雨季のプーケット旅行記③007の島に行く

マホチン

2019年07月05日 13:40



プーケット2日目の朝。


↑ 見事にどんより

この日は昨日空港でネット予約したツアーのお迎えが7時過ぎに来るため早起き。
朝食は6時半からとの事で、既に水着を着こんでツアーに行く準備万端で朝食会場へ。



朝食自体はフツーによくあるホテルの朝食だけど、
緑に囲まれたオープンエアーな場所で食べる朝食は格別。



朝食を食べる我々の横には、おこぼれを狙う南国の鳥さんがやってきたりと、何だか優雅な朝。


↑ クレー!クレー!とおねだりしてくる

あ、これ美味しい、次あれ取ってこよう、とアレコレ食べていたらあっという間に7時が経過。
ぎゃー!お迎え来ちゃう!と急いで部屋に戻り、トイレに行って歯を磨いてロビーへ移動。

と、突如降り始めるスコール。アワワ・・・、傘傘。

さて、今回予約したツアーはこちら。

James Bond Island & Phang Nga Bay Tour from Phuket

プーケットというと、やっぱりディカプリオの「ザ・ビーチ」で有名なピピ島なんでしょうけど、
雨季で波が高いこの時期、高速船のツアーは絶対キツイなと判断。
海が荒れてる時の高速船て、船がバシバシ宙に浮いて地獄だかんね。
苦労して行ったところで 絵葉書みたいなコバルトブルーのビーチは期待できないしなー。

できれば揺れの少ない大きな船で行くツアーで、波の影響を受けない場所を考えた時、
ラチャ島のシュノーケルツアーがいいかもと思っていたのだけど、
Racha and Maithon Island Tour by Catamaran

「やった事がないからカヤックがいいな」という母親の希望により、カヤックツアーに変更。

こちらのツアーは大きめの船で何島かまわり、奇岩で有名な「007」のロケ地になった島を散策したり、
鍾乳洞をカヤックしたり、船の中でランチしたりするらしい。

というワケで、激しいスコールの中ツアーのお迎えを待つこと10分、20分、30分・・・。
だあ!お迎え来ねーよ!


↑ 退屈すぎて太極拳を始める母

ちなみに私たちの他にもツアーのお迎えを待つ人たちが何組かいたけど、やっぱり皆さんピピ島なのね。
40分待ったところでようやくドライバー登場。や・・・やっと来たよ・・・。
まー、各ホテルをピックアップしながら周るので、あるあるなんでしょうけどね。

我々のピックアップが最終だったようで、7、8人乗りのバンの残り座席は我々の2席のみ。
私ら以外全員ロシア人と思わしき一行を乗せた車は走ること1時間。ようやく港に到着。


↑ 英語のツアーだったので東洋人はごくわずか。ロシア、インド系多し

まずは受付を済ませ、船への案内が開始されるまで待機する事1時間。


↑ コーヒーやクッキー等のサービスもあり


↑ 何だかんだ使ってる、ボラカイで買ったオーシャンバッグ

やっとこさ「じゃ、今から船に案内しまーす!」と案内が始まり、雨上がりの道を桟橋に向かって歩く一行。
ああ、傘ジャマだなー。



さて今回のお船、想像以上にゆっくりなボートで、
毎回アイランドホッピングツアーの際は盛大に船酔いする私も今回は大丈夫そう。
ドリンクやフルーツ、クッキーなんかのサービスもあり、なかなか快適。


↑ 2階がゲストエリア



1階に降りてみると、ナント調理室でオバちゃんたちが揚げ物をしてるではないか。
ええ、ここ調理室ですか?!メシを船内で作ってくれるパターン?!



そんなこんなで浮かれモードな各国の面々を乗せた船は最初の目的地に到着。



ここからロングテールボートに乗り換えてジェームスボンドアイランドに行くらしいのだけど、
全員一緒のボートで移動すると言うてるのに、乗客がマー揃わないこと揃わないこと。

「もう船が出ますよー!出発しますよー!」とスタッフが声をかけているのに、なかなか全員がそろわない。
やっとこさインド人ガールズたちがノソノソと降りてきてようやく出発。に、日本じゃありえん・・・。

それにしてもここのスタッフ、口コミで「スタッフが良い」というコメントが多かったけど、
英語は聞き取りやすいし、ちゃんと説明を入れて的確に仕切ってくれてなかなかえかった。

「もう1回言います!集合時間は12時半。12時半ですよ!」と死ぬほど繰り返してたけど、
まぁ絶対そろわねーだろな。


↑ こちらが上陸のために乗り換えたロングテールボート

さあ、とにもかくにもジェームスボンドアイランドに上陸だす。

ジェームスボンドアイランドと呼ばれる所以は、
言わずもがな映画「007 黄金銃を持つ男」のロケ地である事から。



この地面に突き刺さったような岩が有名なのですが、007は見てないのよねぇ。



浜にはお土産屋さんもあって、ロングテールボートが次々にやってきては大量の観光客を落としていくので、
大自然というよりはザ・観光地となっております。



ベタに岩をつまんでみようとしたけど、意外とピントが難しいのな。
さすがのガイドの兄ちゃん、私たちの手のひらに上手に奇岩を乗せてくれたのでした。



あっという間に滞在時間が過ぎたものの、案の定集合時間になっても全員がそろわず。
ガイドが探しに行って連れ戻し、ようやく出発。


↑ 遅れてもまったく悪びれる事なくヘラヘラしながら登場

長くなったので続きます。

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