親連れて高雄に行ってきたよ⑥スーパー、博物館、牛肉麺

マホチン

2020年02月09日 12:00



高雄3日目。

昨日はほとんど眠れなかったけど、この日は爆睡。
7時前から既に腹ヘリで朝食ビュッフェへ。


↑ うーむ。やはりここの朝食はイマイチ触手が動かない((けど、芋は旨い)。

食後はベッドで横になり、Google Mapで各所の営業時間を確認し、今日行く場所のルートをネリネリ。

外出前に「今日は掃除に入ってもらうから、片付けて!」と指示し、
出しっぱなしの物をバッグにしまい、洗面台の小物をまとめ、床のタオルを1カ所にせっせと集めた。

なんだろう。ハウスキーパーさんに”このジャパニーズの部屋、きったねーな””と思われるのが怖くて、
毎回掃除をしてもらうための掃除をしてしまう。

博物館の開館まで少し時間があったので、愛川をテクテク歩いて先に恒例のスーパーをパトロール。
この日は風が激し過ぎて、半袖+薄手のパーカーでは既に全身鳥肌。

1月の高雄は台北より温かく雨も少ないと聞いていたので日本の5月を想定して来たのだけど、
思ったより全然寒いわ半袖そんな居ないわ、ダウンを着た地元人が意外と多いのに驚いた。

あまりの寒さにオトウトにダウンを取りに行かせ、ノースリーブ+ユニクロのダウンでちょうどいい感じ。
そんなこんなでスーパーに到着。

全聯福利中心 高雄鹽埕



我々が滞在するホテルから1番近いのだけど、思ったより規模ちっさめでお目当ての胡椒は買えず。

以前台北で買った胡椒、大粒で香りもスパイシーさもパンチが効いて、鬼のようにかけまくっている。
今回の旅で多めに仕入れようと思っていたのに、ないのは残念だ。

さほど気になるものもなかったので、無難にお買い上げ。


↑ 麻婆豆腐、本格的なお味で美味しかったよ

一方、母は台湾産らしいワインを発見し、試しに1本お買い上げ。
夜ホテルの部屋で少し飲んだけど、ドイツのポートワインのような甘い系のヤツで、
ほぼ彼女が1人で全部飲み干していた。


↑ 珍しい台湾産ワイン

さて、開館時間になったので博物館へ移動。

高雄市立歴史博物館



日本統治時代に建てられ、高雄市役所を経て現在は高雄の歴史を伝えるこちらの建物、
壁面の色合いから建具まで昭和レトロでとても美しい。



台湾総督府とか東京駅とか、戦前に建てられた洋風建築って何でこんなにオサレなのかしら。
入場は無料。全部で3階だったか4階だったかまで展示が並び、なかなかのボリューム。


↑ 二二八事件で殺戮の現場になった当時を伝える模型

台湾の歴史は日本の歴史でもあるので、当然日本語表記があると思い込んでいたのだけど、
解説は現地語と英語の2種のみだった。

興味のあるところだけ英語をふんわり読んで、あとはサァァァっと展示を見るだけでもまぁ歩くだけある。
各階のトイレは博物館とは思えないほど凝っていたし、入館者より圧倒的にスタッフの方が多いしで、
無料で見学できる施設にしては結構お金かかっている気がする。



博物館を出た後は早めの昼食。父のリクエストでお昼は麺。

港園牛肉麵



以前1人旅で来たことがあるようなないような・・・。
オーダーは簡単。入り口でオバちゃんに日本語で「汁アリー?汁ナシー?」と聞かれ、2つずつ注文。
「キュウリハー?」「あ、はいお願いします」とオール日本語で注文して前払い。

キュウリを受け取って着席。


↑ 旨いな、キュウリ

そういえば半年前の台中旅では麺食べていなかったな。
台湾に来たら小籠包ばっか食っちゃうから、麺てあまり食べないのよね。


↑ 汁あり

台湾で食べる牛肉麺てどんな味だったっけと思いながら1口目ズバババー。
あ、何だろうコレ。肉うどんだ!肉うどんだよ、奥さん!

半分ほど食べたところで卓上の辛み調味料を投入。
ちと入れ過ぎて鼻水が止まらなくなったけど、辛くしても旨い。

港園牛肉麵を出たあとは、ちょうど近かったので昨日も訪れたパイナップルケーキのお店をリベンジ。

微熱山丘 高雄駁二特区ブランチ



数年前の高雄旅でも訪れたパイナップルケーキのお店。
お目当てはパイナップルケーキまるまる1個試食&お茶のサービス。

微熱山丘のパイナップルケーキは高級過ぎてバラマキ土産には向かないものの、
サックリしたクッキー生地が美味しくて好み。

昨日は試食行列ができ上っていたので断念したけど、今日は開店直後ですんなり入店。
微熱山丘のパイナップルケーキ、わーい!と思いきや、あれれ・・・。



いつものパイナップルケーキと違うじゃん、と思いHPを確認するとニューイヤーケーキらしい。
1つはパイナップル、もう1つはりんごかしら。頭がトゲトゲしている方が旨いという事で全員意見が一致。

美味しかったけど、やっぱり通常のパイナップルケーキの方がいいな。
というワケで母は通常版を1箱お買い上げ。ぎゃー!バッグ可愛いんですけどー。


↑ 干支にちなんでネズミバッグ

そういえば前回微熱山丘でもらったバッグも旅行やらなんやらで活躍したな。

1度購入して店を出た母、「あ、やっぱりもう1箱買っとく」と店に戻ったところでオトウトが
「そんならその間に昨日のドーナツ、もう1回買いに行ってくる」と性懲りもなくドーナツを買いに走り、
昨日しこたま虫に刺された公園で再び彼らが戻ってくるのを待つことに。

結局「まだ開いてなかった・・・」と残念な結果で終わるも、地下鉄駅に向かう道すがらでパン屋を発見し、
「ちょ、見てきていい?」と母とオトウトはキャッキャしながら入店。


↑ 私は外で待ちますよ・・・

ニコニコで手にしていたのは巨大なパンとエッグタルト。
それを店の前で食べ始め、ペロリ完食。スゲェ。



ここで母親とはいったんお別れ。
実は博物館に入る前、お隣の音楽堂でコンサートのポスターを発見した母。

「今日のお昼からやってるらしいよ。これ見に行きたい~」と言い出し、
「あーハイハイ。1人で行けばぁ?」と言ったら、本当に1人で見に行くことになってしまった。

母のメモを見ると、会場となる場所は最寄りの地下鉄駅から徒歩1人とアクセスしやすく、
現地Simの入ったスマホも持っているので母1人でも大丈夫かもしれない。

問題は入場料が分からない事。
コンビニでもチケットが買えるらしいけど、会場で直接当日券を買う方が簡単かもしれない。

という事で、クレカが使えない場合を想定し、なけなしの現金1,000ドル(約3,600円)を母に渡し、
万一携帯が通信不能になった場合を想定して、最終的にホテルに戻ることを確認。

「とにかく車にだけは気を付けてね」と念押しし、母の背中を見送ったのだった。

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