開けられたな。
胸のドキドキを押さえながら呼吸を整え、
まわりの目を気にする余裕なくカバンを開けると、やはり中身を一通りかき回されている。
あー、やっぱりやられた。
ベトナム→カンボジアのときは治安が不安でマネーベルトを巻いていたのに、
タイでは安心してバックパックの中にしまっていた。
盗られているとすればそこだ。
あああ、クレジットカードもそこだ。
ドキドキしながらマネーベルトを探す。
良かった、あった。
やっぱり現金はなくなっていた。
が、何故かカードは無事。
おおお、ドロボウよ、ありがとう。
しかしおバカなオイラ、
金を分散して持っていたハズなのだが、どこにいくら隠していたか記憶が曖昧。
自分が隠していたと思われるところをいろいろチェック。
すると、2万円発見!
良かった。
ここの隠し場所は分かりにくいから気づかれなかったみたい。
一通りカバンの中をチェックしたところ、盗られた額は2万円。
が、クレジットカードや日本の携帯電話がそのまま残っていたのは不幸中の幸い。
むしろバックパックごと持って行かれず、現金以外なくなっているものは今のところナシ。
ありがとうドロボウ!!
ウクレレを車内に忘れたときは、自分のウッカリにムチャクチャ後悔したけれど、今回は不可抗力。
金銭価値ではウクレレ(2,500円)が安いけど、ショックは変わらないかも。
それにしても、よく現金以外の中身を全部戻してくれたよなぁ。
自分は無事だし、他に大切なもの(パソコン、カメラ、メモリ、パスポート、クレカ)は無事。
旅に支障はないし、2万円は盗られたけどちょっとホッとした気持ちも。

↑ こちらが壊されたカギ。100均ではない、高価なのを選んで買ったのだが・・・
わざわざカギを壊されたし、今回のパターンは防ぎようがない。
現金が戻ってくるワケはないし簡単に諦めがつき、一応ツーリストオフィスのスタッフに、
『バスで現金盗まれちゃった』と言ったら、
『ええ?待ってて。今バス会社に電話するから』と連絡してくれることに。
『いくら?』
『えーと。20,000円だから、7,000バーツ』
『オッケイ』
と言っても盗られた現金が返ってくるワケではないしなぁと思っていたら、
『バス会社が返金してくれるけど、』
って、お金返ってくるの?!100パーセント返ってこないと思っていたよ。
『350ユーロ盗られたって言いましょう』
え?!騙すの?!しかも何故ユーロ?!
1ユーロいくらか分かんないし!!
あの、何割か戻ってくるだけで嬉しいんですけど・・・。
しかもここでオイラ、重大なことに気づいた。
家計簿を見て発覚。
なくなっていたのは2万円ではなく1万円だった。
うそーん?!
ヤバイ、2万円じゃなくて1万円って言わなきゃ。
しかしスタッフの女性、電話で熱心にバス会社と交渉してくれている。
今更『2万円じゃなくて1万でした♪』って言えない・・・。
さらにスタッフの女性、オイラに携帯を渡して耳元で、
『アナタに代わって欲しいと言ってるけど、15,000バーツ盗られたって言いなさい。
何か言われたらツーリスト・ポリスに行くって脅すのよ』
ひー!!15,000バーツって45,000円ですけどー!!
すみませんすみません、盗られたの1万円です。けど、今更言えません。
オイラ『は、ハロー・・・』
バス会社の女性『いくら盗られたの?』
オイラ 『(ホントは10,000円だけど))い、15,000バーツ(45,000円)』
バス会社の女性『半分払うから。オッケイ?オッケイ?』
そして再びツーリストオフィスの女性と代わり、しばらく交渉が続く。
『バス会社は7,000バーツ払うと言ってるけど、ノーと言うのよ!』
いやいやいや、7,000バーツで十分ッス!むしろボったくってるッス!
しばらく待たされた末、電話を切ったツーリストオフィスの女性いわく、
『バス会社はお金を払うと言ってるけど、まずはツーリスト・ポリスを通してだって』
ん?さっきまでツーリスト・ポリスに言うって脅してたのに、
バス会社が提示する額を『ノー』と言い続けたせいか、交渉決裂ってこと?
というワケで結局ツーリスト・ポリスに行くことに。
電話でずっと交渉してくれたオフィスの女性に
『これ、バス会社の電話番号、これがアタシの携帯番号。必ず連絡して』とメモを渡され、
手配してくれたトゥクトゥクに乗りツーリスト・ポリスへ。
おいおい、なんかややこしいことになってきたぞ。
時刻はバスがチェンマイに着いてから3時間近く経過。
今頃は宿を見つけて優雅に朝ゴハンを食べてる予定だったのにー。
15分後、たどり着いたツーリスト・ポリスは川沿いののどかなエリア。
現金を盗まれたと伝え、額は今更後に引けず2万円。
壊されたカギを見せ、さらに英語で状況を詳しく書かされる。
一通り説明すべきことを全部終え、すぐツーリスト・ポリスとバス会社が話をしてくれるらしい。
や、ポリスとは言ってもこういう場合、
ただ調書取って『はい、分かりました』で終わりだと思ってたけど、ちゃんとしてくれてビックリ。
ってか、バス会社がお金を払ってくれるってコトが本当に不思議。
そういう義務ってあるのかなー。日本でももし盗られたらどうなるんだろう。
で、ここでも結局待たされること3時間。
それにしてもポリスたちヒマそうだ。
結局、オイラ以外相談に来た人は1人しかいなかったし、みんなテレビ見てるか新聞読んでるだけ。

