寝台列車→ポートランド

マホチン

2015年01月19日 12:00



18時のバスでヨセミテを出発し、
2度の乗り換えを経て、サクラメントから人気の寝台列車「Cast Starlight」に乗車。

Cast Starlightはロサンゼルスからシアトルを35時間かけて結ぶ長距離列車。
ポートランド行きを決めた時、できれば陸路で移動したいと検索して知り、楽しみにしてました。

予約は日本からルーメットという簡易寝台(個室)を予約し、カード決済済。
寝台車利用客には食事やドリンクサービスが含まれています。


↑ こちらはパーラーカー。寝台利用客専用なのか、人が少なかった。

列車は予定の23時59分を15分遅れで到着。

恰幅の良いお髭の車掌さんを期待していたのだけど、アテンダントは若い黒人のお兄ちゃん。
トイレと朝食時間をサクっと案内してもらい、ようやっと腰を落ち着ける。

 

しかしルーメットの広さを勘違いしていたアタシ、ドアを開けるとすぐさまベッドで、
1人が立つのがやっというスペース。スーツケースを預け荷物にするべきだった!

とはいえ寝台列車で寝るのってやっぱりワクワク。秘密基地みたいで、また良し。
あとスプリングあるホテルのベッドよりも、寝台車のベッドの硬さが一番良かった。

こりゃーグッスリ眠れるわと思いきや、1時に撃沈して4時半に目が覚めてしまう。

タブレットを取り出すと、ぎゃー!まさかのWiFiなし!!
今までの電車にはついてたのに!

仕方なく携帯の電波でネット。
(ちなみに携帯は前回契約したTmobileの1日3ドルプランを使用)。

そのまま朝を迎え、念願の朝食。



注文をしようとしたら「ごめん、少し待ってもらえる?」とスタッフに言われ、
ふと外を見ると、停車した駅舎で先ほどのスタッフが喫煙中。

停車駅が限られてるから、タバコを吸いたかったんだねー。

「ソーリー」と言いながら戻ってきた彼にコンチネンタル・ブレックファストを注文。



意外とカットフルーツはヨセミテで食べた物より美味しい。
ヨーグルトは日本の物と違って濃厚で重たく、レアチーズケーキみたい。
スコーンは食べきれず。

結構私たち浮かれてたけど、実は奥に食堂車があって、
そっちの方がメニューが多かったと後で気付いてしまった。がーん。
どうりで人がいないワケだわ。

 

食後はベッドで寝たりパーラーカーで車窓を眺めたり。
1両をこんなに贅沢に使うって凄いなーと思ったり。

パーラーカーではWiFiが使えるはずなのだけど、パスを入れても繋がらず。
周りもネットが使えないと言っていたので、たまたまかしら。

ネットは使えないけどGPSは見られるので、
現在地を確認すると内陸部の国立公園のど真ん中。

え、Coast Starlightって海沿いを走るんじゃないの?



気が付くと思いっきり雪の山岳地帯を走行中。
キレイすぎて寝ていられなくなる。

 

ランチは予約制。危うく放送を聞きそびれそうになり、危なかったー。

今度は先ほど見逃していた食堂車の方へ。
この時は別の乗客のお姉さんと相席。

幾つかあるメニューの中からアンガスステーキバーガーを注文。



野菜が恋しい私、ピクルスの味が嬉しすぎるーーー。
相席のお姉さんも同じものを注文してたけど、野菜&ピクルスにはまったく手を付けずでした。


↑ 母オーダーのミートボール。マッシュポテトの存在感が凄い。

 
↑ デザートはチーズケーキをオーダー。ベリーのソースがゾッとする量と甘さ。

食べ終わって、パーラーカーのサーモンのベーグルの方にすれば良かったかなと後悔。

そして15時半、まさかの定刻でポートランドに到着。




あー楽しかった。

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