ボラカイ島1日目のサンセット。
前回5月に訪れた時は島の北側に日が落ちていった気がするのだけど、
今回はちょうどホテル前の海に太陽が落ちてキレイだった。
さて、夕食はどうしよう。
何となく海の幸が食べたいなぁとプラプラ。
相変わらずシーフードやマリンスポーツ、マッサージ等の客引きで声を掛けられまくるのだけど、
10年前は「アニョハセヨー。マッサージ?」だったのが、
ここ数年は「ニイハオ~。なんたらかんたら~」に変化。
というか、相変わらず日本人いないよねボラカイ。
そういえば3日間滞在して、自分たち以外で日本語を耳にした事は1度もナシ。
日本で全然知名度ないけど、いい島って結構あるんだけどね。ボラカイ島とかインドネシアのギリ島とか。
逆に有名だけど、行くとフーンな島も結構あって、
バリ島とかかペナン島なんかは、自分はあまりピンと来なかった。
まだ行った事ないけど、プーケットも後者の方な気がする。ま、今度行くんだけど。
さて、島の呼び込みの中でも激しいのが、シーフードの量り売り。
店先にズラズラ並ぶ規格外なデカさのロブスターだのカニだのは当然時価。というワケで難易度高め。
これを店頭で買って店で調理法を指示して調理代を支払い、お店で食べるスタイル。
ま、とにかく相場を知らないと話にならないな。
というワケで早速、「ニイハオ。シーフード?」と声かけてきた兄ちゃんにテキトーに指さしてみる。
「2,500ペソ」
あ?
フィリピンの物価でイカとエビと魚で5,000円オーバーとか、どんだけボっとんねん。
”ハイハイ、要らない要らない”。”OKOK!ディスカウント!”というお決まりやりとりがスタート。
まだここに入ると決めたワケじゃなかったのだけど、兄ちゃんの執拗な攻撃が始まる。
今になっても反省しきりなのだけど、最初に高い金額を見てしまったのと物価に慣れていないため、
この時点で冷静な判断ができなくなっていた自分。
最終的に「じゃー、このイカ1つやめるから1,500ペソにして」「オッケー!」
と、3,000円で買ってしまった。
3分後・・・。
ぎゃー!!よく考えたら日本のスーパーより高いジャン!と気づいたものの、時すでに遅し。
さらに、
「調理代が1皿250ペソだから、750ペソね」
ぎゃー!!調理代の事、完全に忘れてた!!
1皿500円!?アハハ!調理代もかなりボってきますね。アタシたちが日本人だから?
さっきコソコソ”アイツら日本人だぜ”って話してたもんね。
え、てことは、あれっぽっちのイカとエビと魚で、ごご5,000円?!ありえないありえない。
が、もう魚代は払ってるし、別の店に持って行っても調理代請求されるし、もう払います。
オレがバカだったんだっ。
↑ とりあえずビールを呑みながら料理を待つ
で、またこの料理が、ぜんっぜん出てこねえっ。周りの外国人も痺れを切らす中、待つこと1時間。
や・・・やっと出てきた!!
ああ、完全ナメられてたよなぁ。何というか、自分の不甲斐なさにフガフガ。
そういえば昔、バリでも蚊取り線香を1,500円で買ったよな、自分・・・(わりと定番な詐欺)。
10年前に韓国人ご一行とボラカイ島に来たときは、
彼らの凄まじい交渉力で大量のシーフードをゲットしたというのに・・・(すっごい残してたけど)。
↑
10年前の旅。今でもあの時食べきれなかったロブスターが食べたい・・・
さて、ボッタクリ海鮮でムキー!となっていたアタシ。さらに、
あれ?胃がシクシクする・・・。
実はここ数年、たまに旅先で胃腸がやられたり、クーラーの効き過ぎで吐き気をもよおしたりと、
ちょっとおデリケートになっているアタイ。
とりあえず母にもらった漢方薬を飲んで早めに床に入るの巻。
一方還暦母はピンピン。アタシには冷たくて入れないプールにもガンガン入って泳ぎまくってた。