↑ 世界時刻は全部時間が間違っていた
やがて、
『向こうは5,000(約15,000円)バーツ出すと言ってるけど、いいか』
と言われ、全然オッケイなのだが2万円と言ってしまった手前、
”ちょっと少ないけど、仕方ない・・・”的演技を装い、
『はい、いいです』と了承。
『それですべて示談ということで、後々訴えたりできないからね。いいね』
と言われ、その後はバス会社の人間が来るのをひたすら待つ。
警察のおっちゃんたちもヒマそうだが、オイラもいい加減限界。
お腹ペッコペコで時間を持て余していたらおっちゃんが、
『散歩でもしておいでよ』
『はい。あの、お腹減ってるんだけど』
『だったらこの近くに食堂あるよ。ヤスイネ(日本語)』
と言われ、署内を抜け出し外へ。

ここの食堂、ムチャクチャ良かった。
お昼ドキのため、近くのサラリーマンたちが多い。
店の前に並んだおかずを指差し形式で、オイラは美味しそうなグリーンカレーを注文。
これ、メッチャ旨かった。

タイ料理って”ここまで辛くなかったら美味しいのに~”ってものがよくあるけれど、このカレーはマイルド。
3分で完食。
一皿では足らず、別のカレーを再び注文しさらに卵をトッピング。
や、この半熟クンは反則やわ。旨すぎー!

カレー2皿をペロリ完食。これ全部でたった80円。
お腹もイッパイになり、ちょっと幸せ。
しかしいったあとどれだけ待てば良いのだろう。
こういうときこそアレだ!と思い、
ノンスモーカーのくせに匂いが気になって買ったバニラのタバコを署内で吸ってみた。

うん、よく分からない・・・。
お店で箱の上からクンクンしたときが一番いい匂いだったな。
川辺を散歩し再び戻ると、バス会社の人が来ていた。

が、服装はカジュアルだし、なんかバイク屋で働いてそうなハタチそこそこの兄ちゃん。
オイラはコイツと戦っていたのか・・・。
オイラの状況説明書を元に作成した示談書(タイ語)を渡され、
『今後オイラはこの件に関してイチャモンをつけません』
という内容にサインをし5,000バーツを受取りすべて終了!!
はー長かった!!
1万円盗られたのを勘違いして2万円て言うて、5,000バーツ(15,000円)奪いました。
すみません・・・。
今朝6時にチェンマイに着いて、既に14時前。
『ここからどうやって帰る?この兄ちゃんが送ってくれるよ』
って言われたけど、オイラが絶対乗りたくなかったバイクだし荷物あるし、
そもそも今まで戦った敵だし、
『や、大丈夫です。ほら、荷物がこんだけあるし!』
『そんなの大丈夫だよ』
ということで、15kgのバックパックと5kgの紙袋をぶら下げバイクで2人乗り。ヤダー!!
兄ちゃんフツーに電話しながら走ってるし、オイラは荷物でバランス失いそうで怖いっつーの。
命からがら懐かしの街にたどり着き、以前通っていたカフェへ。
ちびっ子店主のIngに今朝の話をしていたら、トマト仲間のタカさん登場。
彼とはオーストラリア以来の再会。
トマトファーム時代の同僚で、ユーキ氏同様ひとつ屋根の下で暮らした仲。
ユーキ氏も現れ、今朝の話をベラベラとしたのだが、
さほど驚いた様子もなくふたり、
『北部では珍しいけど、よくあるよ』
『自分の身に付けてたバッグからお金抜かれた人もいるし』とのこと。
聞けば聞くほど置き引き、詐欺、窃盗などの軽犯罪なんてビックリすることじゃないみたい。
つくづく盗られたのが現金だけで良かった。
気を取り直して午後はタカさんとマッサージスクールの見学に。
事前にネットで調べていたのだが、チェンマイのマッサージスクールは多すぎて、
どこを選んだら良いか分からない。
今日行ったのはタカさんがインドで友だちにオススメされたスクールということで、
ここはかなり良かった。詳細はまた後の日記で。
ウキウキで明後日から通うことにし、帰りはデパートに寄ったり、
小学校の校門前ではこんなものを発見。

