2019年07月02日

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

というワケでいよいよ迎えた3泊6日プーケットの旅。

え、3泊6日てどういう事?
ハイ、6日間のうち2泊は空港野宿でーす。ワッショイ!

還暦過ぎた母親が空港野宿てどういう事かとお思いでしょうが、心配ご無用。
うちの母は機内だろうが空港ベンチだろうがどこでも寝られるタフネスおばさん。

半年前のマニラ空港泊でも手ごろなベンチに寝そべり、
何度起こしても「あと5分・・・、あと5分・・・」と寝続けられる旅の才覚アリアリなお方なので、
今回も大丈夫だろうと職場から一足お先に広島空港に到着したアタイ。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿
↑ 最近の旅立ち前の定番、セブンのタマゴサンド

したらば、

「電車寝過ごした・・・」・・・と、

どこでも寝られるおばさんからのLINE。でー!!

本当は広島駅で下車して空港行きバスに乗り換えるところ、
寝過ごしたのでそのままJRで空港に向かうとの事。

幸い時間に余裕をあったのでセーフだったけど、JR時間かかるんだよな。
私の「了解」LINEがなかなか既読にならないため、"まさかまた寝てるんじゃ"・・・とハラハラしつつ、
広島空港のラウンジでマッサージをしながら母の到着を待つの巻。

この「もみじラウンジ」のマッサージチェアでコリをほぐしてから搭乗口に向かうのが最近のルーティーン。
3機しかないけど、いつも混んでて使えなかった事はないのよね。

そんなこんなで待つこと数十分。
母、まさかの カゴバッグ で登場。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿
↑ このカゴバッグでこれから海外旅行に行く母

聞けば軽量化に悩みに悩んだ末、このカゴバッグが1番ベストだったらしい。
や、にしても軽量のキャリーも持っていたハズなのに、手に持つの重いだろうよ・・・。

預け荷物ナシ&オンラインチェックイン済の我々。
カウンター締め切り時間を過ぎて搭乗口に行っても問題ないハズなのだけど、
広島空港の場合、紙の搭乗券を持っていないと毎回止められるので早めに手荷物検査へ。

案の定キャリーにシールが必要との事で結局チェックインカウンターへ移動し、
キャリーの計量とパスポートチェック&紙の搭乗券の発行。
ここでプーケットまでの搭乗券も出てきたのでまあ良いか。

そういえばいつもの香港行きだと夕方過ぎだったので、こんなド平日昼間の搭乗は久しぶり。
空港ガラガラでゆったりしていていいなぁ。

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例によって飛行機に乗った瞬間から、”あららここは香港?”てくらいの日本人の少なさ。
え、日本人1、2割?(自分調べ)。こんなド平日の昼間でもほぼ100%な搭乗率で離陸です。

約半年ぶりのHKエクスプレスの機内食(有料)をチェックしつつ、
香港の空港ラウンジ飯が控えているためここは我慢。

てなワケで広島→香港まで約4時間。18時半、無事香港国際空港に到着でーす。
まずは空腹を抱えてターミナル2にある空港ラウンジへ。

PLAZA PREMIUM LOUNGE

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

ラウンジって出国審査を終えた制限エリア内にあるのがほとんどだけど、
このラウンジは制限エリア外にあって香港に着いてすぐ利用できるのがスンバラシイ。


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プライオリティパスと搭乗券の半券を見せて無事潜入。

ホットミール数種類に、その場でおばちゃんが茹でてくれる魚のすり身団子が入った麺、
大好きなオリーブも取り放題。よっしゃ、早速ビール呑むぞと思いきや、冷蔵庫にビールがない・・・。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

あれ、前に出国側のラウンジでは缶ビールが2種類あったのにな。・・・。
このラウンジ、生ビールは有料らしい。どうしてもビールが呑みたいので、ここは払います。

カールスバーグ60HKD(約900円)たっかー!と思いきや、特大サイズのグラスで出てきた。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿
↑ なんかオクトーバーフェストみたい。これはこれでイイ

