台湾食い倒れ日記ーローカル列車集集線と日月譚編ー

マホチン

2007年11月27日 14:21

11月15日(木)



嘉義から例のゴージャスバスに乗って台中に移動。

選び放題のゲームから、高橋名人の冒険島、星のカービィ、ゲゲゲの鬼太郎に飽きたところで、
映画『ただ君を愛してる』を観てるうちに台中に到着。

約1時間半、高速道路を通っての移動なのに400円程度。台湾バスすげぇ。
到着するなり急いでホテルに荷物を放り投げ、台中駅へ。

今日の目的は2つ。中央部を走るローカル線『集集線』に乗ること。
そして台湾を代表する景勝地のひとつ『日月譚』に行くこと。

『日月譚』は日本からのツアーでもよく組み入れられている場所。
これまでマイナー路線を突っ走ってきたけど、たまにはメジャーな場所にも行ってみないとね。

まずは集集線に乗って、水里駅までの旅を楽しむ。

この電車、進行方向向かって左側に畳一畳サイズの運転席があるのだけど、
運転席は開けっ放しなので運転する様子が丸見え。運転手さんもお客と話しながら運転してる。

運転席の右側が座席になってるので、進行方向の景色が丸見え。
全ての景色が手に取るように近い。最前列席最高です。



↑運転中(?)の運転手さん。瞬きが長くてヒヤヒヤした((笑))

期待通り、のどかでヤシの木がそびえる南国情緒たっぷりなレールを走り、
列車は山の中の小さな町「水里」に到着。

ずっとバイク音と排気ガスに悩まされ続けていたので、やっぱりこういうところはいいなぁ。
水里駅からバスに乗り換え。

『バスは14時だよ』『切符をあそこで買うんだよ』『ここで降りるんだよ』・・・と、
やたら親切なおばちゃんに教えてもらいながら、バスは山岳地帯を走り、日月譚に到着。

神秘の湖が広がっていた。
1周36km。タクシー貸切だとか、チャーター船とは縁遠く、元気に湖畔を歩いて文武廟まで行く。
湖畔には遊歩道ができていて、ここで弁当を食べたらさぞ気持ちいいだろうなと思う。



歩くこと1時間。文武廟に到着。いましたいました日本人ツアー客。
中に混ざってガイドさんの説明を聞きつつ見学。
帰りは湖に沈む夕日を眺めながらバス停へひたすら歩く。



バス停からは、やたら親切なバスの運転手さんが便宜をはかってくれ、
どうにかこうにか台中に帰って来れた。台湾の人は本当に優しい。

屋台で夕食を済ませ、22時にホテルに帰宅。
この旅で一番安い350元の部屋で、1ベッドをふたりで使用。
1泊だけ、と割り切ってここにしたけど、まるで独房のようだ。

【今日の家計簿】※1元は3.5円

(朝食)ホテルのおじさんにもらったフルーツ
(昼食)原汁牛肉麺、乾麺、蝦捲飯 80元
(夕食)筒仔米糕、青菜、蛋包飯 70元

アイス 15元
フランクフルト 50元
台湾ビール 40元

バス(嘉義→台中) 130元
電車(台中→水里) 113元
バス(水里→日月譚) 49元
バス(日月たん→台中) 200元

宿『東城大旅社』 175元

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