江田島キャンプin真道山森林公園キャンプ場

マホチン

2025年02月22日 14:28



2025年1月某日、今冬初めての定宿ならぬ定キャンプ場へ。
それがこちら。

真道山森林公園キャンプ場



広島市の対岸に浮かぶ江田島にいくつか点在するキャンプ場のひとつが「真道山森林公園キャンプ場」

ここは本格的な真冬になると来ることが多い。
というか、冬しか来ない。

理由①ほとんど雪が降らない

真道山と言いながら温暖な江田島市で標高が高くない位置にあるので、
寒波のときでも広島市内と江田島は積もらない事が多い。


理由②陸路も航路もどっちもイケる!!

広島市内からキャンプ場までは約1時間半(週末の渋滞時は2時間近くなんてことも)

車であれば大した移動ではないけれど、バイク民に真冬の1.5時間はキツく、
キャンプ場に着いた瞬間のビールを楽しみにしているワタシにとって到着時のコンディションは重要。

が、ここで陸路ではなく航路を使えばあらビックリ!!
広島港からフェリーに乗って30分ヌクヌクの船内で過ごせば、江田島に着いてしまうのじゃ~。


↑ 江田島の他、瀬戸内海の島々、四国に渡れる船が出ておるのじゃ

巨大な江田島には広島港からアクセス可能な航路がいくつかあり、
車両も乗せられる中で一番近い三高港からキャンプ場まではバイクでわずか15分。

ワタシは三高港より少し遠いけど運賃がお安い切串港をよく利用しております。
(乗船料+バイク運賃が三高港1,120円、切串港850円)

ちなみに車両は乗せられないけどキャンプ場に一番近い高速船の高田港+島内バスを使えば
徒歩キャンプも可能で、私も過去数回徒歩で行った事もあります(坂道すっげーエグいけどな)


理由③電源がある

私にとって電源はマストではないけれど、やっぱり冬にあると嬉しい電源。
電気毛布でヌクヌク快眠できるので、キャンプで自分を甘やかしたい時に最高。


理由④風の影響を受けにくい



夏は標高の高い山キャン、冬は海キャンがメインのワタシ。

どうしても海は風の影響をモロ受けるので海沿いエリアの風が強い時、寒波のとき、1日中曇天のとき、
一時的に雨が降りそうなど、気象条件が良くないけどどうしてもキャンプしたい時はココ。

ちょっと広めのテントで時間のかかる献立を考えておこもりキャンプをする事が多い。

というワケで前置きが長くなったけど、
この日も強風、曇天、寒波という予報を見て前日に真道山森林公園キャンプ場を予約。

まずは広島市の宇品港フェリーターミナルに到着。



私がよく使う切串港は便が多い方ではあるものの、
時間帯によって1時間半に1本だったりするので、事前に自分が乗る便を決めて行かないと痛い目に遭う。

まずは乗船待ちの車両エリアにバイクを止めてターミナル内で切符を購入。



船内で現金払いもできるので、わざわざバイクを置いてターミナルに入らなくても良いのだけど、

私はキャッシュレス決済でマイルを取り逃がすと悔しくて夜眠れなくなる呪いに罹っているので、
面倒でも券売機のキャッシュレス決済で切符を事前購入している変態です。

あと、広島港ターミナルって空港来たときみたいなワクワク感があるのよね。
広島の中心部にあるのに、ここから始まる非日常感があって好き。



12時の江田島切串港行きのフェリーで出港。
広々船内に対して毎回お客は1割もいない感じ。


↑ 徒歩のときは勿論、このタイミングでビールを呑んでます。

わ~旅してる~!という高揚感があって、この船内で過ごす時間もたまらなく好き。



到着5分前に車両エリアに降りて、出発準備。
防寒具を着込んで、ナビをセットして、メット→メガネ→手袋を装着とバイク民の出発は忙しい。

江田島は景観も良く、走っている車が少なくて自分の好きなペースで運転できるのが嬉しい。
というワケで到着。


↑ 荷下ろし後

車両を横付けできるオート区画(1,560円)と横付けできないキャンプ区画(1,030円)とがあり、
オートはお隣との距離が近くてトイレも遠いので、私は毎回キャンプ区画を使用しています。

