明けましておひとり様キャンプ③島キャン再び

マホチン

2025年01月23日 22:16



実家から自宅に戻り、気づけば9連休も残り2日。
実家の冷蔵庫から拝借してきた食材をCubに積んで今回向かうは瀬戸内海の上蒲刈島。



安芸灘とびしま海道と呼ばれるこのエリア、

まずは本州から全長1,175 mの安芸灘大橋を渡り、
下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島と橋で繋がるこのルートが「安芸灘とびしま海道」



本州(広島県尾道市)と四国(愛媛県今治市)が橋で繋がる有名過ぎる「しまなみ海道」と比べると、
”とびしま?えどこ?”的ポジションなとびしま海道ではあるものの、

広島市内から1時間半車を走らせるだけで出会える緩やかな瀬戸内の景観とゆったり流れる島時間。
この瀬戸内海の空気で深呼吸をすべく定期的に訪れているエリアであります。

過去に車や自転車でとびしま海道全島は制覇済なので、
いつものように目的地の上蒲刈島を目指してCubでビューン。

ちなみに本州ととびしま海道を繋ぐ安芸灘大橋は有料の橋。

普通自動車730円はいいとして、軽自動車と125㏄以上のバイクがなぜか同料金の570円、
そこから125㏄以下のバイクが50円に大幅ディスカウントというナゾな料金設定
(いや、原付2種には大変ありがたいですけど)

毎回料金所での支払いの際にモタモタして後続車にキレられないよう、
アウターの胸ポケットにきっちり50円玉忍ばせ、速やかに射出できるよう励んでおりますハイ。

ちなみにちなみに、とびしま海道の指定店舗で1,000円以上の買い物をすると、
復路の通行料が無料になるタダ券がもらえるシステムなり。

で、今回お世話になる上蒲刈島のキャンプ場はこちら。

かじかじテラス

一昨年秋オープンして間もない時たまたまGoogle Mapで見つけ、以来何度かお世話になっております。
みかん畑を切り開いたサイトからは瀬戸内海の多島美ががドーン!!



ご高齢の管理人さんと息子さんがセルフでコツコツ開発されており、
荒れたみかん畑が現在の人気キャンプ場に転生されるまでの紆余曲折が綴られたHPの記事も興味深し。

初めて訪れた時はオープンからまだ間がなかったものの、来るたびに何かしら変化があって、
流し台が増設されたり女子トイレが新設されたり、キャンパー目線で改良されていく発展途上なキャンプ場。

私は夏は海辺でキャンプをしないので、訪れるのは去年の春以来半年ぶり。

サイト料金は基本料金2,500円+500円/人なので、ソロなら1泊3,000円。
トイレはウォッシュレットの温水便座付きなのが個人的に嬉しい。

地面が土や芝生ではなく砂利なので、今回は久々の土間スタイル。
というワケで本日のテントはこちら。



お久しぶりfieldoorのフォークテント280プラス。
みんな大好きポリコットンではなく、私が愛しているのは軽量のポリエステル。

過去にポリコットンのテントを持ってた時もあったけど、重いし濡らすと面倒だし、
なんでみんな好きなのポリコットン?!と私には良さが分からず。自分の場合、軽いが正義。

あと、これまたみんな大好き二又ポールが私には重いわ設営難しいわで、
結局同じくfieldoorのカーボン製伸縮ポールを購入し、
わざわざ二又→ワンポールにマイナーチェンジして使用しています。カーボンポール軽いわ~。



最近出番が少なくて冬の3軍テントだったのだけど、

たまに使うと設営爆速だしサイドフラップ付きでメチャクチャ広いのに収納するとスーパーコンパクトで、
”あれ?こんなに良いテントだった?”と毎回惚れ直す、そんなフォークテント280。今は3軍だけど。



本日1品目は相変わらず実家の冷蔵庫シリーズ。



冷凍庫で眠るお刺身貯金を解凍し、ぴちっとシートで脱水させて持参。
ぴちっとシート、ちょっとお高いけど冷凍の刺身の水分が抜けてビックリ美味しくなるのよね。


↑ 多めに持ってきたので、半分はサイコロ切りにして明日の朝ごはんに。

酒はオトウトのお土産にもらった埼玉県 小山本家酒造「金紋世界鷹」



GoToトラベルを機に旅に目覚めたオトウトは旅先でこんな350mlサイズの日本酒を買ってきてくれるので、
ちょこちょこキャンプ場に持参して開封の儀をしております。



ぴちっとシートで包んだお刺身がねっとり美味しい~。
まだまだ冷凍庫にお刺身貯金がいっぱいあるので、当分キャンプの1品目は刺身だな。

次、実家滞在中に賞味期限が切れた納豆を包んだ納豆巾着。
納豆のパックがゴミになるのイヤで、包み作業は家でしてきました。バイクキャンプ、極力ごみを減らしたい。



お腹も落ち着いたので少し散歩。



かじかじテラスから徒歩10分の恋ヶ浜にもキャンプ場があるのだけど、おそらく夏季営業のみ。
設備は古そうだけど、ロケーションは抜群。



しばし防波堤に腰掛けて、ボーっと海を眺めてたそがれタイム。
ああ、やっぱり島はいいなぁ。

再びサイトに戻って焚き火の準備。


↑ コンテナいっぱい300円(今は販売していないよう)

去り行く夕日を見送り、


↑ 西側


↑ 東側

マジックアワーからの星空。




本日のメインディッシュは去年からハマりにハマまっている坦々豆乳鍋。



YOUTUBEから拾ったレシピなのだけど、ピリ辛クリーミーなスープがたまらん!!


↑ すりゴマと山椒を致死量入れると天国にいけます

残ったスープで食べるサリ麺がむちゃくちゃ旨いのだけど、腹いっぱいで2ラウンドでギブアップ。
うーん、毎回食材持ってき過ぎなんだよな…。

鍋に残した宝のスープを明日のお楽しみに就寝。



翌朝。


↑ 見た目アレですけど、これは宝のスープです

鍋の残りのスープを温め、サリ麺(半分)をイン。
なるべく汁少なにして食べきりたいので、サリ麺は別湯でせず麺にスープを吸わせます。

はい、絶対美味しい~。


↑ ラー油をたらしまくってもイタダキマス

野菜と肉から出た旨味と脂のスープがサリ麺のモチモチと絡まってンマー!!
追加でラー油と山椒とすりゴマを足すとさらに幸せ。

昨日仕込んだ丼用の刺身はさすがに食べられないので持ち帰り、自宅の夕食に。
キャンプで食べきれなかった食材は、おうちでの後夜祭になる事が多い。


↑ 同じく持ち帰った納豆巾着も一緒に自宅で後夜祭

そんなこんなでキャンプしまくったお正月休みだった。
来年もキャンプに飽きてませんように…。



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