2019年02月21日
20年以上ぶりの北海道旅④層雲峡温泉 氷瀑まつり

層雲峡温泉 氷瀑まつり
断崖絶壁から流れ落ちる滝さえも凍りつく冬。
滝は巨大な氷瀑となってそそり立ち、石狩川沿いに造られた氷の建造物が、
七色の光に照らされて神秘的な表情を見せます。
開催期間中は花火も打ち上げられ冬の夜空を彩ります。

元々氷瀑まつりを目当てに層雲峡行きを決めたワケでなく、
たまたまホテルの予約をした時に知ったイベントだけど、ナニゲに40年以上開催されていたのか。
約2か月近く開催されるこちらの氷瀑まつりは巨大な氷のアートあり、ステージイベントあり、
氷のすべり台に地酒に温かい食べ物等々あり、週末には花火も上がるらしい。
事前にGoogle Mapで確認すると、ホテルから氷瀑まつりの会場までは約1㎞ちょっと。
うーん夜の雪道・・・。頑張ってゆっくり歩くかぁ、と思っていたら、
ホテルから送迎サービスがありました!しかも19時頃から22時頃までのピストン輸送!

↑ 素晴らし過ぎるホテル⇔氷瀑まつり会場のピストン輸送
実際に現地に行ってみると、勾配のある凍結した坂道はたった1㎞といってもかなりハード。
この送迎、大変助かりました。

↑ 数メートル歩くだけでも恐怖
さあ、となると問題は衣類。
今回の旅、キャリーの中の9割が衣類という、これまでの旅にない構成でお届けしております。
ノースフェイスだのパタゴニアだのといったちょっといいアウターなんて持っていなかったので、
あるものをひたすら重ねまくって層雲峡の寒さに挑みたいと思います。着ぶくれ上等!
極厚タイツの上にスパッツ、松岡修造でお馴染みブレスサーモの上に極厚ニットワンピ、
厚手のコートの上にさらに無印の撥水コート、首にショール、二重手袋、ニット帽、耳当て、カイロ。
誰にも見られたくない格好だけどいいの、ここ広島じゃないから。夜だから。

↑ 考えに考え抜いたファッション
持ってるものを全部着るだけで、暖房がガンガンに効いた室内で汗だくに。
いかーん、汗で体を冷やしてしまう。
ブクブクに着すぎて身動きが取りづらいものの、
おかげでマイナス10度を超える寒さも耐えられないほどではなく許容範囲。
まずはゲートをくぐって慎重に足場を降り、

協力金300円を入り口でお支払い。
既にこの時点でデッカイ氷柱にドギモ抜かれる。えナニコレ。

まずは記念写真を撮り(遊園地でお馴染み”良かったら後で買ってね”スタイル)、
巨大な氷の建物の中へ。

もうひたすら「スゴイ」の一言しか出ない。

↑ ブクブク過ぎて被写体が誰か分からない問題

今までの人生、それなりにあちこち行って、いろいろな景色を見てきたけど、
未だ初めて出会うこんなに凄い光景があったのかと驚くばかり。

1つとして同じ形が存在しない氷柱のアートはまさに極寒の自然と人が作り出したキセキ。
久々にコーフンが止まらない。

↑ 氷柱が本当に美しい
さすがにちょっと冷えてきたので、温かい日本酒を飲むべく「北の氷酒場」へ。

せっかくなので地元上川町の地酒「神川」と「国士無双」をイタダキマス。

↑ もちろん熱燗で

↑ 立ち飲みも、

↑ 座り飲みもできます
あああ、やっぱり日本酒はいいなぁ。温まるなぁ。
こんな氷の中で飲む熱燗、サイコウです。

氷の滑り台もかなりやりたかったのだけど、子どもたちで順番待ち状態だったのでさすがに諦め、

↑ オバサンもやりたかったの・・・

その後もスゲエスゲエとひたすら写真を撮りまくり、

気づくと本日の最大のイベント、花火がドカンドカンと打ちあがっていたものの、
もう氷の世界が凄すぎて花火の記憶ナシ。

↑ 打ち上げ花火よりコッチだろっ
開催期間が長いのと、訪れるのが難しい事もあってか、週末でも混雑し過ぎてないのも良い。

いやあマジ楽しかった、いいもの見れた。
北海道上川郡上川町の皆さま、ありがとう!!

再び送迎バスでホテルに戻り、温泉で体を温めてこの日は爆睡。
早朝6時前に家を出て、長い1日だった。
Posted by マホチン at 20:00│Comments(0)
│20年以上ぶりの北海道旅