江田島のシルバー人材センターの方々が管理をしており、皆さん大変優しい。
「バイクは道路の脇に停めたままでいいですよ」というワケで、毎回横付けさせてもらってます。

早速手すりに上着を引っかけ、ビールを呑みながら設営開始


↑ 乾かしたり、下に置きたくないものを引っかけたり、何かと便利な柵(ビールも置ける♪)

小さいテントで来ようと思ったけど、そこそこ風がありそうだったので、
テントを締め切っても中で広々過ごせるマエヒロドームに変更。



せっかく電源付き(510円課金)にしたので、今回は荷物になるけどIHコンロを持参。
コイツで時間のかかるおでんを作りたいと思いまーす!!わーいわーい。

おでんの具は餅巾着、ちくわ、厚揚げ、卵、大根、手羽元。

先におでんの具用に持ってきた食材でおつまみを作ってイク!まずはちくわの磯辺焼き。

ちくわの磯辺焼き作るとき、最後に液が余るのイヤだったんだけど、
Youtubeで先にちくわに粉をまぶして水を足すという方法を見て試したら、液を捨てる罪悪感がなくなった!


↑ 私は片栗粉、米粉をまぶして呑んでるビールを入れてます(笑)

焼くのはIHでも大丈夫なダイソーの薄スキレット。
普通のスキレットより薄くて軽いのでキャンプで重宝してる。

カリッカリでビールにピッタリな竹輪の磯辺焼きの完成。



たまに水加減失敗したり、片栗粉だけでうまくカリカリにならなかったり、
何回作っても未だに思ったようなカリカリにならない事多いけど、今回はかなり美味しいのできた!!

続いて厚揚げを使ったおつまみ。これもYoutubeで見たやつ。



厚揚げを切ってポケットを作って、中にチーズと大葉をイン。
薄スキで焼いて麺つゆをまわしかけて完成。


↑ チーズとろとろ!!お豆腐なので罪悪感薄めなのが良き。

いちど腹も落ち着いたのでおでんの仕込み。
いつもお世話になってますリュウジさんのおでんレシピのうちの1つを参考に。

かつお節4袋使ったおでん出汁、
ひとりキャンプ場で「うっっっっっっま!!!」って声出るくらい旨過ぎてビックリ。


↑ キャン★ドゥで買った200円のステンレス鍋。クッカーだと大きさがちょっと足らんて時に重宝

出汁をとったかつお節は濾さなくても良いかなと思ったけど、濾したやつをまとめて餅巾着にイン。



油揚げに餅とかつお節を入れてちまちま餅巾着を制作。
キャンプ場で呑みながらやるチマチマ作業、楽しくて好き。

半分はおでんに入れて、半分は焼いてイタダキマス。
ダイソーの餅トックは、餅というよりカマボコみたいな食感で思ってたのとちょっと違った~。



おでんをグツグツしている間に寝床を作ったり、焚き火の準備をしたり、ネット動画をみたりして、
日も落ちていよいよ実食のお時間。ヨ、待ってました!!

本日はオトウトのお土産の酒を持参。



もらった瞬間テンション爆上がりなパッケージ。
IHはおでんでふさがっているので、バーナーで熱燗でイタダキマス。熱燗しみる~。



グツグツ煮込んだあとに冷まして味がグッと染みたおでん、うっまーーー!!
手羽先ホロホロ。お肉からも良い出汁が出ておるな。

このレシピ、出汁が本当に美味しい。リュウジさんのおでんレシピ、
白だしとオイスターソース使ったレシピも美味しかったけど、断然今回のが出汁が旨い。リピ確定。

翌日。


↑ 凍ったテントで起床(電気毛布使ったのでヌクヌクでした)

朝は残しておいた出汁でおでんカレーうどん。
SBのカレー粉、昨日の残りの片栗粉とうどん、チーズを入れて完成。


↑ はい、美味しい~

今回のキャンプ飯、美味しい上に食材がまんべんなく使い切れて大変満足度が高し。
またIH持参&まったく同じメニューでキャンプしたいなぁと思いながら撤収。

今回も安定の真道山森林公園キャンプでござった。


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