ああ、いつまで先月終わったマラソン大会ネタを引っ張っているのでしょう、
旅行記もサクサク終わらせるわよっ。
というワケで、甲州旅3日目の朝。
マラソン翌日のこの日は月曜日。
有休を使って人の少ない週明けの月曜日でフル観光しちゃうぜ。
朝ごはんはB&B宿の朝食。
”朝は絶対パン派”の私。もうツボツボな朝食。
ホカホカごはんに焼き鮭にお味噌汁の旅館メシより、パンとコーヒーが一番嬉しい。
チェックアウトを済ませてまず向かったのは、旅の恒例・工場見学。
本日向かったのはこちら。
桔梗信玄餅 工場テーマパーク
いやあ楽しみにしてました、信玄餅の工場見学。
各製造工程の見学から、店舗で食べられる信玄餅スイーツ、信玄餅の詰め放題等々、かなり楽しそう。
信玄餅の詰め放題について事前にネットで調べてみると、
9時半開始の信玄餅詰め放題の整理券をゲットするために早朝から並ばなければならないらしく、
週末などは6時頃からもう人が並ぶらしい。嘘だろ?!そんなに詰め放題したい?!
まあ今日は平日だし、さすがにそんなに並ばないだろうと7時半に工場に着くと、既に駐車場はいっぱい。
別の駐車場に停めれと警備員さんに誘導され、奥の駐車場へ。
220円で詰め放題求めて朝からこんなに人が並んでいるとは思わなんだ(←お前もな)。
整理券の配布開始時間は明確には決まっていないという事で、早く始まれ~と願いながら待つこと30分。
ようやくはるか先の列が動き始め、やっと整理券もらえる~とホッとしたのもつかの間、
「あと10名様で終了でーす!」と言われてヒィィィ!!幸いギリギリで整理券をゲットできたものの、
私らの少し後ろで並んでた方々はお気の毒でした。あ、あぶなかった・・・。
私たちの番はかなり後半らしく、「11時頃お戻り下さい」との事。
9時前で工場見学すら開始されていないので、先にオープンしているワイナリーに行くことに。
時間的にワイナリーに行けるのは2、3軒が限界だなと考え、まず向かったのはこちら。
まるき葡萄酒 ワイナリー
日本最古というこちらのワイナリー、
信玄餅工場からも近く朝8時半から営業しているのでちょうど良かった。
本日の運転手役を快く引き受けてくれた元同僚のお陰で、早速何種類か試飲をさせてもらい、
私にしては珍しくスイートな赤を購入。
こちらお店は2階が眺めの良いサロンになっているとの事で覗いてみると、
バーカウンター付きのステキなサロン!!
テラスからは見事なぶどう畑ビューが!!え、なにココ。無駄に景色良くありません?(褒めてます)。
ぶどう畑の中にチョロチョロ動く羊も見えて、なんとも贅沢な空間。
続いてもう1軒ハシゴ。
フジッコワイナリー
ここは2階の試飲スペースが景色も良くてゆっくり楽しめるとGoogle Mapのクチコミにあったのだけど、
本当に広いスペースに色々なワインが自由にテイスティングできるようになっているので、
自分のペースであれこれ試せるので楽しかった。
↑ お店の方に注いでもらわなくていいので、気がラク
昨日マラソン会場で試飲させてもらった「クラノオト」を再びイタダキマス。
無濾過の濁りワインは飲み進めるうちに味わいも変化していくのだそう。
よし、これは正月の実家用だな。
↑ ブルーのボトルも良い
この価格帯にして ”うわあ、美味しい” と思ったのがこちらの「ルージュ」
「これ美味しいですねぇ」とお店の人に言ったら、
樽に入れない事で安価に作れているのと、ホテルに卸している事からあまり価格を上げられないとか。
友人へのお土産も含めて2本購入。
あれ、この時点でワイン5本目。やべ、新幹線に乗れるのかしら。
フジッコワイナリーの試飲コーナーからもワイン畑の絶景が見え、
色々なワインをちょっとずつ飲めてあ~幸せ。
なんでも昨日のマラソン後はもの凄い人だったようで、
やっぱり同じ旅するのでも休日と平日で全然違うよなぁと改めて思った。
いい時間になったので、信玄餅工場にバック。
駐車場にはツアーバスも加わり、さらにすごい人混みになってました。今日、平日だよねぇ・・・。
さて、まずは信玄餅工場の見学開始。
ライン好きの私、今日は平日だから機械も動いてるし、ワクワクするぜぇ~。
これはアレか、あの黒蜜か!!
