2011年01月24日
シュムリアップへ
1月13日(木)

再びひとり旅のはじまり。
今朝は朝7時半のバスでプノンペンからシュムリアップへ移動する。
女ひとりだし、このエリアは強盗が出没するとガイドブックに書かれているしで、
マネーベルトを腰に巻き、所持金を分散させて荷造り(が、いつも金の隠し場所を忘れる)
それにしても荷物が増えた。
チェンマイでユーキ氏に10kg近く荷物を預けてきたのに、
既にバックパック以外に紙袋いっぱいの荷物を抱えている。

↑ 休憩エリアから見た空
プノンペンからシュムリアップまでの所要時間はバス会社いわく4時間、
ガイドブックとFくんの証言では6時間と聞いていて、
どうせ6時間掛かるんだろ、と思ったら結局7時間だったよ。おぉい!
だったら4時間とか書くなよー。
でも車窓からの景色はかなりステキ。
この風景の続くどこかで、未だ内戦による地雷が埋まっている。


そんなこんなでバスはシュムリアップのバスターミナルに到着。
例によってトゥクトゥクの客引きが待ちかまえているんだろうな、と思ったら、
『街の中心部まではフリーのトゥクトゥクで送迎します』とバスのスタッフ。
え、マジで?!
そういえばFくんが、
『フリーと言われたけど、あとでガソリン代を請求された。払わなかったけど』と言ってたな。
とりあえずバスを降りようとすると、既に乗車口いっぱいに客引きがお待ちかね。
ええい、ジャマだジャマだ!!
『ドコ行ク?』『安イヨ!』とか、
日本語で話しかけるヤツが一番キライなんだってば(日本人=金持ち=ボッタくる)
先ほどのバスのスタッフに手招きされ、とりあえずトゥクトゥクに乗車。
ドライバーに、
『宿は決まってるのか。いい宿がある』とパンフを見せられ、
『いらない。ここに行って』と、とりあえず宿が密集するエリアの地図を見せると、
『タケオ?タケオ?』
タケオって、あーガイドブックに載ってる日本人宿ね。
『ノー、タケオ。ここね、ここ(再び地図を指す)』
『タケオ?タケオ?』
(このやり取りしばし続く)
『(日本語)だからタケオじゃねぇっつーの!!』
うんざりしつつ、タケオがあるのは宿密集エリアだったので、
『あー、もういいよ。じゃ、タケオで。タケオ行って』と言ったら、
『タケオ、フル!フル!(満室)』
って、くぉら!!オメーが先にタケオって言ったんじゃん。
ハイハイ、『フル』って言って提携ホテルに連れて行くワケね。
『いいから、タケオ行け!タケオ!』と、怒鳴るオイラ。
『フル!フル!』それしか言わない運転手。
このやり取りがしばらく続き、
ラチがあかねぇ、と思ってたら先ほどのバスのスタッフがやってきて、
『どしたの?どこに行きたいの?』
『ここに行きたいんだけど』
『オッケイ。いくらぐらいのホテルがいいの?』
『うーん5ドル』
『オッケイ。一緒に行くよ』
で、ようやく出発。
『シュムリアップは初めてか』という質問にはじまり、
『結婚してるのか』『ボーイフレンドはどこにいるんだ』というお決まりフレーズに、
とりあえず、
彼氏は今サイゴンで、明日かあさって合流して一緒にアンコールワット観光へ。
結婚?たぶん、今年します。おほほほ。
と言っておいた。誰ですか、ソレ。
で、たどり着いた宿は中を見せてもらってパス。
周りも静か過ぎて夜コワイし、ってかやっぱり地図の場所と違うじゃん。
『うーん。ここは・・・』
『じゃ、7ドルの宿はどう?』
で、2軒目へ。この時点で既にいろいろ面倒くさくなっていたオイラ。
アカンアカン、ちゃんと宿見なきゃ。
次に連れて来られたところはオールドマーケットの近くで地理が分かりやすい。
が、ここは既に満室とのこと。
半分ホっとした気持ちで、
『オッケイ!ここからは自力で探すから!じゃ!』と爽やかに言って手を振った。
さて、ここから本格的に宿探し。
地図を見るとゲストハウスの数は多いのだが、いかんせんド方向音痴、
どっちに進んでいいのか分からず、連れてこられた宿の前で地図を眺めること5分。
先ほどの宿の人に、
『うちの提携宿が近くにあるから、そこに行く?』と言われ、
『まあ、見るだけなら』といつものようにツンデレで答え、今度は宿のトゥクトゥクで送られる。
一体どこに連れて行かれるんだと不安だったけど、ここがかなり良かった!
プノンペンの宿が酷すぎたのもあるけど、ゲストハウスってかホテルじゃーん!!

