2日目。
香港5回目にしてこの日は足を延ばして初のマカオに行くことに。
前々から母はNHKの「2度目のマカオ」を見て、
「NHKで見たチキンライスが食べたい!あとマカオ大学の学食が食べたい!」と言っていたのだけど、
先日、
「香港からマカオまで橋ができたらしいよ。渡ろうや」
とLINEが届き、見たら1ヵ月前に世界一を誇る長さとなる全長55㎞の橋が完成したらしい。ほえ~。
というワケで、できたてホヤホヤの橋を渡って2日目はマカオに行くことに。
週末はマカオの観光地が混雑することを想定して、着いた翌日の金曜日に行くことに。
しかし情報がない
開通して1ヵ月という事で、本当に橋の渡り方の情報がなく、Google Mapすら橋が載っていないという、
沖縄のレンタカーのカーナビにありがちな海の上を渡る的展開。
いろいろ検索して、公式サイトによると空港行きバスの先にターミナルがあるらしい。
はい、じゃバス乗りまーす。
香港⇔マカオ間、今まで船だと1.5時間のところ、橋の完成によって30分で移動できるようになったらしい。
とはいえ、橋があるのは我々のホテルがある九龍エリアではなく、空港のあるエリアのため、
昨夜1時間かけて移動したルートを再び戻るというちょっとトホホなコース。
ああ、橋の事を知っていたら、直接空港からマカオに行ってマカオ泊も考えたのになぁ、と後悔。
Google Mapではマカオ行きのターミナルの場所が出てこないため、
ひょっとして「百度地図」(中国版Google Map)の方が使えるんじゃねと起動。
↑ ビンゴ~
よしよし、百度地図だとちゃんとターミナルも橋も出てきた。
と思いきや、空港に到着すると我々以外全員下車。
百度地図によると、この先にマカオ行きのターミナルがあるらしいのだけど、乗客はうちらだけ。
↑ 異国のバスで我々だけという恐怖
一瞬不安になったけど、空港の先にありました!香港側のボーダー!
できたばかりでピッカピカのターミナル。
案内係の人もたくさんいて、巨大なタッチパネルを使ったチケット売り場も分かりやすい。
現金が心もとない我々はクレジットカードが使える有人カウンターへ。
香港にしてはビックリするほど愛想の良いオジさんの対応に、
「ねえねえ、サンキューて言うてくれたヨ~」と、日本ではごく普通の接客に喜んでしもうた。
出国は自動ゲートでパスポートを押し当ててピッとするだけで非常にお手軽。
もうちょっと混んでたり並んだりするかなと思ったけど、チケット売り場もバスに乗るまでも至ってスムーズ。
↑ いよいよマカオ行きのバスに乗ります
↑ シャトルバスの車内
しっかり景色を見たいので、隣同士ではなく前後で分かれて座る事に。
↑ あれ?!お母さんどこ?!と思ったら、ちゃっかり最前列で発見
さあ、そんなこんなで出発。車内から結構な近距離で機体が見られて、
空港のターミナルから見るのとはまた違った光景にちょっとおぉぉてなる。
↑ 着陸態勢の飛行機も間近に
はい、そんなワケで全長55㎞の橋の上にのったワケですが、
当然のごとくGoogle Mapは海の上。
そんな中、一般車にはまだ開通していないのか、対向車ほぼゼロという不思議な光景。
走っても走ってもたどり着かない海の上をひたすら走ること30分。
ようやっとマカオに到着!
こちらのターミナルもピカピカ。そしてこの何だかよく分からないだだっ広さ、中国を思い出すなぁ。
こちらの自動ゲートもピッでイケると思ったら、結局ダメで普通に有人の入国審査を通過。
ちなみに香港同様スタンプを押されないパターンでした。
さて、いったん外に出たものの、どこをどう行けば良いのか分からない。
数少ないネット情報だと、ここからフェリーターミナルに移動すれば、
観光地のある各ホテル行きのバスに乗れるのだとか。
とりあえず長蛇の列ができているバス乗り場に並んでみる事に。途中、
「Excuse me,このバスはどこに行くの?」と英語で話しかけられたものの、
「あ、自分もよく分からないんだけど・・・」と情けない回答をするハメに。
しばらくすると大きめのバスがやってきて、動き始める列。
うん、たぶんこれ、フェリーターミナルに行く無料バスだな。
かくしてフェリーターミナルに到着。
カジノタウンとしても有名なマカオ、カジノ行きの無料バスがいろいろ走っているらしく、
とりあえず有名ドコロの観光地に近いグランドエンペラーホテル行きのバンに乗車。
オクトパスカードが使えないマカオでのバス移動は難儀だったので、無料バスはありがたい。
さすがマカオ、煌びやかな建物ばかり。地震がないからこんなの建てられるんだろうな。
↑ グランドエンペラーホテルのエントランス
長くなったので続きます。