信玄餅工場、思ったよりかなり人の手が残っていたのにまず驚き。
よく行くビール工場見学だとほぼ機械だけど、ここは多くの人の手が加わっていて見ていて面白い。
そしてベルトコンベアの上を走る大量の信玄餅の可愛さときたら、あー!いつまでも見ていられる。
↑ ラインをトコトコ流れる信玄餅ちゃんたちが可愛すぎる件
何といっても凄いのは、信玄餅を包む職人技。
↑ 高速で信玄餅を包んでいく人たち
でもコレ、見てる方は楽しいけど、
毎日毎日大勢の人に見学される職員さんたちは精神に支障をきたさないのだろうか。
続いて信玄餅棒の製造過程も見学。
生地を伸ばして、切って、揚げて、黒蜜を絡める一連の工程を見学。
一緒にいた元同僚が若干引くほどテンション上がり続けてたわ、私。いやあ、楽しかった。
ついでに信玄餅包みも体験。
↑ こんなキットになっている
体験料390円には信玄餅4個分が含まれているので、普通に買うより安い。
説明を受けて信玄餅を包んで箱にシールを貼って、うわあい!アタシが作った信玄餅が完成。
↑ ちょっと嬉しい自分が包んだ信玄餅
カフェコーナーで信玄餅ソフトも食べて、
最後に信玄餅を詰め放題して終了。
写真を撮るのを忘れたけど、私の10個というのは、全然詰めれてない方だと思う。
いやあ、信玄餅テーマパーク楽しかった。ネズミーランド行くより断然楽しいわ(※個人の感想です)。
さて、帰りも富士山をたっぷり拝んで帰るとするか。
↑ 車中から見る富士山から既に凄い
初日にほとんど見えなかった富士山が、昨日は頭から体が徐々に見えてきて、
今日はすそ野までキレイに見えて、徐々に近づいている感覚。
まず向かったのは忍野八海。
いやあ、何が驚いたって、ここは中国ですか?
こんなに人口密度多い場所、久しぶりに来たわ。
↑ 私のコンデジではこれが限界の逆さ富士
この人の多さ、これが土日だったらどうなるんだろう。
続いて長池親水公園から富士山を拝み、
さらに山中湖パノラマ台からススキと富士山を写真に収めてフィニッシュ。
本当の絶景を前にすると、全然写真がうまく撮れなくて歯がゆいですな。
本当は山中湖周辺のお店でランチをしようと思っていたのだけど、新幹線に間に合わないため断念。
ランチをパスしても予定していた新幹線にはギリギリ間に合わないため、1本次の列車にする事に。
当初は不要かなあと思ったけど、
EXカードを作っていたお陰でスマホから直前の時間変更もできて便利だった。
まあ、新幹線に乗る機会自体がそうそうないので、来年の更新はしないと思いますけどー。
ワインが5本入った重いスーツケースをヒーコラ引きずり、
↑ 国産ワインてなかなか呑む機会ないよね
新富士駅で買った「富士山溶岩弁当」とビールを呑みながら富士山に別れを告げます。
というワケで、甲州フルーツマラソンがきっかけで実現した初めての甲州旅行(富士山登頂はしたけど)。
ひたすらぶどう畑ビューの中を走り続けた勝沼では景色とワインを満喫し、
お寺泊(宿坊ではなく民宿)や明治時代の建物をリノベしたB&B泊も良かったし、
何といっても富士山てあらためて大きいんだなー、日本一なんだなーと実感した旅だった。
チョイチョイ沖縄や海外には行っているのに、東海地方て本当に来る機会がなかったのよねえ。
去年の西ノ島といい、マラソンきっかけで普段はあまり行かない場所に思い切って来れているのだけど、
肝心のマラソンがまったく趣味になっていない、というかまともなウェアさえ持っていないというね・・・。
ちなみに今回の旅行代、新幹線はEXカードを使って最安値にしたし、
宿も5,6千円の民宿に抑えたというのに、トータルの出費がまさかの82,000円。
アガガ・・・思ったより金つこてるやん、と思わずエセ関西弁に。
といいつつ、その4日後再び金曜日に有休を使って沖縄に飛ぶのですけどね。
いいの、沖縄はマイルでタダだから。