目玉焼きのトロトロ具合がたまらず、つい買い食い。
美味しかった~。
いったん宿に戻ると、疲れすぎてバタンキュー。
疲れた1日だった。
【今日の家計簿】単位:バーツ(日本円は×3)
カフェオレ 14
グリーンカレー×2 27
卵ゴハン 10
誕生日祝い 50
トゥクトゥク 60
宿(チェンマイ)×6泊 600

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今日は我が母の誕生日。おめでとー。
そしてAUS時代の同僚で、今日チェンマイで再会するユーキ氏もお誕生日。
そんなめでたい日の早朝、オイラは愕然としていた。
金を盗られた・・・。
ラオスのバスでは日本から持ってきたショールを忘れ、
カンボジアのバスではAUSから持ってきた思い出の詰まったウクレレを忘れ、
もう絶対忘れものしない!と心に誓ったのも束の間、
今度はタイのバスで現金を盗まれた。
バンコクからチェンマイ行きの夜行バスに乗車したのは昨夜。
23時に1度休憩をはさみ、バスは早朝6時にチェンマイに到着。
バスの車内に預けていたバックパックを受取り、
ソンテオと呼ばれる乗合いタクシーに乗り、街の中心部にあるツーリストオフィスへ移動。
ここで日が明るくなるのを待ちながら珈琲を飲み、
バックパックからメモ帳代わりに使っている携帯電話を取り出そうとしたときだった。
いつものようにカバンに付けているカギのダイヤルロックを解除し開けようとすると、
あれれ既にカギが開いている。
あれ?カギ掛け忘れた?と思いながらバックパックを開け、荷物を出そうとすると、
あれ?何でこんなところで充電池が?あれ?なんか入れたときと違う。
ああ、こりゃ開けられたな。
胸のドキドキを押さえながら呼吸を整え、
まわりの目を気にする余裕なくカバンを開けると、やはり中身を一通りかき回されている。
あー、やっぱりやられた。
ベトナム→カンボジアのときは治安が不安でマネーベルトを巻いていたのに、
タイでは安心してバックパックの中にしまっていた。
盗られているとすればそこだ。
あああ、クレジットカードもそこだ。
ドキドキしながらマネーベルトを探す。
良かった、あった。
やっぱり現金はなくなっていた。
が、何故かカードは無事。
おおお、ドロボウよ、ありがとう。
しかしおバカなオイラ、
金を分散して持っていたハズなのだが、どこにいくら隠していたか記憶が曖昧。
自分が隠していたと思われるところをいろいろチェック。
すると、2万円発見!
良かった。
ここの隠し場所は分かりにくいから気づかれなかったみたい。
一通りカバンの中をチェックしたところ、盗られた額は2万円。
が、クレジットカードや日本の携帯電話がそのまま残っていたのは不幸中の幸い。
むしろバックパックごと持って行かれず、現金以外なくなっているものは今のところナシ。
ありがとうドロボウ!!
ウクレレを車内に忘れたときは、自分のウッカリにムチャクチャ後悔したけれど、今回は不可抗力。
金銭価値ではウクレレ(2,500円)が安いけど、ショックは変わらないかも。
それにしても、よく現金以外の中身を全部戻してくれたよなぁ。
自分は無事だし、他に大切なもの(パソコン、カメラ、メモリ、パスポート、クレカ)は無事。
旅に支障はないし、2万円は盗られたけどちょっとホッとした気持ちも。