機内でお腹激ヘリだったので、天下一武道会の悟空のように食べて飲んで、お腹ひと段落。

続いて母の強いリスエストにより向かったのは、
毎度香港に来るたびに立ち寄っているイギリス系オシャレスーパー 「Marks & Spencer」

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香港は空港とシティが離れているため、今回は大人しく空港内で過ごすつもりだったけど、
ここから比較的近い青衣エリアにもMarks & Spencerがあったので、行ってみる事に。

さすがに5㎏近いカゴバッグを抱えて移動するのはキツいだろうと、
ラウンジのWIFIを使って空港内の荷物預かり所を検索。あ、すぐ近くにあるわ。

日本のようにコインロッカーはなく、有人の荷物預かり所の利用は1時間12ドル(約160円)。
1日預けるとなると結構な値段するな。

Marks & Spenceが直結する青衣駅まではエアポートエクスプレスで1駅。

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オシャレ系スーパーに行くためだけに往復120HKD(約1,700円)はさすがに勿体ないので、
これまでも何度か利用してきた旅の予約サイト「KLOOK」で昨日のうちに割引乗車券を購入。

[QRコード直接乗車] 香港エアポートエクスプレス乗車券

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KLOOKってイマイチ日本人の認知度低い気がするけど、ついに日本語サイトがオープンしたらしい。

これまで香港、ボラカイ、今回のプーケットとアジアの有名観光地は手広くカバーしているので、
今後も現地の移動やツアー等で利用していく所存。

現地で交渉する手間なく、事前にクレカ決済できて便利だかんね。
KLOOKでお安く購入した乗車券は、アプリからQRコードを改札でかざせばOK。

青衣駅は1度も来たことがなかったけど、本当に駅直結でMarks & Spencerを発見。

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母親はここの紅茶がお気に入りで、アマゾンで買うと高いのだとか。
ま、うちらここに来るまで交通費かかってますけどね。

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↑ イギリス系らしく紅茶が充実

相変わらずオシャレで見ているだけで楽しいMarks & Spencer。
今回は姪っ子が生まれたばかりという事もあって、子ども服コーナーがまた楽し過ぎた。

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これ可愛い、あれオシャレ、ぎゃー!このエコバッグ欲しい!とキャアキャアなるも、
最終的に「これからプーケット行くんだから・・・」と重量問題を抱える親子、泣く泣く諦め。

母は紅茶を数箱、アタシはブタ好きの友人用にバッグを購入。
収穫は少なかったものの、まー見てるだけで楽しいからヨシ。

さて、急いで空港に戻り、足早に向かったのは最初に行ったラウンジと同じT2の6階にある映画館。
そう、なんと香港の空港には映画館があったのだー!

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

UA IMAX Theatre @ Airport

かねてから「香港といえば、映画!香港で映画を見たい」と言っていたサブカル女子な母。
ちょうど空港で時間を潰せて一石二鳥。

というワケで、先ほどの預け荷物を回収して21時50分の最終回に滑り込みセーフ。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

入り口をくぐると、ストームトルーパーがお出迎え。こ、これはアガるわぁ~。
今回見たのはこちら。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

メン・イン・ブラック:インターナショナル

当然中国語字幕なワケだけど、MIBの過去作は何作か見ていたので、これは理解しやすいかも。

350人収容可能な映画館の乗客は私ら含めてわずか10人弱。
これだけ人が居ないと、シートの肘掛けを外して横たわりながら鑑賞する事も可(確実に寝るけど)。

さて、世界的にも珍しい空港の映画館で映画を見るという体験をしたワケですが、

落ち込むほど内容分からなかった・・・。

え、え、え、なんか想像以上に英語が聞き取れず、想像で鑑賞。
MIBならストーリー分からなくても楽しめると思ったけど、やっぱりある程度分からないとダメだぁ!