緑を貴重にしたお部屋がとっても可愛い。
ステキ!ステキ!という顔を隠し、いつものように悩んでるフリしながら、
『3泊したらディスカウントしてくれる?』『ノー』
ダメか。ま、いいや。これで1泊7ドル。
とても前日の宿と同じとは思えんわ。
安宿って窓が廊下側だったり、隣の建物と密着して昼間も真っ暗だったりするけど、
ここは3階の角部屋で、窓を開け放し放題(ちゃんと格子が付いてます)
あー、光があるってステキ~。
風が通るってステキ~。
疲れていたものの、ウカウカしてると夜になってしまうためすぐに街散策へ。
シュムリアップ、もっと都市だと思ってたけど、思ったより小さな街。

宿の近くには川が流れてるし、プノンペン同様シュムリアップ好きかも。
特にステキなのが、フランス統治時代の建物が続くバー・ストリート。

その名の通り外国人向けのオシャレなカフェや雑貨屋が続くストリートで、
ここがカンボジアだということをうっかり忘れてしまう。

すっかりテンションが上がり、
オープンカフェでアンコールビア(40円!)を呑んでいい気分。


↑ 晩ゴハンはマーケット横の食堂で。これは微妙だったかな。
カンボジア、やっぱりいいなぁ。
来る前のイメージから良い意味で裏切られたのはカンボジアが初めてかも。

↑ 部屋で呑んだブラック・ビア。美味しかった
【今日の家計簿】
フライヌードル、マンゴージュース 2.5ドル
生ビール 0.5ドル
缶ビール 0.75ドル
ナッツ 1ドル

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再びひとり旅のはじまり。
今朝は朝7時半のバスでプノンペンからシュムリアップへ移動する。
女ひとりだし、このエリアは強盗が出没するとガイドブックに書かれているしで、
マネーベルトを腰に巻き、所持金を分散させて荷造り(が、いつも金の隠し場所を忘れる)
それにしても荷物が増えた。
チェンマイでユーキ氏に10kg近く荷物を預けてきたのに、
既にバックパック以外に紙袋いっぱいの荷物を抱えている。

↑ 休憩エリアから見た空
プノンペンからシュムリアップまでの所要時間はバス会社いわく4時間、
ガイドブックとFくんの証言では6時間と聞いていて、
どうせ6時間掛かるんだろ、と思ったら結局7時間だったよ。おぉい!
だったら4時間とか書くなよー。
でも車窓からの景色はかなりステキ。
この風景の続くどこかで、未だ内戦による地雷が埋まっている。


そんなこんなでバスはシュムリアップのバスターミナルに到着。
例によってトゥクトゥクの客引きが待ちかまえているんだろうな、と思ったら、
『街の中心部まではフリーのトゥクトゥクで送迎します』とバスのスタッフ。
え、マジで?!
そういえばFくんが、
『フリーと言われたけど、あとでガソリン代を請求された。払わなかったけど』と言ってたな。
とりあえずバスを降りようとすると、既に乗車口いっぱいに客引きがお待ちかね。
ええい、ジャマだジャマだ!!
『ドコ行ク?』『安イヨ!』とか、
日本語で話しかけるヤツが一番キライなんだってば(日本人=金持ち=ボッタくる)
先ほどのバスのスタッフに手招きされ、とりあえずトゥクトゥクに乗車。
ドライバーに、
『宿は決まってるのか。いい宿がある』とパンフを見せられ、
『いらない。ここに行って』と、とりあえず宿が密集するエリアの地図を見せると、
『タケオ?タケオ?』
タケオって、あーガイドブックに載ってる日本人宿ね。
『ノー、タケオ。ここね、ここ(再び地図を指す)』
『タケオ?タケオ?』
(このやり取りしばし続く)
『(日本語)だからタケオじゃねぇっつーの!!』
うんざりしつつ、タケオがあるのは宿密集エリアだったので、
『あー、もういいよ。じゃ、タケオで。タケオ行って』と言ったら、
『タケオ、フル!フル!(満室)』
って、くぉら!!オメーが先にタケオって言ったんじゃん。
ハイハイ、『フル』って言って提携ホテルに連れて行くワケね。
『いいから、タケオ行け!タケオ!』と、怒鳴るオイラ。
『フル!フル!』それしか言わない運転手。
このやり取りがしばらく続き、
ラチがあかねぇ、と思ってたら先ほどのバスのスタッフがやってきて、
『どしたの?どこに行きたいの?』
『ここに行きたいんだけど』
『オッケイ。いくらぐらいのホテルがいいの?』
『うーん5ドル』
『オッケイ。一緒に行くよ』
で、ようやく出発。
『シュムリアップは初めてか』という質問にはじまり、
『結婚してるのか』『ボーイフレンドはどこにいるんだ』というお決まりフレーズに、
とりあえず、
彼氏は今サイゴンで、明日かあさって合流して一緒にアンコールワット観光へ。
結婚?たぶん、今年します。おほほほ。
と言っておいた。誰ですか、ソレ。
で、たどり着いた宿は中を見せてもらってパス。
周りも静か過ぎて夜コワイし、ってかやっぱり地図の場所と違うじゃん。
『うーん。ここは・・・』
『じゃ、7ドルの宿はどう?』
で、2軒目へ。この時点で既にいろいろ面倒くさくなっていたオイラ。
アカンアカン、ちゃんと宿見なきゃ。
次に連れて来られたところはオールドマーケットの近くで地理が分かりやすい。
が、ここは既に満室とのこと。
半分ホっとした気持ちで、
『オッケイ!ここからは自力で探すから!じゃ!』と爽やかに言って手を振った。
さて、ここから本格的に宿探し。
地図を見るとゲストハウスの数は多いのだが、いかんせんド方向音痴、
どっちに進んでいいのか分からず、連れてこられた宿の前で地図を眺めること5分。
先ほどの宿の人に、
『うちの提携宿が近くにあるから、そこに行く?』と言われ、
『まあ、見るだけなら』といつものようにツンデレで答え、今度は宿のトゥクトゥクで送られる。
一体どこに連れて行かれるんだと不安だったけど、ここがかなり良かった!
プノンペンの宿が酷すぎたのもあるけど、ゲストハウスってかホテルじゃーん!!