↑ こちらが壊されたカギ。100均ではない、高価なのを選んで買ったのだが・・・
わざわざカギを壊されたし、今回のパターンは防ぎようがない。
現金が戻ってくるワケはないし簡単に諦めがつき、一応ツーリストオフィスのスタッフに、
『バスで現金盗まれちゃった』と言ったら、
『ええ?待ってて。今バス会社に電話するから』と連絡してくれることに。
『いくら?』
『えーと。20,000円だから、7,000バーツ』
『オッケイ』
と言っても盗られた現金が返ってくるワケではないしなぁと思っていたら、
『バス会社が返金してくれるけど、』
って、お金返ってくるの?!100パーセント返ってこないと思っていたよ。
『350ユーロ盗られたって言いましょう』
え?!騙すの?!しかも何故ユーロ?!
1ユーロいくらか分かんないし!!
あの、何割か戻ってくるだけで嬉しいんですけど・・・。
しかもここでオイラ、重大なことに気づいた。
家計簿を見て発覚。
なくなっていたのは2万円ではなく1万円だった。
うそーん?!
ヤバイ、2万円じゃなくて1万円って言わなきゃ。
しかしスタッフの女性、電話で熱心にバス会社と交渉してくれている。
今更『2万円じゃなくて1万でした♪』って言えない・・・。
さらにスタッフの女性、オイラに携帯を渡して耳元で、
『アナタに代わって欲しいと言ってるけど、15,000バーツ盗られたって言いなさい。
何か言われたらツーリスト・ポリスに行くって脅すのよ』
ひー!!15,000バーツって45,000円ですけどー!!
すみませんすみません、盗られたの1万円です。けど、今更言えません。
オイラ『は、ハロー・・・』
バス会社の女性『いくら盗られたの?』
オイラ 『(ホントは10,000円だけど))い、15,000バーツ(45,000円)』
バス会社の女性『半分払うから。オッケイ?オッケイ?』
そして再びツーリストオフィスの女性と代わり、しばらく交渉が続く。
『バス会社は7,000バーツ払うと言ってるけど、ノーと言うのよ!』
いやいやいや、7,000バーツで十分ッス!むしろボったくってるッス!
しばらく待たされた末、電話を切ったツーリストオフィスの女性いわく、
『バス会社はお金を払うと言ってるけど、まずはツーリスト・ポリスを通してだって』
ん?さっきまでツーリスト・ポリスに言うって脅してたのに、
バス会社が提示する額を『ノー』と言い続けたせいか、交渉決裂ってこと?
というワケで結局ツーリスト・ポリスに行くことに。
電話でずっと交渉してくれたオフィスの女性に
『これ、バス会社の電話番号、これがアタシの携帯番号。必ず連絡して』とメモを渡され、
手配してくれたトゥクトゥクに乗りツーリスト・ポリスへ。
おいおい、なんかややこしいことになってきたぞ。
時刻はバスがチェンマイに着いてから3時間近く経過。
今頃は宿を見つけて優雅に朝ゴハンを食べてる予定だったのにー。
15分後、たどり着いたツーリスト・ポリスは川沿いののどかなエリア。
現金を盗まれたと伝え、額は今更後に引けず2万円。
壊されたカギを見せ、さらに英語で状況を詳しく書かされる。
一通り説明すべきことを全部終え、すぐツーリスト・ポリスとバス会社が話をしてくれるらしい。
や、ポリスとは言ってもこういう場合、
ただ調書取って『はい、分かりました』で終わりだと思ってたけど、ちゃんとしてくれてビックリ。
ってか、バス会社がお金を払ってくれるってコトが本当に不思議。
そういう義務ってあるのかなー。日本でももし盗られたらどうなるんだろう。
で、ここでも結局待たされること3時間。
それにしてもポリスたちヒマそうだ。
結局、オイラ以外相談に来た人は1人しかいなかったし、みんなテレビ見てるか新聞読んでるだけ。