「いやあ、さっぱり分からなかったわ・・・」とスゴスゴ映画館をあとにしたのは午前0時。

商業施設の入るターミナル2はどこもお店が閉まり、歩く人の姿もナシ。
うーん。今日のお昼まで仕事していたのに、ここにいる事が不思議だ。

じゃ、もう出国しちゃいますか。

というワケで深夜の出国審査をくぐり抜け、搭乗ゲートへ。
この出国エリアには2つのラウンジがあるらしく、まずは今回初となるゲート1側のラウンジへ。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿
↑ 公式サイトの写真のようですが私が撮った写真。ホント、人少なかった

PLAZA PREMIUM LOUNGE

やっぱり空港野宿で混んでるかなと思いきや、中はガラガラ。
ありがたい事に深夜でも食事があったので、ここでも普通にゴハンをイタダキマス。

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何といっても嬉しいのがコレ。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

カールスバーグとアサヒの生が呑み放題!きゃほー!

1人1人仕切りで区切れたボックスシートは充電し放題で充電切れの心配もナシ。
ああ・・・、こういうコックピットみたいな席、好きだー。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿
↑ この席えかった

よーし、WIFIもバンバン飛んでるし、ドラマ見よーっと。とイヤホンを装着するも、がーん!
huleもGYAOも海外じゃ見られないの?!し、知らなかったぁ。
仕方なくYoutubeを見ながらいつの間にか撃沈。

が、アジアあるある。冷房が効き過ぎて目が覚めるの巻。

「さささ、寒い!」「ちょっと外出るか」というワケで、極寒のラウンジから脱出。
ああ、ラウンジの外は適温くらいだわ。

深夜2時をまわった空港内。
搭乗口間を移動する列車も止まり、深夜に働く人たちと野宿の人たちがちらほら。

すると母、

「あー、あのベンチいいじゃない」と手ごろなベンチを発見。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿
↑ すぐさま寝に入る母

相変わらずの能力に感心しつつ、自分もアイマスクを装着してゴロン。
残念ながら2席ごとにひじ掛けがあるのでやや寝にくいものの、私にしては珍しく爆睡。
やっぱりアイマスクがあると全然違うな。

で、何だか周りがザワザワするな~、と目を開いた午前5時過ぎ。
だわ!周りに人がいっぱい!!

ベンチを占領していた我々KY親子。
「ちょっとちょっと、人がいっぱいいるから起きて!」とすぐさま母をたたき起こすと、
「あー、よく寝れた。やっぱりベンチいいわね」と母。さすが。

さて、飛行機の時間まであと3時間弱。

動き始めた電車に乗って、今度は搭乗口40近くのラウンジへ。
こちらは前回も訪れたラウンジ。

PLAZA PREMIUM LOUNGE

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

前回はなかなか空いてる席が見つからず、結局狭いカウンター席を利用したのだけど、早朝はゆったり。
何といってもこのラウンジは機体ビューの開放的な空間なのがいいよね。

昨日から数時間おきに食べ物とビールを口にしているものの、
やはりせっかくだからと、ここでもイタダキマス。

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料理の内容はここが一番充実している気がする。
ここにはナント、自分で注げるカールスバーグのサーバーが!

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

専用のコップを置くと、コップの底からビールが注がれるタイプ。うわあ、やってみたい。
本当は呑まないつもりだったけど、試してみたくてつい呑んじゃいました。

雨季のプーケット旅行記①香港の空港で野宿

前回冷蔵庫から失敬して機内に持ち込んだペットボトルのお水は、今回冷蔵庫になく。
あれ、持ってく人が多いからやめたとか?

仕方なく今回はトニックウォーターを失敬し、保冷缶ホルダーに入れて機内に持ち込みますよ。
というワケで8時半。ようやくプーケットに向けて出発。

香港滞在約14時間のほとんどを空港で過ごしたワケですが、
意外とあっという間で機内で過ごす4時間よりも簡単だった気がする。

香港はシティが遠くてホテル相場も高いので、トランジットのための空港野宿は今度もアリだな。


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