再開後のボラカイ旅行⑧ウワサのATMトラブルに遭う

マホチン

2019年02月10日 20:00



ボラカイ島3日目。

この日は昨日予約サイト「KLOOK」で予約していたアイランドホッピングに参加するため、早めに起床。
今日はテラス席が空いていたので、お外で朝食をイタダキマス。


↑ いやしかし、今日も寒そうだなぁ・・・

「KLOOK」のアイランドホッピングツアーには以前も参加したものの、
内容と価格から察するにボラカイ島閉鎖前後でツアー内容も変わっているよう。ふむ。

以前は各ホテルピックアップだったのが、
今回は指定された2つのポイントのどちらかで現地スタッフと合流との事なのだけど、

昨夜電話が掛かってきて待ち合わせ時間を指定された時、
「fifty(50分)」と「fifteen(15分)」が聞き取れず、相変わらずオタオタする俺様です(はぁ)。

さて、ツアーに行く準備も整ったし、時間もあるのでちょっくら現金引き出しとくか。

初日に空港からホテルまでの移動費を予定外に使うハメになった事とか、
海鮮でボッたくられた事もあり、足りないわけではないけど現金がちと心もとない。



向かったのはホテルから1番近いスーパー横にあるATM。

もう着いた初日からその雑な造りに
”ぷぷー、あれATM?中に誰かおるん?”とネタにしてたのだけど、

まあ変な事にはならんだろとクレジットカードを挿入。

げっ、手数料200ペソ?(約420円)。しゃーねーな、と10,000ペソ(約21,000円)を指定。
カードが返却され、ディスプレイに”complete”の文字を確認。

さあさあ、あとはお金を受け取るだけ、と思いきや。

ウィーンガシャン!ウィーンガシャン!

と、ややデカめの機械音が続くとと5分・・・。

でー!!金出てこねえし!!

あれあれ、これヤバイやつ?

後ろに並んでいたマダムが、

「あら?どうしたの?」「あ、お金が出てこなくて・・・」「あら~」と隣のATMを操作。
こちらは無事お金が出てきたよう。チクショウ!

えとえと、どうする?!
今この場を離れたら、草葉の陰に隠れていた詐欺軍団がATMからお金を抜き取るんじゃ?!
・・・という疑心暗鬼もありつつ、あー!!ツアーの時間9時15分!!ピンチ!

とりあえずホテルの部屋にいるハズの母に電話。頼む、出てクレー!

「もしもし、どしたん?」

出たー!

「ちょ、トラブルトラブル。あそこのちゃちいATMにすぐ来て」

「え?どこ?」
「じゃけー、あのスーパーのとこの、掘っ建て小屋みたいなATMよ」

5分後、母到着。

「ちょ、人呼ぶから見てて」
「オッケー」

かくしてガードマン、店のスタッフが若干ニヤニヤしながら登場。
カードは戻ってきたけど、お金は出ていない事を伝えると、

「カードのBALANCE(残高照会)を確認してみて」との事。

ああ、そっか。いやでもこれ、クレジットだから確認のしようがないだろう。
案の定BALANCEを選択しても確認できず。

続いて別の兄ちゃんが試しに自分のカードを挿入し、出金指示。
ナナント!!兄ちゃんのお金は出てきた!!

入り口のところでお金が詰まってるのかと思ったけど、そういう感じではないのか。

「このマシンはお金がないんだよ、隣の機械でやってみて」と言われ、

そういえば昨日銀行のATMで10,000ペソ下ろそうとしたら、
出金可能金額オーバーのメッセージが出てきた事を思い出しつつ、隣の端末で1,000ペソを選択。

ハイ、今度は無事出てきました~。

うわー、結局高額すぎて下ろせなかったと言うことなのかなぁ。
納得いかんが、時間もないのでその場を去ることに。

ええと、とりあえずカード会社に電話、ってここフィリピーン!今からツアーやーん!
ってことで、急いで部屋に戻り、海に入る準備をして出発。

ツアーのスタッフが来るのを待ちながら、カード会社の問い合わせ窓口をググるの巻。とほほ。
うーん、万一キャッシング代を請求されていたら、カード会社が何とかしてくれるのだろうか。

こんなピンチの最中も物売りが「ニオハオ~、xxx(中国語)」と話しかけてくるので、どわー!うるせえ!
そうこうしてたらツアーガイドからTEl、

「どこいるの?」
「え、セブンイレブンだけど」
「ビーチフロントの?」
「え?」
「ビーチフロント?」

えっと、もしかして他にもビーチフロントのセブンイレブンがあるんですかー!!

送られてきたテキストで場所を確認。ぎゃー!!別のセブンイレブン行ってたー!!

急いで待ち合わせ場所へダッシュしながら、「I'm running」というナゾのテキストを送り、
どうにかガイドと合流。これでキャンセルされたら、泣きっ面に蜂だわ。

スマイルで迎えてくれたガイドさんに、ソーリーソーリーと謝る日本人。
第1陣には乗れなかったようで、人が揃って第2陣で出発するっぽい。

ああ、朝からいろいろな汗が止まらないっ。



さて、問題のキャッシング代の請求ですが、3日後アプリで請求を確認してみると、

ガッツリ 21,000円請求されてました・・・

とりあえずカード会社にコレコレこうで、と内容を書いたメールを送り付けると、
「お手数ですが、以下のコールセンターにお電話を」との当然の回答。ですよねー。

ああ、どうせすぐ繋がらないんだろうな、と思いつつ会社のお昼休みにTEL。
おお!!1発で繋がった!!

コレコレこうで、と事情を説明し、ATMは操作したけどお金は受け取っていない事を伝える。
15分後、再びオペレーターから電話がかかり、何点か確認。
遅くても明日中には別の部署から折り返すとの事。

それからわずか2、3時間後に担当部署から折り返しの電話がかかり、

現地の銀行と調査・交渉するけど、2~3ヵ月掛かるとの事。
差し当って来月の引き落とし予定からは削除するとの事。

というワケで、

請求を取り消してくれた!!よ、ヨカッタ~。

素晴しい、日本の対応力。今まで何度も海外でATMを利用してるし、
フィリピン留学時代も何度もATMを使っていたけど、こんなトラブルは初めて。

教訓として

・離島のATMは使わない(現金は多めに持参)

という事を強く思った次第です。ハイ。
フツーに現金両替するにも離島はレート悪いしね。

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