↑ 世界時刻は全部時間が間違っていた
やがて、
『向こうは5,000(約15,000円)バーツ出すと言ってるけど、いいか』
と言われ、全然オッケイなのだが2万円と言ってしまった手前、
”ちょっと少ないけど、仕方ない・・・”的演技を装い、
『はい、いいです』と了承。
『それですべて示談ということで、後々訴えたりできないからね。いいね』
と言われ、その後はバス会社の人間が来るのをひたすら待つ。
警察のおっちゃんたちもヒマそうだが、オイラもいい加減限界。
お腹ペッコペコで時間を持て余していたらおっちゃんが、
『散歩でもしておいでよ』
『はい。あの、お腹減ってるんだけど』
『だったらこの近くに食堂あるよ。ヤスイネ(日本語)』
と言われ、署内を抜け出し外へ。

ここの食堂、ムチャクチャ良かった。
お昼ドキのため、近くのサラリーマンたちが多い。
店の前に並んだおかずを指差し形式で、オイラは美味しそうなグリーンカレーを注文。
これ、メッチャ旨かった。

タイ料理って”ここまで辛くなかったら美味しいのに~”ってものがよくあるけれど、このカレーはマイルド。
3分で完食。
一皿では足らず、別のカレーを再び注文しさらに卵をトッピング。
や、この半熟クンは反則やわ。旨すぎー!

カレー2皿をペロリ完食。これ全部でたった80円。
お腹もイッパイになり、ちょっと幸せ。
しかしいったあとどれだけ待てば良いのだろう。
こういうときこそアレだ!と思い、
ノンスモーカーのくせに匂いが気になって買ったバニラのタバコを署内で吸ってみた。

うん、よく分からない・・・。
お店で箱の上からクンクンしたときが一番いい匂いだったな。
川辺を散歩し再び戻ると、バス会社の人が来ていた。


が、服装はカジュアルだし、なんかバイク屋で働いてそうなハタチそこそこの兄ちゃん。
オイラはコイツと戦っていたのか・・・。
オイラの状況説明書を元に作成した示談書(タイ語)を渡され、
『今後オイラはこの件に関してイチャモンをつけません』
という内容にサインをし5,000バーツを受取りすべて終了!!
はー長かった!!
1万円盗られたのを勘違いして2万円て言うて、5,000バーツ(15,000円)奪いました。
すみません・・・。
今朝6時にチェンマイに着いて、既に14時前。
『ここからどうやって帰る?この兄ちゃんが送ってくれるよ』
って言われたけど、オイラが絶対乗りたくなかったバイクだし荷物あるし、
そもそも今まで戦った敵だし、
『や、大丈夫です。ほら、荷物がこんだけあるし!』
『そんなの大丈夫だよ』
ということで、15kgのバックパックと5kgの紙袋をぶら下げバイクで2人乗り。ヤダー!!
兄ちゃんフツーに電話しながら走ってるし、オイラは荷物でバランス失いそうで怖いっつーの。
命からがら懐かしの街にたどり着き、以前通っていたカフェへ。
ちびっ子店主のIngに今朝の話をしていたら、トマト仲間のタカさん登場。
彼とはオーストラリア以来の再会。
トマトファーム時代の同僚で、ユーキ氏同様ひとつ屋根の下で暮らした仲。
ユーキ氏も現れ、今朝の話をベラベラとしたのだが、
さほど驚いた様子もなくふたり、
『北部では珍しいけど、よくあるよ』
『自分の身に付けてたバッグからお金抜かれた人もいるし』とのこと。
聞けば聞くほど置き引き、詐欺、窃盗などの軽犯罪なんてビックリすることじゃないみたい。
つくづく盗られたのが現金だけで良かった。
気を取り直して午後はタカさんとマッサージスクールの見学に。
事前にネットで調べていたのだが、チェンマイのマッサージスクールは多すぎて、
どこを選んだら良いか分からない。
今日行ったのはタカさんがインドで友だちにオススメされたスクールということで、
ここはかなり良かった。詳細はまた後の日記で。
ウキウキで明後日から通うことにし、帰りはデパートに寄ったり、
小学校の校門前ではこんなものを発見。

目玉焼きのトロトロ具合がたまらず、つい買い食い。
美味しかった~。
いったん宿に戻ると、疲れすぎてバタンキュー。
疲れた1日だった。
【今日の家計簿】単位:バーツ(日本円は×3)
カフェオレ 14
グリーンカレー×2 27
卵ゴハン 10
誕生日祝い 50
トゥクトゥク 60
宿(チェンマイ)×6泊 600

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Posted by マホチン at 12:00│Comments(0)
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