緑を貴重にしたお部屋がとっても可愛い。
ステキ!ステキ!という顔を隠し、いつものように悩んでるフリしながら、
『3泊したらディスカウントしてくれる?』『ノー』
ダメか。ま、いいや。これで1泊7ドル。
とても前日の宿と同じとは思えんわ。
安宿って窓が廊下側だったり、隣の建物と密着して昼間も真っ暗だったりするけど、
ここは3階の角部屋で、窓を開け放し放題(ちゃんと格子が付いてます)
あー、光があるってステキ~。
風が通るってステキ~。
疲れていたものの、ウカウカしてると夜になってしまうためすぐに街散策へ。
シュムリアップ、もっと都市だと思ってたけど、思ったより小さな街。

宿の近くには川が流れてるし、プノンペン同様シュムリアップ好きかも。
特にステキなのが、フランス統治時代の建物が続くバー・ストリート。


その名の通り外国人向けのオシャレなカフェや雑貨屋が続くストリートで、
ここがカンボジアだということをうっかり忘れてしまう。

すっかりテンションが上がり、
オープンカフェでアンコールビア(40円!)を呑んでいい気分。


↑ 晩ゴハンはマーケット横の食堂で。これは微妙だったかな。
カンボジア、やっぱりいいなぁ。
来る前のイメージから良い意味で裏切られたのはカンボジアが初めてかも。

↑ 部屋で呑んだブラック・ビア。美味しかった
【今日の家計簿】
フライヌードル、マンゴージュース 2.5ドル
生ビール 0.5ドル
缶ビール 0.75ドル
ナッツ 1ドル

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Posted by マホチン at 12:00│Comments(3)
│カンボジア
この記事へのコメント
カンボジア、僕もまったく期待せずに行ったら予想を遥かに上回る良さだったよ。バンコクからそこそこ近いっていう理由で気まぐれで行ったし。アンコールワットも以外と感動したし!(遺跡とか世界遺産って、見に行っても大抵『ふーん』って感じだし)メシもうまいよね。
ちなみに僕はタケオに泊まったよ・・・
ちなみに僕はタケオに泊まったよ・・・
Posted by ハットリ at 2011年01月24日 20:47
バーストリート、ビックリしました。
本当にカンボジア?シェムリアップ?
私が行ったころと大きく変わったようです。
ずいぶん旅慣れましたねえ。
現地人とのやり取り読んで、久しぶりに懐かしさを覚えました。
アンコールワット観光も楽しみにしています。
本当にカンボジア?シェムリアップ?
私が行ったころと大きく変わったようです。
ずいぶん旅慣れましたねえ。
現地人とのやり取り読んで、久しぶりに懐かしさを覚えました。
アンコールワット観光も楽しみにしています。
Posted by さがるまーた at 2011年01月24日 22:35
>ハットリくん
そうそう、アンコールワット観にいって『ふーん』で終わったらどうしようと思ったけど、それなりに良かったよ。ただ、やっぱり人が多い場所は苦手・・・。
今回の東南アジア一周で予想外に良かったのがカンボジアだったよ。
>さがるまーたさん
そうなんやー。随分オシャレな街でしたよ。
それでいて大きな街ではないし、交通量も多くないから歩きやすいし。
本当はもう少し滞在したかったのだけど、ドルが尽きたので出ましたけど。
そうそう、アンコールワット観にいって『ふーん』で終わったらどうしようと思ったけど、それなりに良かったよ。ただ、やっぱり人が多い場所は苦手・・・。
今回の東南アジア一周で予想外に良かったのがカンボジアだったよ。
>さがるまーたさん
そうなんやー。随分オシャレな街でしたよ。
それでいて大きな街ではないし、交通量も多くないから歩きやすいし。
本当はもう少し滞在したかったのだけど、ドルが尽きたので出ましたけど。
Posted by マホチン at 2011年01月25日 16:13