再開後のボラカイ旅行⑨今度は衝突事故に遭う

マホチン

2019年02月11日 20:00



前回記事のATMトラブルにより、若干気落ちした中アイランドホッピングスタート。

利用したのは前回と同じ香港資本の代理店「KLOOK」を使って予約したツアーだけど、
ボラカイ島閉鎖前後で内容や価格が随分変わったようなので今回はそこも比較してみたい。

まず値段。前回日本円で約2,300円だったのが、今回は1,700円と値下げ。
一方、参加人数が前回は1ボート8人だったのに対し、今回は20人オーバーと大量消費型に変化。
前回支給されたお水もなかった。


↑ 満席のボート

毎度ボートツアーに出ると体調を崩してしまうため(そしてそれを毎回忘れる)、
今回は忘れず酔い止めを飲んでスマホも触らず。念のためダウンまで持参した私。

まずは最初のポイントでシュノーケル。マスク代40ペソは別料金で現地払い。


↑ ここでシュノーケルしまーす

水は冷たいけど、まーまー魚もいて、視界もまーまー。
4人の欧米人ちょいワルオヤジたちが盛大にはしゃいでいたけど、
欧米人のあの年頃のオヤジたちって何であんなに元気なんでしょ。よく見る光景です。



水から上がり、紫外線が気になりつつ、太陽光で体を温める。
が、いかん。早くも船酔いしそう。


↑ 手漕ぎのボートでアイスクリームを売るオジサン。たくましい

最初のポイントでハシャぎ過ぎたのか、早くも一行は疲れた顔をして船内は静まりかえっている。
ああ、薬飲んで正解だったな。この程度で治まって良かった。

次のポイントはプカシェルビーチに上陸して、30分滞在。よっしゃ、ここで体力回復するぜ!
浜から停泊する我々のボートを見ると、波で揺れまくり。うう、見てるだけで吐きそう・・・。






↑ 母カメラ。魚眼がお気に入りはいいとして、毎回ピンボケ・・・

冷えからくる吐き気にやられたものの、日光浴で体を温め体力回復。再び乗船。
出航時にエンジンを何度もふかしたため、ちょいワルオヤジたちはガソリン臭でダウンしている。


↑ 既に皆疲れ切っている

ふと見渡すと、もはや景色を楽しんでる感じの乗客はなく、みんな寝てるか俯いているか。

双眼鏡好きの母はここで双眼鏡を出し、
「うわー!去年うちらがピザ食べたところ、メチャクチャ破壊されてるー!」と指差す先は、

去年ピザを食べた洞窟カフェと思われる場所が散々破壊された様子だった。
テコ入れ中のボラカイ島、まだまだ許可の問題か再開できていないところも多いよう。

長い移動の末、ようやくどこかに上陸。

ん?去年ランチしたマジックアイランドじゃないよね?

しかもジプニーで移動という新パターン。うわぁ、ジプニー10年ぶりだわ!と思いきや、
後ろの乗車スペースはいっぱいで、我々親子は助手席に半ケツで乗れとの事。



ボラカイ島のリゾートエリアに滞在しているとあまり見る事のない完全にローカルな景色を抜け、
未舗装の山道へ。一体どこだよ。



山道を左折しようとしてるときだった。
対向車のバンもゆっくり右折しながら我々の道に入ろうとしている。

あれあれ、ブレーキング踏まないの?と思った矢先、

ガシャーン!!

はい、対向車と衝突~。



いやいやいや、一部始終見てましたけど、そりゃこうなるわ!!
時速5㎞くらいでユックリぶつかりましたけど、あの角度をよけきれると思ったんかい!

しかし両者のドライバー、まったく無反応。
やっちゃった~みたいな感じで車から降りることも、怒号が飛び交うこともなく、え 今これ何の時間?

そういえば1度も誰もAre you OK?と聞いてくれないんですけどー。頭ぶつけたよ、アタイ。

そのうちワラワラ住民が集まり、はしゃぐ子ども、写メを撮りまくる大人たちで不思議な空間。
ふと後部座席を見ると、ぎゃー!みんなとっくに降りて歩いてるし!!誰か声かけろや。


↑ どさくさに紛れて撮る

事故前、あまりに未舗装の道がクレイジー過ぎて、「歩いた方が早いよね」と母と話していたけど、
ま・・・まさか本当に歩く事になるとは・・・。

といっても目的のレストランまでは徒歩3分。
はい、メシだメシだー。



昼食はビュッフェ形式のローカルフード。

ぬるいビールが出てくるなんてザラなフィリピンの、しかもこんな辺鄙な場所で、
サンミゲルがしっかり冷やし込んであったのが最高に嬉しかった。



ビール、ウッマー!!

竹串に刺されたポークとチキン、チキンの方は小骨が多すぎて食欲が沸かず、母にパス。
私的に野菜炒めが美味しくて野菜ばかり食べまくった。ご飯と混ぜて食べる小エビのフライは、
母が「これおつまみになるよー。美味しい」と言うように、つまみとして食べても美味しかった。

「ぷぷぷ。それにしてもさっきの傑作だったね」と母。

自分たちの乗ったジプニーが事故るというアクシデントをお楽しみいただいたようで、

「ウチら特等席で一部始終見れたよね」とこの後何度も思い出し笑いをされてました。



そんな感じでランチ終了。
今度は先ほどと違うジプニーが我々を待っていて、事故現場も何事もなく通過。


↑ 別にジプニーがお迎え

再びボートに乗り、本日2回目のポイントへ。
体調を考え、軽めに泳いで船に戻った私と引き換えに、

母はガッツリシュノーケルを楽しんだあげく、

「ねー、これ(ライフジャケット)外しちゃだめ?」と言ってきたので、

「ウチが不安だからつけといて」と付けさせた。


↑ 持参のゴーグルでシュノーケルを満喫する母

ま、自分なら外しちゃうんだけどね。人が泳ぐのを見るのは不安になるのだよ。

そんなこんなで気づくと15時をまわり、ツアーも終了。
待ち時間や移動も多かったけど、ランチ込みで1,700円のボートツアーなのでこんなものでは。
ご飯は去年のが断然良かったなぁ。カニ出てきたしな。

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