ハイ、北海道着きましたー。
ここからが時間との闘い。
札幌駅から発車するホテルの送迎バスは12時発なのですが、何とか先にお昼ゴハンを食べたい。
それもクオリティが高いと言われる北海道の回転寿司で。
ネット情報によると、札幌駅構内という便利な場所に有名店があるものの、
行列が凄まじいらしく、11時のオープン時に行ってもダメ。
ビルがオープンする10時に行って整理券をゲットするのがベストなのだとか。
札幌行きの快速列車は15分間隔。
9時50分着の飛行機が着いたら、マッハで降りて10時の列車に乗りたい。
あらかじめ座席を前方通路側2席にして、新千歳空港の構内マップも確認したものの
残念5分遅延でギリ10時の列車には乗れ~ず。
まあ早めにホームに行ったお陰で、次の列車にゆったり座ることができましたけどね。
うわーい!!雪だ雪だー!!
この時点で既に来てヨカッタ感100%。
車窓からの景色すべてが新鮮。
↑ 北海道の家って、オモチャみたいで可愛いのね
それにしても、この列車だと札幌駅に着くのは10時52分。
そこから整理券をもらっても、12時のバスに乗るには悠長に寿司を食ってる時間はない。
ハイ、次なる手は
「お持ち帰り」 でーす。
近くの回転寿司屋にタクシーで行く事も考えたけど、できれば札幌駅から動きたくない。
ホテルに着くまで、オレは1歩も外に出たくないんだよぅ。
というワケで着きました札幌駅。いやあ都会!人多い。
何でしょう、感覚福岡に近い。広島よりやや都会で、地方感もあって。
ひょっとしてまだ整理券もらってギリ座れるかも、という期待は店に到着してから儚く敗れ、
開店直後にして待ちの人数60ウン組み。ハイ、ムーリー。
根室花まる JRタワーステラプレイス店
私らのような観光客には好都合な立地。札幌駅から1歩も外に出なくて済むのだから。
事前にネットでお持ち帰りができる事は確認済みなものの、
”えーと頼んでいいんだよね”と行列をかき分け店内へ。忙しそうな店員さんをどうにか捕まえ、
「すみません、持ち帰りたいんですけど、時間どのくらいですかぁ」と確認。
内容にもよるが20、30分ほどで包んでくれるらしい。
↑ セットもあるけど、アラカルトも可能!
さあ、選ぶどー!!
うわあ、見た事ないネタも結構あるなぁ。
北海道っぽい高価なネタを中心に選びつつ、マグロやサーモンといったリーズナブルな価格帯も混ぜ、
計14種類をオーダー。2人でかなり真剣に選んだので、自分じゃ選ばないようなネタもあって楽しみ。
20分後に受取り、と確認したのが11時15分。バスの発車まであと45分。
実はもう1軒行きたいところがあった。
それが札幌駅構内のドトール。
なんでもサッポロクラシックの生が呑めるらしい。え、ドトールなのにビール?!
ちょうどバス乗り場にドトールが近いらしく、バス乗り場の確認がてら行ってみましょう。
が、あれ?
ドトールにビール・・・ない・・・?
うーん、先にバス乗り場の確認だ。公式サイトのマップがザックリでちょっと不安だったのよね。
自分のヘッポコぶりが理解できている分、時間早めに行ったりこういう事は慎重に行動するタイプな私。
あれ?バス、どこから乗るんだ?と乗り場が分からず屋外をウロウロしていると、
プラカードを持ったスタッフが、
「ホテル行きの送迎バスをご利用のお客様はこちらでーす」と駅構内へ案内しているではないか。
↑ 受付はこちらでした
それならそうと受付場所を明記してほしい。無駄に外に出てバス探したよ。
早速受付を済ませると、出発の10分前に案内を開始するので集合するようにとの事。
あれ、サッポロクラシック飲んでる時間・・・ないな。
(調べると駅構内にある別のドトールだった事が判明)。
とりあえず友人に荷物を任せ、1人寿司の受取りに戻り、無事ゲット。
急いでキヨスクを探してビールも調達。
何だかんだ札幌に着くなり強歩で動き回り、すっかり汗だく。暑いよ、北海道。
さて、いよいよ出発の時間。ああ、早くバスに乗って寿司食べたーい。
チェックインの5ヵ月前の9月にバス予約をしたせいか、最前列の私たち。
バスが動き始めたところでまずはビールで乾杯。
「さあ!早く寿司を見ようぜ!」とワクワクでオープン!
動くバスの車内でお膝に乗せながら撮ったので写真はビミョウですが、いやあ衝撃的旨さ。
↑ 秘伝醤油熟成鱒いくら、ウニ
↑ 紅鮭すじこ醤油漬け、ずわいがに、鮟肝もろみ醤油握り、消去法でたぶんトロニシン。
醤油が脂まみれになるほど、どれも脂がのりまくり。
炙り本鮪角とろとか、炙りトロサーモン焦がし醤油握りとか、炙り系は特にヤバかったね。
あと鮟肝!!こんなの初めて食べた!!濃厚で旨い。
筋子も口の中で弾ける旨さ。イクラの軍艦よりこっちの方が好みだな。
何といっても一番凄かったのがホタテ。間違いなく人生で一番旨いホタテ。
なにこの肉厚、繊維感、歯ざわり。うっまぁ。
後半は写真を撮り忘れるほど、2人でキャアキャア言いながら夢中で食べまくり。
普段は回転寿司で10皿くらい食べるので14貫は余裕と思いきや、後半はやや消化試合。
ネタが大きいのと脂がしっかりのっているため、腹いっぱいになったと思われる。
時間を気にしながら店舗で食べるより、持ち帰りにして大正解だったかもしれない。
まー車内だといろいろ工夫が必要ですが、見知らぬ札幌の景色を眺めながらの寿司、最高です。
↑ 醤油をこぼしたら一巻の終わり
ようやく寿司を食べ終わり、あとはひたすら雪道を走ること3時間半。
ナニゲにバスが日ハムなのもテンションが上がった!
途中の休憩箇所では雪を触っては大はしゃぎし、
生クリームみたいなモフモフの雪がキレイで、移動中はひたすら雪景色を眺めていました。
それにしてもホテルに着くまでは広島と同じ格好で大丈夫だろと思っていたけど、まさかの暑さ。
エアポート快速の座席はお尻の下が暖かだったし、バスの車内も暖房効きまくり。
PAのトイレも暖房が効いて暖かかったのはありがたかった。
先月常夏のフィリピンに行った時は、クーラーが効き過ぎて震えていたけど、
逆に冬の北海道で、こんなに汗かくの久々ってくらい汗をかきまくっている。